2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「星を追う子ども」 | トップページ | 「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」 »

2011年5月13日 (金)

「ブラック・スワン」

Blackswan  ブラック・スワンをイメージさせる格好の人には来場者プレゼントありなのだが、どうしたらいいかわからずに劇場に行ったら、あっさり入場者全員に配っていた。
 期待し過ぎた自分が悪いのだが、黒いリボンをつけたポスターだった。
 折しも台風1号の影響で雨が強く、大変邪魔になってしまうどころか、濡れて使い物にならなかった。
 せめてファイルくらいが良かったんだけど。

 ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞受賞で一気に有名になってしまい、知名度も一気にアップ。
 天気が良くなくても女性の日が公開だけあって、平日初日でも、座席は埋まっていた。

 ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属し、元ダンサーの母親の期待を背負い、厳しいレッスンに励むニナ。
 ある日、長年活躍したプリマ・バレリーナのベスが引退することになり、新作の「白鳥の湖」のプリマにニナが選ばれた。
 しかし、白鳥の湖は純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならないのが、真面目な優等生タイプのニナには黒鳥を踊れるかが大きな難関になってしまう。
 そうこうしていうちに彼女とは対照的に黒鳥を演じることができる新人ダンサーのリリーが登場!
 あらゆる方面からプレッシャーがかかり、彼女の不安と焦りは極限まで達してしまうのだった…。

 予告編からバレエでしのぎを削るプロの世界を描くものだと思っていたら、半端ない怖さのサイコホラーだった。
 頑張る女の子を応援する映画だと思ってきたであろう女性客が、時々恐怖で飛び上がっていた(苦笑)
 だけど、映画は無茶苦茶面白い。
 対照的な白鳥と黒鳥を演じるのと、現実世界のヒロインの心理状態がシンクロしていく。
 さらにヒロインの心理状態が映像を通して伝わってくる。
 特に鏡を使うことにより、心の二面性を演出しているのは見事としかいいようがない。
 そしてどこまでが現実かそうでないかもわからない展開が、観ている方も彼女の精神状態と同じように不安定になってきて、追体験できてしまうのだ。
 確かに自分を生んだからバレエをやめたという母親や、セクハラ芸術監督、虎視眈々とプリマを狙うライヴァル、主役のプレッシャーなど、人間誰しも形を変えて実際にありそうなことが、身に染みる。
 2時間もない上映時間なのに見終わった後はくたくたに疲れてしまう。
 監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。
 演出に答えたナタリー・ポートマンの鬼気迫る演技にも脱帽!
 アカデミーの主演女優賞も納得!
 乳揉まれたりして、もう「レオン」の子供のイメージはすっかりなくなっており、当時の彼女を崇拝するそっち方面のファンにはがっかりかもしれないが、自分はこの映画の困った顔が好きだな。

 参加してます。よろしくで~す

人気ブログランキングへ   

« 「星を追う子ども」 | トップページ | 「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185540/51655269

この記事へのトラックバック一覧です: 「ブラック・スワン」:

» ブラック・スワン [LOVE Cinemas 調布]
『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督と最近では『抱きたいカンケイ』が日本公開中のナタリー・ポートマンのコンビが送る真理スリラー。本作でナタリーはアカデミー賞主演女優賞を獲得し、監督も監督賞にノミネートされている。「白鳥の湖」の主役に抜擢された主人公の精神が、好演初日にむけて追い込まれていく様子を克明に描いている。共演にヴァンサン・カッセルら実力派が出演。... [続きを読む]

» 映画レビュー 「ブラック・スワン」 [No Movie, No Life (映画・DVDレビュー)]
ブラック・スワン  原題:Black Swan 【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】 バレエの世界を舞台に、白鳥の湖の新プリマの重圧から精神的に追い詰められていく様を描くサイコ・スリラー。...... [続きを読む]

» ブラック・スワン / Black swan [我想一個人映画美的女人blog]
ランキングクリックしてねlarr;please click まさに、このバレリーナ、ナタリー・ポートマンが演じるためにあるような、 他の女優じゃちょっと考えられないくらい見事にハマり役アカデミー賞主演女優賞受賞も納得。 昨日書いた「レクイエム・フォー・ドリーム」...... [続きを読む]

» 『ブラック・スワン』 バレエと映画が両立しない理由 [映画のブログ]
 【ネタバレ注意】  『白鳥の湖』の最大の魅力は、一人のバレリーナが無垢なオデット(白鳥)と悪魔の娘オディール(黒鳥)を踊り分けることだろう。  オデットの悲しく儚げな表情や、指先までたおやかで繊...... [続きを読む]

» 映画『ブラック・スワン』 [よくばりアンテナ]
心理描写がね、すごかったです〜〜 サスペンスですね、これは。 バレエ団の優等生ニナは、ベテランのベスが引退するのと交代で新しい振り付けの 『白鳥の湖』のプリマに抜擢される。 しかし、『...... [続きを読む]

» 「ブラック・スワン」 自己抑制と開放 [はらやんの映画徒然草]
ダーレン・アロノフスキー監督自身が言っているように、本作は「レスラー」と対をなす [続きを読む]

» ブラック・スワン [だらだら無気力ブログ]
「レクイエム・フォー・ドリーム」「レスラー」のダーレン・アロノフスキー 監督が、野心と嫉妬渦巻くバレエの世界を舞台に描く異色の心理スリラー。 バレエに全てを捧げるヒロインが、新プリマの座を巡って自分とは対照的な 勝気な新人ダンサーと熾烈な競争を繰り広げる…... [続きを読む]

» 映画「ブラック・スワン」 [FREE TIME]
映画「ブラック・スワン」を鑑賞。 [続きを読む]

» [映画の短い感想]メアリー&マックス イリュージョニスト ダンシング・チャップリン ブラック・スワン マイ・バック・ページ [タニプロダクション]
メアリー&マックス 「共産主義」って言葉が出てくる映画を久しぶりに観ました。 思いもよらない文通から始まる物語、ということで、インターネットが普及して交流が変化している現代にも心打つものがあります。 クレイアニメーションに慣れるまでにやや時間が要りました。 ... [続きを読む]

« 「星を追う子ども」 | トップページ | 「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」 »