「きみはペット」
俗に言うヤングレディース向きの漫画は、映像化がしやすい。
読者も大人で心に余裕があるので原作絶対主義ではないし、作品も目茶苦茶綿密な話ではないので、アレンジがしやすい(あくまで自分のイメージ。念のため)
「Kiss」に連載していた小川彌生の漫画の映画化。
既にドラマ化もされているので、その映画化かと思いきや、韓国映画で、日本のテレビドラマとは全く関係がない。
え~韓国映画?とお嘆きの人もいるかもしれない。
確かに韓国映画はベタだが、「世界の中心で、愛をさけぶ。」の韓国映画版である「僕の、世界の中心は、君だ。」のような意外に秀作もあるので、決めつけはできない。
キャリアウーマンと年下のダンサーが、ご主人様とペットになる奇妙な同居生活を描く恋愛映画。
無茶苦茶だけどベタな展開が韓国映画に会っているみたいで、思った以上に盛り沢山の話で面白い。
いや、もちろん調子のいいところもあるのだけど、昔のトレンディドラマを見ているような明るい雰囲気が全編に漂っている。
ラブコメとしてはありだ。
主演はヒロイン役のキム・ハヌルなのだが、どういうわけかというより、予想した通り、チャン・グンソクが主演扱いだ。
監督はキム・ヒョンゴン。
最近の韓国映画はそれなりの作品を選んでくるのか、適当に面白いので安心。
昔の韓流ブームの初期の頃は本当にトホホな映画も多かったしなあ。
参加してます。よろしくで~す
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2003年に日本でテレビドラマ化された小川彌生の人気コミックを映画化。左遷や変わり映えしない日常に落ち込んでいたアラサー女性編集者のもとに、ある日ダンボールに入ったイケメン青年がやってくる。恋人でも友達でもない2人の奇妙な関係が始まった…。主演にドラマ「美男ですね」のチャン・グンソクと『7級公務員』のキム・ハヌル。監督はキョン・ビョンゴン。... [続きを読む]
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