「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
「仮面ライダー」シリーズ放送40周年記念映画。
思えば1971年に放送が始まって、ウルトラマンと並ぶ2大特撮ヒーローの方翼を担うものであり、世代を越えて愛され続けている。
自分はアマゾンまで見ていて卒業!
ブラックを観て、その後に公開されている映画は全て観て、平成仮面ライダーから再び見始めた。
個人的には昭和のライダーは1号と2号、平成は「555」と「電王」、映画は「ZO」が好きだ。
実は自分はどちらかといえば、ウルトラマン派だったのだが、平成版は仮面ライダー派。
平成ウルトラマンは残念ながら、基本に捕らわれすぎているのか広がりを感じることができなかった。
当時、破格な製作費で作られたものが、今やCG等で簡単にできてしまうのに、それ以上の昇華がないのだ。
逆に平成仮面ライダーは良くも悪くも、「仮面ライダー」という看板を掲げて、ベルトというアイテムの基本を守りながらも新しいことにチャレンジしていく姿勢が面白いと思った。
もちろん、これは個人的な感想で、細かい分析とかはしてないので間違っていたら申し訳ない。
さて、とにもかくにもシリーズ放送40周年記念ということで、歴代仮面ライダー総出演!
といっても、今の子供に人気のオーズや NEW電王、お父さんたちが子供の時代に人気のあった1号・2号がメインだ。
デンライナーでやってきたNEW電王と合流したオーズは、1971年11月11日でモール イマジンを倒して2011年4月1日に戻ってくる。
ところが、そこは何故か悪の秘密結社ショッカーが支配している世界となっており、仮面ライダー1号、2号までもがショッカーの手先になっていた。
どうやら映司たちと一緒に過去へ向かったアンクがセルメダルを落としてしまったことで歴史が書き換えられてしまったらしい。
歴史を戻すために、オーズとNEW電王の戦いが始まる…。
話はツッコミどころ満載なのだが、これはもう仮面ライダーのお祭りであり、巨大な東映ヒーローショーなのだ。
何しろ、仮面ライダーどころか、キカイダーやイナズマン、さらには「怪傑の~てんき」の元ネタでもあるズバットまで出てくる目茶苦茶ぶり!
だけど、目茶苦茶の中にも歴代ライダーの縁のある人を起用しているし、1971年が舞台の時は当時のフィルムの色調にしているのが心憎い。
また、当時の子供たちが憧れた少年仮面ライダー隊が登場したのには泣けた。
しかし、ショッカーの首領の声を納屋悟朗があてているのは嬉しいが、ここ最近のルパン三世TVSPの時にも感じたが、全く声の張りがない。
もう高齢とはいえ、ちょっと悲しいものがあった。
気のせいか、仮面ライダーが戦っている最中に全く流れと関係の無い人が画面の端にちらっといたような感じがしたがスタッフ?
あと、その他大勢の中に明らかに合図待ちで先走った人がいた。
あれだけの登場人物が出てくるから話がとっちらかっていても仕方ないのだが、ちょっと前に登場人物が多くてもきちんとできている「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」や「映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス)3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」があったので、もうちょっと頑張ってほしい。
次回は45周年かな。
50周年は確実だろう。
まあ、デンライナーという何でもありの設定ができたので、話の広がりはできているはずだしね。
参加してます。よろしくで~す
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