「コリン LOVE OF THE DEAD」
世界的なゾンビの発生で壊滅状態に陥ったロンドンを舞台に、自らもゾンビと化した青年が、消えゆく意識の中で恋人との思い出の場所を目指してさまよう…。
またゾンビ映画か~と思ったが思った以上に面白い!
確かにゾンビ映画は世界各国で、それこそゾンビのように増えつづけていく。
ところが、この映画の一番の話題は、制作費約6000円ぽっち。
自分のこの前参加した忘年会の費用より安い!
明細はテープ代とカナヅチ代(笑)くらいで、スタッフと出演者をフェイスブックで呼びかけたりして有志によるボランティアで何とかしたとのことだ。
どちらかといえば、メイキングの方が面白そうだ。
確かに制作費を聞いたら仕方ないなと思うくらい、微妙な画質で、暗い場面だと何が何だかわからない。
だけど、それが逆に良い味になっているのも確かで、思った以上に面白い。
これはもう監督、製作、脚本、撮影、編集を1人で務めたマーク・プライスの才能だろう。
正にアイディア勝ちだ。
もちろん、この手のネタは最初にやったもの勝ちであり、これからは全て二番煎じになってしまうことは言うまでもない。
そしてハリウッドあたりでリメイクを考えていたら、それはもう金をかけて普通のゾンビ映画なんよね。
参加してます。よろしくで~す
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» コリン LOVE OF THE DEAD [LOVE Cinemas 調布]
何と総製作費約5800円という低予算ぶりは、スタッフ・キャストを監督自らは当然の事ながら有志によるボランティアで賄った結果。監督、製作、脚本、撮影、編集をマーク・プライス一人で賄っている。世紀末の世界でゾンビと化してしまった青年が恋人のアパートを目指すというゾンビのプチロードムービーだ。ゾンビが主役でありながらも、ラストの切ないシーンに感動する。... [続きを読む]
» 映画「コリン LOVE OF THE DEAD 」コリンだけはちゃんと演技してたな [soramove]
「コリン LOVE OF THE DEAD」★★☆
アラステア・カートン、デイジー・エイトケンス 出演
マーク・プライス監督、
97分、2011年3月5日,
2008,イギリス,エデン
(原作:原題:COLIN)
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そりゃあ内容は安いです、
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