2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「顔のないスパイ」 | トップページ | 「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」 »

2012年3月 4日 (日)

「戦火の馬」

Worhorse 第一次大戦前夜のイギリスの農村。
 貧しい農家にひきとられた一頭の美しい馬は、ジョーイと名付けられ、この家の少年アルバートの愛情を一身に受けて、賢く気高い名馬へと成長する。
 しかし、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、英国軍の軍馬として戦場に送られる。
 やがてジョーイを中心に、数奇な運命による様々な人間たちの出会いと別れが交錯していく…。

 ちょっと前に「マイウェイ 12,000キロの真実」を観てしまったので、似たような話に新鮮を感じなかった。
 大変タイミングが悪い。
 監督がスティーヴン・スピルバーグだし、撮影がヤヌス・カミンスキーだし、音楽がジョン・ウィリアムスだし、これだけ揃えば面白い映画へのリーチはかかっているはずなのである。
 確かに、普通に面白い。
 しかし、残念なことにスピルバーグの映画には常に高度な要求をしてしまう。
 もちろん、そんなことをしていたら、面白さのインフレ化状態だが、スピルバーグはそれに答えてきた。
 だから過度な期待をしすぎてしまうのだ。
 普通に面白いけど、スピルバーグの映画なのでもうちょっと何かあるかなと思ってしまった。
 正直、要所要所のエピソードは泣かせたり、笑わせたり盛り沢山なのに、全体を通して見ると、話がブツ切れっぽいところもあり、あえてそういう演出なんだろうど、もう少し流れが欲しかったところだ。
 馬の描き方には申し分なく、馬のアイドル映画があればトップだと言える。
 馬にもかかわらず人間臭く、男気のかっこよさみたいなものが感じられるのも良い。
 戦争シーンは「プライベート・ライアン」みたいなのを期待していたら出血は少なめで、一応ディズニーも絡んでいるので仕方ないのかもしれない。
 悪人らしい悪人が出ていないのも特徴。
 出演はジェレミー・アーヴァイン。エミリー・ワトソン。
 しかし、この映画は人間の出演者よりも馬であることは言うまでもない。
 
 
 

  参加してます。よろしくで~す

人気ブログランキングへ   

« 「顔のないスパイ」 | トップページ | 「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「戦火の馬」:

» 戦火の馬/War Horse [LOVE Cinemas 調布]
マイケル・モーパーゴの手による同名小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第一次世界大戦を舞台に、一頭の馬と青年との友情、そしてその馬の辿る数奇な運命を描いた感動物語だ。主人公の少年を映画初出演となるジェレミー・アーヴァインが演じている。共演にエミリー・ワトソン 、デヴィッド・シューリス、 ベネディクト・カンバーバッチら演技派が揃う。... [続きを読む]

» 映画「戦火の馬」感想 [タナウツネット雑記ブログ]
映画「戦火の馬」観に行ってきました。イギリスのマイケル・モーパーゴ原作の児童小説を、スティーブン・スピルバーグが実写映画化した作品。物語最初の舞台は、第一次世界大戦前夜... [続きを読む]

» 『戦火の馬』 アメリカは壊れているか? [映画のブログ]
 アメリカはずいぶん変わった。  2011年公開の『ワイルド・スピード MEGA MAX』を観て、私はそう感じた。  私の好きなアメリカ映画は、たとえば『大いなる西部』(1958年)や『大脱走』(1963年)である。 ...... [続きを読む]

» 戦火の馬 [風に吹かれて]
出逢った人達に愛されて 公式サイト http://disney-studio.jp/movies/warhorse原作: 戦火の馬 (マイケル・モーパーゴ著/評論社)監督: スティー [続きを読む]

» 映画『戦火の馬』 観てきてボロボロに泣いた~っ [よくばりアンテナ]
特に観たいわけじゃなかったんだけど、いや、時間もあったから。 そしたらもう泣けて泣けて。 めっちゃ感情移入してしまうんですよ・・・・馬に イギリスのある農家で暮らす少年アルバートのもと...... [続きを読む]

» 戦火の馬 [to Heart]
原題 WAR HORSE 製作年度 2011年 上映時間 146分 原作 マイケル・モーパーゴ 脚本 リー・ホール /リチャード・カーティス 監督 スティーヴン・スピルバーグ 音楽 ジョン・ウィリアムズ 出演 ジェレミー・アーヴァイン/エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス/ピ...... [続きを読む]

» 「戦火の馬」 お馬さん版「マイウェイ」、ではない [はらやんの映画徒然草]
類いまれな資質をもって生まれたサラブレッド、ジョーイ。 そしてジョーイに愛情を注 [続きを読む]

