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2011年5月31日 (火)

「前橋ヴィジュアル系」

Maehashi  群馬・前橋市から少し離れた田舎町の ライブハウスで音楽活動を行うヴィジュアル系バンドのプリンシパルは、熱狂的なファンはついているが、ライブハウスでの観客はせいぜい20人程度。
 ヴォーカルのタクジは姉夫婦の農業を手伝いながらプロになり有名になることを夢見ていた。
 そんなある日、メンバーのジュンが、父親が腰を痛めて農業ができなくないため家業を継ぐためにバンドを脱退することになる。
 プリンシパル存続の危機!
 さらにはタクジの姉の妊娠してしまい、家の働き手が足りなくなり、バンドどころか音楽そのものをやめなくてはならないかもしれない…。
 
 青春のはしかの一つであるバンドは、こじらせるといい年ぶっこいてフリーターなど色々な意味で致命的になりかねない。
 そもそも、昼間バイトして夜に練習だったら、フリーターじゃなくても正社員でもいいし、うまくいけば専用のスタジオだって作ることだって可能かも。
 プロでやっていけるとなったら正社員の仕事をやめればいいんじゃないの?…なんて思うんだけどどうなんだろう?
 実は演劇とかも同じ理由でわからないんだけどね。
 この映画は、青春のはしかを思った以上にシビアに描いている。
 確かに田舎でバンドなんかやっていても仕方ないし、だからといって、上京してなんとかなるかといえば全くならない。
 それだったら東京に最初から住んでいる人達は全員勝ち組だ。
 田舎に住む若者は文化的地域格差が壁になっていることも確かだ。
 ネットのおかげで随分解消されたんだけどね。
 しかし、何よりも辛いのは現実的な問題で、自分の将来が全く見えないことや、何となく見えているが認めると自分を自分で完全否定することになってしまう怖さ、さらに自分だけならまだいいのだが、これに親が弱ってくると自分だけの問題ではなくなってくる。
 若い時は親なんて関係ねえと思うんだけど、自分が年とれば親も年をとるわけで、体も弱くなっていく。
 そうなると親なんて関係ねえなん言ってられない。
 だけど若い時はわからないんだよね~。
 結局、スポーツだとプロになる最低基準があるわけだけど、この手の文科系はそういうのがないわけで、だから「世間は俺の才能をわかってない」とか「俺は本気を出していない」とか思ってしまうわけで、これが青春のはしかをこじらせる要素の一つでもあるわけやね。
 この映画はさすがにそこまでシビアな話につっこんでないし、一応の先行きの明るさは見えている。
 まあ、ちょっとくらい緩くないとね。
 出演は風間俊介、黄川田将也、杉浦太雄などだが、自分のお目当ては加藤和樹だ。
 イケメンにもかかわらずイマイチブレイクしないというか、水嶋ヒロもそうだが、「仮面ライダーカブト」の出演者はいいところまでいくのにイマイチなのは何故?
 この映画の彼はギターを持つと人格が変わる設定で、正直一番キャラが立っているんだけどなあ。
 監督はマルシアと離婚した大鶴義丹。
 青春のはしかのバンド物としては意外に面白いので必見!

  参加してます。よろしくで~す

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