「デビル」
「シックス・センス」以降微妙な映画を連発している、正に究極の一発屋監督M・ナイト・シャマラン。
「エアベンダー」で完全終わった感が強い。
今回の新作は。エレベーターに閉じ込められた5人の男女を待ち受ける運命を描くサスペンス・ホラー。
結局、この監督は「シックス・センス」以降、凄いオチをつけなくてはならないと思い込んでいるところもあるし、観客もそれを期待しているため、オチのインフレ状態になってしまっている。
今回は製作で、監督は別人だけど、もう観客が凄いオチ以外は受け付けられないのかもしれない。
今回もエレベーターの中で発生する究極の密室サスペンスなので、物凄く期待しすぎてしまう。
ところが、悪魔やら、とってつけたようなちょっと良い話とかが入りだして、微妙な感じになってしまう。
個人的にはエレベーター内でのリアルな密室サスペンスを期待していたのに残念!
悪魔とか言い出したら何でもありになってしまうので怖くもないでしょ?
サスペンスとしては怖くもなんともないのが惜しい。
一応、お色気要員としてボヤナ・ノヴァコヴィッチが時々胸の谷間を見せてくれるが、ジェニー・オハラがその役じゃなくて真剣良かったよ。
極めて普通の小さくまとまった映画であり、上映時間も80分なので、つまらなくても我慢できる限界。
しかし、このネットで検索の時代にこのタイトルはないんじゃない?
特に日本ではブラピが主演の同じタイトルもあるんだから、もっと考えた方が良かったような。
参加してます。よろしくで~す
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