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2012年2月22日 (水)

「メランコリア」

Merankoria 手持ち撮影で酔う。

 話が暗い。

 デートに向かない。

 ラース・フォン・トリアーの映画は人の気分をブルーにさせたら世界一といっても過言ではない。
 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は視覚的・精神的に気分が悪くなり、当時のダメ映画のトップであり、この映画と小林政広の「白夜」で体調を崩した人は多いはず。
 何が悲しくて映画館で金払って不愉快な気分になって、体調を崩しにいかなければならないのか?
 これはもう完全にM体質でないと無理!
 しかし、自分はそれでもラース・フォン・トリアーの映画を観にいっている。

 それは何故か?

 世間的に評価が高いから。

 かっこいい映画ファンと思われるためには、こういう映画を観て何か語れないといけない。
 まあ、もう見栄っすよ、映画ファンの。

 巨大惑星の異常接近によって終末を迎えるかもしれない地球で、一組の姉妹とその家族を描いている。
 話は「序章」「第1部 ジャスティン」「第2部 クレア」の3部構成になっている。
 「第1部 ジャスティン」では、自分の結婚式で情緒不安定の新婦ジャスティンが、周りの人に迷惑かけまくり。
 「第2部 クレア」は、ジャスティンの結婚式から7週間後で、地球に異常接近する惑星メランコリアが5日後に通過するので、地球に衝突するかもしれないと不安になっているジャスティン姉のクレアを中心とした話。
 ジャスティンは情緒不安定というか単なるドキュンでしかなく、彼女の母親も娘の結婚式で雰囲気を悪くするようなスピーチをぶちかまし、この親にしてこの娘ありの状態。
 見ていて不愉快極まりない。
 しかし、それはクレアの目線であり、話が進むにつれてジャスティンの情緒不安定が自分のことのように思えてくる。
 そして、それが姉妹の立場の逆転に繋がってくるのだ。
 精神的な圧迫と、それが理屈ではなく直観的に伝わってくる。
 相変わらず人をブルーにさせる。
 だからこそ不愉快極まりないのだが、それは策略敵なものであり、そう感じる=成功であると言えるだろう。
 やりすぎると、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のように不快さだけしか残らなくなってしまうが、この映画はそれに比べたら、ボーダーラインが極めて低いせいか、良く思えてくるのだ。
 だけどやっぱり、この監督の映画は好きになれない。
 生理的に合わないのだ。
 主演は「スパイダーマン」「マリー・アントワネット」のキルステン・ダンスト。
 共演にシャルロット・ゲンズブール、アレキサンダー・スカル スガルド、キーファー・サザーランド。
 キルステン・ダンストは相変わらず不細工だが、このキャスティングも人を不快にさせる演出か?
 とりあえず裸を見ることができるのでOK…なのか?
 こんな「妖星ゴラス」のパチモンような企画なんて、普通なら速攻ででボツになりそうだが、通ってしまうのは監督の知名度によるものが大きいかも。
 

  参加してます。よろしくで~す

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