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2011年9月21日 (水)

「未来を生きる君たちへ」

Mirai_ikiru_1_kimitachihe デンマークに住む少年エリアスは、学校でイジメられていて、父親はアフリカ難民キャンプに赴任していて、離婚問題や毎日搬送される瀕死の重症患者に苦悩している。
 一方、エリアスのクラスに転向してきたクリスチャンは、母親を癌で亡くして、父親とうまくいっていない。
 ある日、いじめられているエリアスをクリスチャンが助けて、二人は急速に仲良くなっていく。
 やられたらやりかえすクリスチャンと、無抵抗を貫くエリアスの父親。
 そして、エリアスの父親の病院に、妊婦の腹を切り裂く極悪人が負傷者として運ばれてくる…。

 基本的にイジメネタとか好きではないので、そんなもので2時間以上観てたら気分がブルーになってしまうわ~と思っていたのだが、実は予想外の素晴らしさ!
 アクション映画やホラー映画でもないのに全編に緊張感が漂っており、見終わった後に心地よい疲れと感動が残るのだ。
 基本的に物理的にも精神的にも暴力は存在している。
 それに対して許せるか、報復するか?
 自分は人間ができていないので、基本的にどんな形であれ報復する方で、それは時間と場所と手段は選ばない。
 もちろん、人によってはそんなことすると自分が惨めだとか言う人もいるだろうが、だって、相手がそう思っていない場合は、どれだけ高尚なことを言おうが全くもって無駄である。
 エリアスのお父さんも無抵抗を貫き、息子にどや顔でいるが、それに対してクリスチャンの一言「相手が自分がバカだと自覚していない」は極めて正解だと言えよう。
 そして多くの人は許しているわけではなく、泣き寝入りなのだ。
 しかし、それでも、心のどこかで許していくべきであり、暴力に走らないということは自覚している。
 結局、人は善と悪の間を揺れ動いている。
 この映画に出てくる登場人物は人間の奥底にいる心の最大公約数であり、観客は誰かに感情移入している。
 一方では、他の登場人物はもう一つの選択肢でもあり、大いに悩むのだ。
 出演はミカエル・パーシュブラント、トリーネ・ディアホルム。
 監督は「アフター・ウェディング」のスサンネ・ビア。
 アカデミー賞&ゴールデン・グローブ 賞最優秀外国語映画賞W受賞も納得!

  参加してます。よろしくで~す

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