「無言歌」
昔、「テレーズ」というフランス映画があった。
修道院の話で、音楽なし。
物凄く静かな映画で、普段は気にならない衣刷れの音さえもよく聞こえる。
当時は感受性が豊かだったのか、大変感動した覚えがある。
しかし、今、あの映画を観たらどうだろう?
下手したら爆睡する可能性は極めて高い。
「無言歌」は、「テレーズ」を思い出させるくらい静かな映画である。
音楽なし、セリフは極めて少ない。
さらに引きの絵が多く、登場人物も似たような小汚い格好なので判別が難しい。
話は、1960年の中国・反右 派闘争の時代に、ゴビ砂漠の収容所に送られた人々の悲劇を描いたもので、とにかく暗い。
娯楽的要素は全くの皆無だ。
監督のワン・ビンは、ドキュメンタリー作家として世界的な人で、この映画が長編初監督作品らしい。
だから、この映画を面白いと言えるのがかっこいい映画ファンなのだろう。
しかし、自分は全く無理!
かっこいい映画ファンでなくてもいい。
つまんね~。
すいません、この映画はもう無理だわ。
眠らないようにするのが精一杯!
でも「キネマ旬報」もでベストテンの4位じゃないですか!!
何故?
自分の映画を観る目がなかったかなあ。
参加してます。よろしくで~す
« 「地球防衛ガールズ P9」 | トップページ | 「白夜行-白い闇の中を歩く-」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント