「顔のないスパイ」
かつては、「アメリカン・ジゴロ」、「愛と青春の旅だち」、「プリティ・ウーマン」等、話題作に出演していたリチャード・ギアだが、ここ最近は微妙な作品ばかり出演しているような気がする。
「HACHI 約束の犬」に出演した時も何故?と思ったし、せっかくの出演作も、日本では何故か小規模公開だ。
ひょとして、今は名前で呼べない俳優になってしまったのか?
「顔のないスパイ」も宣伝は、彼の名前を前面には出していない。
いやもっというと、映画そのものが地道に公開されている。
若きFBI捜査官と引退した元CIAエージェントが手を組み、死んだはずの旧ソ連の伝説のスパイを追うと言う話だ。
当然、リチャード・ギアは、元CIAエージェントの役だ。
若造とベテランのベタなバデイー物と思わせて、実は意外な展開→さらにどんでん返し…という話は面白いはずなのに、実は期待した程面白くなかった。
テンポが悪いのと、話展開が読めてくるのに、それでも面白いと思わせるものがなかったからだと思う。
それに微妙にいい話っぽいところにツッコミ所もあったりするので。
だけど、かつてのリチャード・ギアが出演している「ジャッカル」を思わせるものがあって嫌いじゃない。
監督は3時10分、決断のとき」「ウォンテッド」の脚本家マイケル・ブラントで、これが初監督作品らしい。
結局、これもリチャード・ギアの出ている微妙な映画の1本になりそうな・・・。
参加してます。よろしくで~す
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