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2011年8月24日 (水)

「スーパー!」

Super 前から言っているがアメコミのヒーローは漫画で見ている分には気にならないが、実在していたらかなり異常だ。
 原色の派手な衣装で登場し、自分が勝手に悪者と判断したものに暴力で制裁している。
 これはもう実際にいたら、かなりあぶない奴でしかない。
 もちろん、映画はもっともらしい設定と理由を用意して、VFXを駆使してかっこよく見えるようにしている。
 スーパーマンやバットマンなどがそれだ。
 一方では、スーパーヒーローが実在した場合を延々と検証しているような話もあって、それはそれで対極的な意味で面白い。
 この映画は、正に普通の人がスーパーヒーローになった場合を基本としている。

 
 愛する妻をドラッグディーラーに強奪されたフランク。
 気弱なフランクは妻を取り戻すため、お手製のスーツでスーパーヒーロー、クリムゾンボルトに変身!
 アメコミショップで働く女の子も自らをコスチュームに包み、ボルティーと名乗り、は、クリムゾンボルトの相棒となる…。

 「キック・アス」のようなものを期待すると思いっきり肩透かし!
 「キック・アス」はヒットガールのかわいさと無双ぶりに救われるものがあり、それが最大の見所であったが、この映画は現実的で生々しすぎる。
 派手なコスチュームの正義の味方も、実は単なるあぶない人でしかなく、よくよく考えてみたら、悪い奴と判断されただけでボコボコにされる可能性があるわけだから。
 何しろこの映画のヒーローであるクリムゾン・ボルトの武器は、いわゆる<バールのようなもの>なのだ。
 さらに彼の相棒となるボルティーの正体は、実はコミックストアで働く、過剰なアメコミおたくで、自分もヒーローになりたいと思っている困った奴だ。
 そして、彼女こそ、現実にいそうなヒーロー願望丸出しの人であり、悩みもないし正義とは何かとは考えていない。
 ただ現実世界でコスチュームをつけて正義の味方ごっこがしたいだけなのだ。
 だからこそ、彼女の意外な結末はショッキングであり、<正義の味方>をやることの代償を考えさえせられるのだ。
 この映画は、ヒーローの光と闇の闇の部分を克明に描いており、その意味では痛快さはないが、だからこそのリアルな面白さがある。
 そもそも、コスチューム系のヒーローや悪者は、夜道が暗かった時代にしか成り立たないものであり、現在の夜でも明るく、どこにでもカメラがあって、ネットが普及している時代には成り立たないものなのだ。
 主演の レイン・ウィルソンはよくわからないが、共演がやたらと豪華で、エレン・ペイジ、リヴ・タイラー、ケヴィン・ベーコンと、普通ならこの手の映画には出そうもない面々である。
 まあ、ケヴィン・ベーコンは、何でもありなので違和感はないけど(笑)
 一番の注目はクリムゾン・ボルトの押しかけ相棒であるボルティーを演じるエレン・ペイジであり、徹底したキチガイぶりを熱演!
 ヒットガールといい、この手の映画はヒロインに注目か?
 とりあえず、クリムゾン・ボルトには上映中のおしゃべりと携帯電話を使う連中を成敗してもらいたい。

  参加してます。よろしくで~す

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