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2011年6月20日 (月)

「スカイライン-征服-」

Skyline VFXは表現手段であり、重要なのは脚本と演出である。
 この映画は、今更ながらそんな当たり前のことを再認識させてくれる。
 戦うすべのない普通の人達がエイリアンの襲撃を受けてしまう…という話で、「インディペンデンス・デイ」や「宇宙戦争」、「第9地区」を足して割ったような感じだった。
 こう聞くと物凄く面白く聞こえるのだが、実は微塵も面白くない。
 昔、大作の人気に便乗してパチモンの映画が同時上映で公開されていたが、それに近いものがある。
 制作費1000万ドルで作られたらしい。
 そう聞くと確かに<低予算>映画ではあるし、VFXは頑張っていると思う。
 だけど、面白くなければ話にならない。
 物語のほとんどはマンションの中で進んでいく。
 マンションにいる普通の人がエイリアンの侵略に巻き込まれていくというもので、確かに場所を限定することにより、密室的怖さを描くのは定番だ。
 「ミスト」はその最大の成功例だろう。
 外に何かわからないものがいる恐怖というのはありだ。
 ところが、この映画は外に何があるか見せ過ぎているので、得たいの知れない恐怖がまるでない。
 本来なら、正体がわかっているのなら、それによる物量的な怖さを描くべきなのだが、それを描けるだけの予算もなく、明らかに方法が間違っているのだ。
 主人公の職業が何か物語と関係があるのかと思いきや、全くそういうものはなく、さらにその仕事も特殊すぎて一般人目線の怖さを描く弊害になっている。
 また、最初の方に15時間前に話が戻るところがあるのだが、実は全く何の意味も持っていないのだ。
 監督は「AVP2 エイリアンズVS. プレデター」の兄弟監督、グレッグ&コリン・ストラウス。
 この兄弟はVFXで成功しているのだが、演出の力があるとは思えない。
 低予算でここまでできるというプロモーションだと考えれば納得できしまうが、映画としてはダメすぎて困ってしまう。
 ただ、この手の映画はボンクラ映画だ、おバカ映画だとか言われてもてはやされる傾向があるので、斜め目線の映画ファンにはウケるかもね。

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