「マルドゥック・スクランブル/燃焼」
おまち~。
原作者の冲方丁が自ら脚本化した「マルドゥック・スクランブル」全3部作の第2弾!
冲方丁といえば自分の中では今でも「マルドゥック・スクランブル」なんだけど、世間的には「天地明察」で有名らしい。
確かに「マルドゥック・スクランブル」は発売から7年以上経っているので仕方ないかもしれない。
今回のアニメ化も旬をはずしたと思っていたのだが、だけど、すっかり落ち着いた今だからこそ余裕を持って観ることができるというもの。
おそらく発売してまもない頃だったら、イメージと違う!と怒ってそうだが、今だとこんな表現もあるかなと思ってしまう。
特にこの手のサイバーパンクは想像が追いつかないところもあるので、映像化は逆に有難かったりする。
今回は小説の「燃焼」をアニメ化している。
原作の後半のカジノのエピソードが小説だとちょっと辛かったが、映像化するとわかりやすい。
もっとも自分がポーカーのルールがよくわかっていないというのもあるのだが。
3博士の1人であるフェイスマンはキャプテン・フューチャーのサイモン・ライト博士をイメージしていたのだが、映像化すると「ドウエル教授の首」だった(笑)
ルーン・バロットはカジノのに登場した時が目茶苦茶かわいいので、これだけでも一見の価値あり。
上映時間が短いことに賛否両論だが、小説がそれぞれこんな感じなのでありだと思うし、もうちょっと観たいところで終わる連続活劇っぽいところも好きだ。
それに前売りで千円だったら妥当じゃないかな?
次回作に期待!
参加してます。よろしくで~す
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