「日本列島 いきものたちの物語」
どういうわけか、ここ最近は動物のドキュメンタリー映画が多い。
そういう映画を作らなければならないのかどうかはよくわからない。
技術的にデジタル上映が可能になったからというのは極めて大きいかもしれない。。
ドキュメンタリーは物凄い時間の撮影をする。
フィルムで撮影しようものなら、その費用は莫大になってしまう。
そう考えると、HDでの撮影→上映ができるようになったことは極めて重要なことなのである。
この映画は、日本各地の美しい自然を背景に、ニホンザルやイノシシ、ヒグマ、キタキツネなどを撮影し、家族愛をテーマにまとめている。
貴重な映像だし、大画面で動物の細部を見ることができるのは極めて重要だと思う。
だけど、残念ながらそれ以上のものがない。
いや、それが売りだと言われればそれまでなのだけど、昨今はテレビも高画質だし、1日中動物のことばかり放送しているアニマルプラネットもあるし、せめて劇場でお金を払って観るので、何か違うものが欲しいところ。
だけど、他がテレビ番組の延長なので、そう考えるのは高望みか。
ナレーションは、嵐の相葉雅紀ほか、長澤まさみ(B83.5-W57-H82.5)、ゴリ、黒木瞳(B80-W58-H85)。
これが、唯一マスコミが取り上げる最大要素であることは言うまでもない。
キャスティングは4人だが、撮影は岩合光昭、中村征夫、嶋田忠、渕上拳、石井英二、倉沢栄一、新山敏彦、前川貴行、松岡史朗、新井和也、飯島正広、石井輝章、伊藤浩美、大沢成二、小原玲、高橋真澄、多胡光純、塚越賢、津田堅之介、中川達夫、中川西宏之、中村卓哉、野口克也、野沢耕治、林田恒夫、平野伸明、柳瀬雅史…と物凄い数である。
しかし、自分はこれだけ並べられていても知っている人はいない。
ただ、勝手に動く動物をきちんと撮影できていることは映画館のスクリーンではちょっとしたポンボケは命取りなあることを考えると、大変凄いことであるが、多くの観客には当たり前のことで関係ないんだろうなあ。
まあそれを観ることができることも重要であり、見所は動物だけでなく、匠の技もあることも忘れてはならない。
参加してます。よろしくで~す
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