2011年日本映画ベストテン
昨日に引き続き今日は2011年日本映画ベストテンです。
毎年、日本映画はひどくなていくような感じがしますが、今年は特に稀に見る不作状態。
結局、色々選んでいくとテレビの番組を選んでいるような感じになってしまう。
第1位 「モテキ」
本来なら絶対にベストテンに入るわけでもないのだけど、青春&娯楽作として成り立っていて楽しく観ることができたことは重要だ。
第2位 「阪急電車 片道15分の奇跡」
全くの関係のない登場人物の交流が自然に描かれており、老若男女どの世代でも共感できそうな題材を使っている。
この手の群衆劇はへたをすると、てんでバラバラの動きになって散漫な感じになってしまう場合がある。
そして、それらは<ほんのわずかな勇気>という目的に向かって走っている。
映画そのものが上映時間119分の奇跡なのかも。
第3位 「八日目の蝉」
最初でオチもわかっているのだが、語り口がうまいのと、物語を動かすための<何が何でも>という状況がきちんと作られていて手に汗握ってしまう。
第4位 「大鹿村騒動記」
出演者がやたら豪華で芸達者なので安心して観ていられる。
原田芳雄氏に合掌。
第5位 「ふゆの獣」
これも演出云々じゃなくて出演者の演技合戦が見所。
第6位 「-×-」
自分は寿美菜子に興味はないのだが、群集劇としての構成が凄い。
第7位 「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」
ここ最近の歴代仮面ライダー同窓会かと思いきや、アクション映画として子供向きとは思えない完成度。
大人でも十分楽しめる。
第8位 「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」
日本版「ミッション・インポッシブル」なんだけど、もうちょっと評価されてもいいと思うんだけど。
第9位 「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」
今はもう遥か昔になくなったジブリ冒険活劇がここにある。
第10位 「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」
ここ最近の劇場版コナンって、「ダイ・ハード」なんだよね。
見事半分がテレビ番組の映画化になってしまった。
普通だったら絶対に選ばない作品ばかりだ。
テレビ番組がつまらないので映画を観にいっているのに、テレビ番組の映画化が面白いという理不尽さだが、面白ければ何でもいいですよ。
明日はダメ映画の発表だが、これが予想以上に多いので困ってしまう。
参加してます。よろしくで~す
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