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2012年3月24日 (土)

「生きてるものはいないのか」

Ikiteru 監督の石井岳龍って誰?と思って調べてみたら石井聰亙のことだった。
 どんな心境の変化があったかは本人以外知る由もないが、自分としては石井石井聰亙の名前でいて欲しかったと思う。
 そんな彼の新作は、病院に併設された大学で、突然、次々と原因不明のまま死を迎えていく人々の様子を描いている。
 こう聞くと、ここ最近出てくる最近パニックものかと思いきや、そんな明確なものは何もなく、とりあえず憶測では色々考えられるのだけど実際の原因はわからないけど、人がバタバタ死んでいくというもの。
 恐怖物かと思っているとそうでもなく、よくわからないどうでも良さそうな不条理な会話劇が延々と続いていくのだ。
 正直、好き嫌いがきれいに分かれる映画だが、自分は滅茶苦茶面白かった。
 妙な会話のテンポが心地よくコントを見ている感じだった。
 さらには、突然よくわからない死が近づく怖さもリアルだった。
 確かに普通だったら、原因究明の解説係が出てくるのだが、普通の生活ではそんな都合のいいものは存在しない。
 よくわからないけど危険な状況がビンビン伝わってくる。
 更に映画を観ている観客にも全く状況がわからないので、物語の先行きがわからない。
 そのため上映が終わるまで緊張したままで疲れてしまうのだ。
 会話と音楽の融合していて、会話さえも音楽に思えてくる。
 監督のやろうとしていることはわかるし、成功はしていると思う。
 出演は染谷将太、高梨臨、白石廿日、村上淳など、大学が舞台なので若手多数だが全員良い味を出している。
 「五条 霊戦記/GOJOE」以来およそ10年ぶりの監督作品だが、名前も変わって映画も良い意味で変わった気がする。
 今後の作品も期待してしまう。
 でも、やっぱり名前は前のままがいいな(しつこい) 

参加してます。よろしくで~す

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