「プッチーニの愛人」
プッチモニは好きでも、プッチーニは全く興味がないという人は多いかもしれない。
いや、自分のことなんですけどね(笑)
音楽を聞くと知っているのもあるのだが、その生涯については全く知らず、この映画で初めてドーリア・マンフレーディ事件なるものがあるというのを知った。
これは、プッチーニの愛人と疑われたメイドが自殺してしまった事件で、事件後、愛人どころか処女ということがわかり疑いが晴れるが、プッチーニの愛人が誰かは謎のままだったのかという謎は残ったままである。
この映画は事実を元に事件を描いている。
こう聞くと生々しく、昨今良く聞く「体液」ということばが出てきそうなドロドロとしたものを感じる。
おそらく映画は「ウィークエンダー」の再現フィルムみたいな感じで事件を追求していくものだと思っていたら、そこに重きを置いていないようだ。
この映画は、セリフは極力少なくして、劇中で弾くピアノ等の音で感情等を描こうとしている。
画面サイズもご丁寧に4:3のSDサイズ。
どう考えてもサイレント映画を狙っているとしか思えない。
今の時代に逆に新鮮なものがある。
しかし、わかりやすい事件の追求を求める人には辛いかもしれない。
出演はリッカルド・モレッティとか、タニア・スクイラリオとか、監督がパオロ・ベンヴェヌーティと言われても知らない人ばっか。
ちなみに、メイドが出ているからといっても、萌えの要素は全くないので注意!
参加してます。よろしくで~す
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「プッチーニの愛人」:
» プッチーニの愛人 まとめ [映画まとめてみました]
プッチーニの愛人 詳細 公開日:2011年06月18日 製作国:イタリア 配 給:エスピーオー 上映時間:84分 プッチーニの愛人 公式サイト プッチーニの愛人 | オフィシャルサイト プッチーニの愛人 あらすじ・ストーリー 1909年、トスカーナ地方。 プッ…... [続きを読む]
コメント