「アジャストメント」
フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化だけど、毎度のことながら自分は未読。
ディックの小説は「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」以外は読んでいない。
人々の運命が超自然的な存在アジャストメント・ビューロー(運命調整局)に管理されていることを知ってしまった男が、それでも抗い自分の運命を切り開こうとしていく話で、主演がジェイソン・ボーン・シリーズのマット・ デイモンで、あの予告編だとハードなサスペンス物だと思ってしまう。
ところが、いざ本編を観ると、どちらかといえばラブコメというのが正しいかもしれない。
何しろ何でもできそうなアジャストメント・ビューローが妙に人間っぽいというか俗っぽいというか、人の運命を調整しているような物凄い存在に思えないのだ。
やっていることも一生懸命なのだが、よくよく考えてみたら実に滑稽!
だけど、それをギリギリのところでサスペンスに止めているのだが、これは「ボーン・アルティメイタム」の脚本で、今回が監督デヴューのジョージ・ノルフィによるものが大きいかも。
どこでもドアを使っての追っかけが面白かったけど「モンスターズ・インク」の後だから珍しさはないのが惜しい。
参加してます。よろしくで~す
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「アジャストメント」★★★
マット・デイモン、エミリー・ブラント、
アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、
マイケル・ケリー、テレンス・スタンプ 出演
ジョージ・ノルフィ監督、
106分 、2011年5月27日,
2011,アメリカ,東宝東和
(原作:原題:THE ADJUSTMENT BUREAU/調整班)
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