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2011年10月 8日 (土)

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」

Rise_apes 「猿の惑星」はその話の面白さ、特に最後のオチ、さらには猿のメイクのリアルさで話題になり、続編が作られ、さらには影響を受けた作品も多い。
 日本でも明らかに便乗作品としか思えない「猿の軍団」が放送された。
 一応、言っとくと「猿の軍団」は作品的には面白いので誤解しないように。
 できれば、裏番組の「宇宙戦艦ヤマト」よりも、こちらを映画化希望。
 2001年の「PLANET OF THE APES/猿の惑星」はイマイチだったので、今回またもや映画化の話を聞いて、ちょっと食傷気味だった。
 というか、映画会社の企画がない時に出てくる過去のヒット作品に便乗するものだと思っていたからだ。
 まあその通りではあるのだが、実は予想以上の傑作!
 アルツハイマー治療のために開発した新薬を投与されて知能が驚異的に発達したチンパンジーが、やがて自我に目覚めて人類に反旗を翻していく…という話で、これまでのシリーズはなかったことになるのではなく、これまでの話に続くプロローグ的な扱いといって良いかもしれない。
 今までのシリーズの要素もうまく散りばめられていて、懐かしい猿の名前はもちろん、意外なところで一瞬出てくる自由の女神等、知らなくても問題ないし、知っていれば深読みすることもできる楽しみがある。
 さらに凄いのは猿の動きで、昔は猿の顔のメイクが評判だったものの動きは人間だった。
 しかし、この映画はパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使し、人とは違った動きをしている。
 かつて、マルセ太郎氏は、「飛び降りる時、人間は足から下りるが、猿は手から下りる」と語っていたらしいが、この映画の猿は正に人間とは違う動きをしている。
 それでいて、時々見せる人間のような表情がいいのだ。
 話も、猿の世界がこうやって出来ていくと考えると面白い。
 まるで、チンピラかのしあがっていくヤクザのような痛快さもあり、「猿の惑星 ビギンズ」もしくは「猿の惑星始めました」というタイトルでも悪くない。
 出演は「127時間」のジェームズ・フランコ。
 だけど、 注目すべきは、ハリー・ポッター・シリーズのドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンで、すっかりの悪役が板についてきている。
 
 監督はルパート・ワイアット。
 エンドロール中にも話が進んでいくので注意!
 これがシリーズ1作目のラスト程でもないけど衝撃的!
 当然、続編も作ることができるようになっているのはお約束だ。
 個人的には家庭内の事情で、劇中に出てきたアルツハイマー治療薬が今すぐでも欲しい! 

 参加してます。よろしくで~す

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