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2011年12月25日 (日)

「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」

56 長いよ!タイトル。
 読めない漢字があるよ。
 だけど、「やまもとごじゅうろく」とは読まなかったぜ!(どや顔)

 連合艦隊長官であり、真珠湾攻撃を指揮した軍人・山本五十六を描いた戦争&伝記映画。

 日本は敗戦国なので、戦争の取り扱いには神経質になっている。
 ところが、それが行き過ぎて闇雲に戦争はいけないことが先走ってしまっている。
 特に子供だけならまだしも、若い人達でさえも、戦争がダメな理由は「人が死ぬから」だけになっている。
 しかし、戦争に至った理由を明確にしておくべきなのである。
 究極の外交手段と言われる戦争は、正に国家ぐるみであり負けたら終わりであり、できれば避けたいはずである。
 それでもやらなくてはいけない状況を踏まえて戦争を考えていくべきなのだが、何故かそこはうやむやにされることが多い。
 だから、当然、日本映画の描く戦争映画は、現在のそういう思想が入っているため、突然「戦争反対」と言い出す<良識>ある登場人物が出てきてしまう。
 そしてそれは妙に不自然で嘘臭い!
 果たして、情報も統制されている当時に、そんな考えを持てる人はいたのか?
 さらには思っていたとしても口に出して言えたのか?
 それだったら「桃太郎・海の神兵」など当時の戦争高揚映画を観て考える方が遥かに良い。

 そんな状況で時々出てくる戦争映画。
 おそらく裏でそういう映画を作るように国家が指示しているのではないかと妄想陰謀論を考えてしまう。
 しかし、この映画は露骨に戦争反対&お涙頂戴物になっていなくて好感が持てた。
 当時でもころころ変わる総理大臣が今の状況に物凄く似ており、偶然なのか意図したものなのかは知らないが、妙に共感ができるところがある。
 一方では、今の日本はかなり良くない状況ではないのかもしれない。
 この映画は、日本が戦争に至るまでをわかりやすく説明しており、教材としてはもってこいである。
 もちろん、そんな簡単なものではないのだが、山本五十六がアメリカとの戦争に強く反対していたということになっているので、構成的にはそういう状況説明が多くなっていく。
 果たして彼がそういう人だったかどうかは真実はわからないが、戦国武将ものと同じような目線で見ると彼もヒーロー的な扱いになるのかもしれない。
 戦争シーンや焼け野原状態の日本の特撮は相当頑張った方であり、数ある日本の戦争映画もやっとここまで来れたことを実感した。
 出演は、山本五十六役に役所広司。
 共演に玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛、吉田栄作、椎名桔平、袴田吉彦、香川照之…と実は豪華キャストで、よくアイドル大集合映画というのがあるが、これはその男性版と言った感じで、彼らが軍服で登場したらマニアにはたまらないものがあるかもしれない。
 監督は「八日目の蝉」の成島出。
 連合艦隊と山本五十六ネタは、映画としては定番というか古典なので、次は誰が山本役かな?と思い馳せるのも楽しい。
 そろそろ戦争映画で当時を模した擬似戦争高揚映画を作って戦争とは何かを考えさせるというのもありじゃないかな。
 

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コメント

いつもTB返しありがとうございます。

役所広司の演技見事でしたね。

五十六の主張や考え、人柄は素晴らしく、現代でも彼のようなリーダーが存在して欲しいと思います。

私達国民も理想のリーダーばかり求めているだけではなく、彼が言うように常に物事の本質をみていくことや、目や耳や心を世界に開いていかなければいけないと感じます。

この映画、原作の半藤氏が自身でも山本贔屓だと語っていることや、五十六の出身地の長岡市や新潟のメディアや高校OBなどが制作に関わっていることなどから、よい面ばかりだけが並べられているせいか、映画としてのメリハリに乏しかったようにも思いました。

Wikipediaなどで五十六のことを見ると、好意的な評価も多いですが、批判的な評価も多く見られます。批判的な評価に関するエピソードを盛り込んでいくと、もっとメリハリが付いたのかと思います。

話は変わりますが、もしよろしければ僕のサイトとの相互リンクをお願いします。
サイト名:映画とライトノベルの日常自販機
リンク先URL:http://sugiyama.tv
よろしくお願いします。

>やっちゅ様

 自分の駄文を読んでいただきありがとうございます。
 相互リンクの件、了解しました。
 若干時間がかかりますがよろしくお願いします。
 

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