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2011年4月 1日 (金)

「わたしを離さないで」

Watashiwohanasanaide  恋愛をテーマにした作品において、安直でもあるがかなり扱いが難しいのが死だ。
 病気になって生きている残り時間を精一杯生きるというのがよくある定番だ。
 ところが、この手の話は傑作が少ない。
 大抵の作品は、余命少ない病人がやたらと元気なところもあるだろう。
 病気にもよるが、末期はほとんど動けないことが多い。
 これには物凄く違和感を持ってしまうのだ。
 ところが、こんな手垢のついたネタでもやり方によっては面白くなってしまうものなのだ。

 イギリスの完全に隔離された寄宿舎を舞台に、幼い頃からずっと一緒に育ってきた仲良し3人組キャシー、ルース、トミー。
 18歳となった3人は卒業して、農場のコテージで共同生活を送ることになる。
 そして、いつしかルースとトミーが恋人になってしまい、それぞれの道を歩んでいく。
 しかし、3人には抗えない運命がある…という話で、実は寄宿舎には秘密があって、3人には役割がある。
 実はこれが物語の最大の仕掛なのだが、それ以外は青春映画になっていて、どちらかといえば余命あとわずかな話に近い。
 ただ、それが病気ではなく、至って健康であるにもかかわらずというのがポイント。
 そして、それは強制的であるのだ。
 だから物凄く切ないものがある。
 演出が物凄く淡々としていて、状況がわかりづらい感じもあるが、これをあえてわかりづらくしていると思うのは大間違いで、物語の目線が3人組だから当然だろう。
 出演はキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ。
 監督はマーク・ロマネク。
 カズオ・イシグロの同名小説を読んでいないので比較できないのだが、映画としてはありだと思う。

 参加してます。よろしくで~す

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