「処刑教室」(2008)
ここ最近は同じタイトルの映画が多くて困る。
てっきり、マイケル・J・フォックスがちょろっと出ている「処刑教室」(1982)のリメイクかと思った人が多いんじゃないかな?
高校で起きた答案用紙盗難事件を巡って浮かび上がる陰謀と意外な真相を描き出す学園ミステリー&コメディ。
昔のライトノベルや漫画にありそうな話なのだが、アメリカが舞台だと学校の制度が違う。
これが文化の違いなんだろうなあ。
持ち物検査も銃とか持ち込みを発見するためとかは、もう日本では絶対にありえない。
普通に開催されるダンスパーティーとかは、日本ではそんな習慣がなくて良かったなあと思う、いやマジで。
この映画と関係はないが、アメリカの学生の最大のイヴェントであるプロムはそれだけでいくつも物語ができるのだが、日本になくて良かった。
一方ではこの映画の学校に制服があるのに驚き。
アメリカの学校が私服だとず~っと思い込んでいたよ。
主演はリース・ダニエル・トンプソンなんだけど、ごめんなさい、それ誰?って感じです。
実はこの映画のキャスティングの売りは主演ではなく、共演で、なんとブルース・ウィリスとミーシャ・バートンが出演しているのだ。
どうして、ブルース・ウィリスがこんな地味な映画に出演しているのかはよくわからないし、もっとわからないのはミーシャ・バートンで、ちょっと無理目な日本だったらビニ本に出てくる女子高生を演じているだけだったら、「グリース」のオリヴィア・ニュートン=ジョンより遥かにマシなのだが、なんとオールヌードを披露!
え、そこまでする映画なの?と思ってしまうのだが、ここは有難く堪能させていただこう。
ちなみに、お話は結構ゆるゆるのミステリーコメディで、上映時間も手頃でそれなりに面白い。
ただ地味な映画だけあって、ミーシャ・バートンが、単なる賑やかしでないことは明白で、重要な役割であることがわかってしまうのが残念なところだ。
監督は新人のブレット・サイモン。
実は2008年の映画で新しい映画でもないんだな。
参加してます。よろしくで~す
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