» 戦火の馬 [映画とライトノベルな日常自販機]
★★★★☆“終盤の指笛は鳥肌モノです!”マイケル・モーパーゴが1982年に発表した同名小説を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化した作品です。 テッドは足が悪く、常に酒瓶を離せないでいます。そんな父のことを母のローズはアルバートに“彼はアフリカでの戦争で自らが負傷しながらも、負傷した仲間を助けたことで勲章を受けたが、そのことを誇りに思うよりも、人を殺してしまったことを悔やんで苦しんでいる。でも彼なりに立ち直ろうと努力している”と語ります。 勇敢だと褒められたことよりも、戦争で人を殺してしまったこ... [続きを読む]

» 戦火の馬 よく出来すぎていて感動するのをうっかり忘れかけた、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ` [労組書記長社労士のブログ]
【=14 -0-】 今年はどうしたんやろう、我が家、ちっとも試写会が当たらない・・・アダッ(゚...゚;)Θミ。 予告編の段階ではあまり食指が動かず試写会が当たったら見るのになという感じだったけど、評判がいいのでついつい見に行ってみた「戦火の馬」。   第一次大戦前夜のイギ...... [続きを読む]

» ■映画『戦火の馬』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
スティーブン・スピルバーグ監督がまったく新しい視点から描いた戦争映画『戦火の馬』。 戦争に徴用された軍馬の目線を通し、戦争に携わる一般の人びとの悲哀や、戦争の愚かさ、人間と動物の愛、一般の人びとの暮らしの美しさなどを描いています。 超エンタメ路線の『タンタ... [続きを読む]

» 馬が繋ぐもの [笑う学生の生活]
8日のことですが、映画「戦火の馬」を鑑賞しました。 翻弄される馬の軸から見る第一次世界大戦 馬 ジョーイがさまざまな人の手に移っていく その各々のエピソードからなる構成で もう クラシック映画のような風格があり 丁寧なしっかりとした作り ストーリーやエピソ...... [続きを読む]

» 映画「戦火の馬」子供向け?おとぎ話のような出来上り [soramove]
「戦火の馬」★★★☆ ジェレミー・アーヴィン、エミリー・ワトソン、 デヴィッド・シューリス、ベネディクト・カンバーバッチ出演 スティーヴン・スピルバーグ監督、 118分、2012年3月2日公開 2012,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン (原題:WAR HORSE ) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい← 「映画製作... [続きを読む]

» 戦火の馬 [映画的・絵画的・音楽的]
 『戦火の馬』を吉祥寺オデヲン座で見ました。 (1)この映画は、“おすぎ”が、『週刊文春』の映画欄で、『ヒューゴの不思議な発明』を酷評するのとは反対に、下記(3)で触れるようにすごく高く評価していたところ、実際には『ヒューゴの不思議な発明』が素晴らしい出来栄え...... [続きを読む]

» 映画「戦火の馬」 感想と採点 ※ネタバレあります [ディレクターの目線blog@Seesaa]
映画『戦火の馬』(公式)を先週平日のレイトショーで劇場鑑賞。 採点は、★★★☆☆(5点満点で3点)。100点満点なら50点にします。 ★記事の続き(詳細)は、下記をご訪問くださいませ! http://director.blog.shinobi.jp/Entry/3493/ ★Seesaaブログにトラックバック…... [続きを読む]

» シネトーク105『戦火の馬』●スピルバーグ、久々の会心作なのは間違いない! [ブルーレイ&シネマ一直線]
面白い映画には愛を捧げ、そうでない映画には鉄槌を下す てるおとたくおの ぶっちゃけシネトーク ●今日のちょい気になることシネ言 「やっぱり『はやぶさ』の映画を3本も作るこの無意味さ」 シネトーク105 『戦火の馬』 WAR HORSE... [続きを読む]

» 【映画】戦火の馬 [映画鑑賞&洋ドラマ スマートフォン 気まぐれSEのヘタレ日記]
JUGEMテーマ:洋画nbsp;平日にも関わらず、友人に誘われた勢いを借りて見に行くことにしました!! 見たかったんですが、他の作品を優先しているケースが多いため今に至ります。 この作品はアカデミー賞にノミネートされた作品でスピルバーグ監督作品す^_^ この映画の主役はあくまで馬のジョーイ。 アルバート少年が育ててたのだが、戦争がはじまり、軍馬として売られてしまい、戦争に巻き込まれてあちこちと点々とすることになる。 アルバートはジョーイに会うために戦地におもむくのである。 こんな感じですね... [続きを読む]

» 映画『戦火の馬』を観て [kintyres Diary 新館]
12-25.戦火の馬■原題:War Horse■製作国・年:アメリカ、2011年■上映時間:147分■字幕:戸田奈津子■観賞日:3月14日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷)□監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ◆エミリー・ワトソン(ローズ・ナラコット)◆デヴィッド・シューリス(ラ...... [続きを読む]

» 映画:戦火の馬 [よしなしごと]
 スティーヴン・スピルバーグ監督作品だし予告編もすばらしい。期待に胸をふくらませますが、それだけでなく試写会で見た人みんなが感動している。ただ期待しすぎると裏切られるのも常。期待しつつ期待を押さえるのが苦労した作品、戦火の馬の記事です。... [続きを読む]

« 「顔のないスパイ」 | トップページ | 「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」 »