「ジャックとジル」
日本ではあまり人気のない喜劇役者アダム・サンドラーが双子の兄妹を演じるドタバタ・コメディ。
美人の妻と2人の子供がいて、ロスアンジェルスで優雅に暮らす広告マンのジャック。
彼には双子の妹ジルがニューヨークにいて、毎年感謝祭にやってきて一緒に過ごすことになっている。
しかし、自由奔放でトラブルメイカーのジルはジャックのペースを崩し、迷惑をかけまくりだ。
ある日、ジャックは、クライアントの意向でCMにアル・パチーノを起用しなくてはならないのだが、パチーノがCMに出るわけもなく仕事が座礁に乗り上げつつあった。
しかし、偶然、パチーノがジルに出会って一目惚れしたことから状況が大きく変わっていく…。
エディ・マーフィーでもそうだが、コメディアン系の役者って何故一人で数役をやりたがるのだろう?
本人的には凄いことやっているつもりなのかもしれない。
いや、確かに凄いのだろうけど、本人が思っている程面白くないのが残念なところで、むしろ鬱陶しいくらいだ。
この映画はアダム・サンドラーが双子役で女性も演じている。
正直、気持ち悪い。
普通、女装は気合を入れればもうちょと女っぽく見えるものだが、意図的になのかあまりにもひどい。
まさか、これで笑いを取れると思ったのか?
さらに裏声も気持ち悪い。
一応、2ショットもあるのだけど、今の時代同じ顔が同じ画面にいることくらい珍しくもなんともない。
結局、何故こうなったのか?と思ったら、物語の展開上のためでしかなかった。
これ、普通ならDVDスルーなのだが、アル・パチーノが本人役で出ていることや、意外な大物俳優が出演しているので、公開になったのではないかと思えてくる。
結局、最大の売りがそこしかないのだ。
監督はデニス・デューガン。
共演のケイティ・ホームズって最近は微妙な映画ばかり出てるなあ。
結局、縄跳びのところがパフォーマンス的に面白く、一番笑えるのはエンドロール後で、あまりにもくだらないので笑うしかないのだ。
実際、劇場でもここが一番ウケていた。
参加してます。よろしくで~す
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