「アフロ田中」
のりつけ雅春の漫画を映画化。
ノリで高校を中退し、自由を求めて上京、しかし、何者にもなれないアフロヘアの青年が、彼女を作ろうとするが空回り!
面白い!
笑える。
小心者で不器用な男の心理状態が物凄く具体的にリアルにモノローグに出ている。
また、それを絶妙なタイミングとイメージ映像でガンガンテンポよく見せている。
特に女と二人きりだと間がもたないとか、何を話していいかわからないとか、正にあるある状態で、確かにメアド交換したところで、その後どうするの?メール何書けばいいの?と思ってしまうのだ。
また、あまりにもハイスペックの女性には最初からあきらめるとか、類友というべき低レヴェルの友達の中でも変なライヴァル意識があるというのも、誰しも大なり小なり持ち合わせているものだ。
そして、この妄想爆発男を色男である松田翔太が、アフロヘアーで真面目に演じているのが最高に笑える。
特に本編前に「ライアーゲーム-再生-」の予告編でかっこつけた松田を見てしまった後だと、更にそのギャップ笑える。
共演の佐々木希(B80-W58-H82)が目茶苦茶かわいいが、原幹恵(B94-W61-H88)と美波(B81-W60-H86)も捨て難い。
しかし、辺見えみり(B85-W58-H87)が田中の母親役で出てきたのに驚き!
普通のおばちゃんだけど、かつてのアイドルも、こういう役を演じる年齢になってしまったわけやね。
監督は本作が初商業映画の松居大悟。
面白かったけど、妄想男子系の話は「モテキ」の後だと、どうしても二番煎じのイメージになってしまう。
ちょっとタイミングが悪かったかな。
参加してます。よろしくで~す
« 「忍道-SHINOBIDO-」 | トップページ | 「TIME/タイム」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「アフロ田中」:
» No.309 アフロ田中 [気ままな映画生活]
「ビッグコミックスピリッツ」連載ののりつけ雅春による人気コミックシリーズを実写映画化。彼女いない歴24年(=年齢)のアフロヘアの青年・田中広が彼女を作ろうと奮闘する姿を ... [続きを読む]
» 「アフロ田中」 もんもん、もやもや [はらやんの映画徒然草]
予告で観た松田翔太さんのアフロっぷりが弾けていて興味を持った作品。 彼は端正な顔 [続きを読む]
コメント