「犬飼さんちの犬」
テレビ番組の映画化が多いのは今更説明するまでもないのだが、中には言われないとわからないものがある。
アニメや深夜ドラマがそうで、映画を観てもテレビ番組の映画化かどうかわからない。
「幼獣マメシバ」や「ねこタクシー」は、言われないとテレビ番組と関係していることなんか一生わからなかったかもしれない。
この映画もテレビドラマとの連動している動物映画の1本らしい。
名前は犬飼なのに犬が嫌いな犬飼さんが、自分が単身赴任先から久しぶりに帰ってきたら、勝手に犬が飼われており、仲良くなるため努力するという心温まるお話。
犬のかわいさで動員を図ろうとしているのが露骨にわかるのだが、昨今の狙い過ぎてあざとさが目立つフジテレビ映画よりは、遥かに面白い。
予定調和なところはあるが、ダレずに終わるのが良い。
ただ、1800円払って観るようなものかどうかは微妙だったりする。
主演は小日向文世。
「幼獣マメシバ」の佐藤二朗が、この映画でもいい味を出している。
監督は「幼獣マメシバ」「ねこタクシー」の亀井亨。
犬嫌いの人が右往左往しているのは笑いになっているが、本当に嫌いな人は苦痛なのでそこらへんはわかってもらいたいな。
参加してます。よろしくで~す
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