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2011年5月 2日 (月)

「愛しきソナ」

Itoshikisona  大阪で生まれ育った在日コリアン2世の映像作家ヤン・ヨンヒが、自らの家族を記録したドキュメンタリー。
 70年代に北朝鮮に移り住んだ監督の3人の兄とその家族を記録したものだが、中心となっているのは、2番目の兄の娘ソナだ。
 基本は家族の記録だが、庶民目線で北朝鮮という国が見えてくる。
 北朝鮮といえば、やたらめったら気合を入れて読み上げているアナウンサーや、シンクロ率100%のマスゲームやパレード、さらには拉致問題に貧乏生活などのイメージが強い。
 しかし、それはあくまで報道的視点からであり、この映画の貴重なところは一般市民の生活の様子が記録されていることだろう。
 意外にもボーリング場でゲームしたり、誕生パーティー等も普通に行われていることには驚いた。
 海外から入ってくるものに厳しい国なので、ミッキーマウスの模様の靴下が怒られるかと思いきや、意外にも取り締まる側がその存在を知らない(?)というエピソードには笑った。
 また一方ではアイスクリームが高価だったり、ピザを食べるのも当たり前でもないのだ。
 あと意外に人前でも欧米人のようにキスしているのには驚き!
 日本人はそこまでやっている人はいないし。
 ソナが北朝鮮の人間として育っていく過程も興味深い。
 結局、この監督は自分の作品が原因で入国できなくなってしまう。
 当然、それ以降の北朝鮮の映像記録はなくなってしまう。
 だから、監督の姪であるソナがどうなっていくかはわからない。
 しかし、最後に出てくるソナからの監督への英文の手紙には泣けた。
 それだけでも、彼女がきちんと成長していることがわかるからだ。
 日本と北朝鮮は根本的なところで違うのだが、家族の愛情は変わらず万国共通であることを再認識した。

 参加してます。よろしくで~す

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» 愛しきソナ [LOVE Cinemas 調布]
在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が「ディア・ピョンヤン」に続いて自らの家族を記録したドキュメンタリーフィルム。姪のソナの成長を中心に、変わりゆくピョンヤンと家族を描き出している。暖かい愛あふれる家庭の中で、監督自らの価値観と両親の価値観の違いなどに目を背けず記録した貴重な記録だ。... [続きを読む]

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