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2011年3月19日 (土)

「死にゆく妻との旅路」

Shiniyukutumahenotabiji  年齢50過ぎ。
 無職。
 借金4000万円
 現在の所持金50万円

 さあ、貴女はこんな男性とつきあいますか?

 おそらく状況にもよるけれど、多くの人は二の足を踏むに違いない。
 だけど好きで好きでたまらなかったら仕方ない。
 それこそ「エイリアン通り」の名セリフ「天使でも悪魔でも」だ。
 この映画は、小さな縫製工場を営んでいたがバブル崩壊で安い中国製品に押されて経営が傾き、4000万円の借金を抱えた男と、癌にかかってしまった11歳年下の妻が、青いワゴン車での宛てのない旅に出る話だ。
 行先で仕事を探そうとするが、50過ぎの男にそうそう仕事もあるわけでもなく、所持金もなくなってくるので、風呂の代りに公衆便所で体を洗い、食事も海辺でワカメを採ったり、魚を釣ったりしている。
 当然寝るのは狭い車の中だ。
 さらに、妻の病状は悪化していく。
 もはや崖っぷちというより、崖から落ちている途中と言うのが相応しい。
 これだけ聞くと気分が滅入ってくるのだが、不思議なことに観ていると絶望感を感じない。
 この二人が本当に命懸けで愛し合っている雰囲気がひしひしと伝わってくる。
 完全に二人だけの世界ができていて、たとえ第三者から見たら悲惨な生活でも幸せそうに見える。
 どちらかといえば「悪人」や「自虐の詩」のような最低ラインの中の小さな幸せであり、だからこそ心に響くものがあるのかもしれない。
 出演は三浦友和と石田ゆり子(B83-W59-H85)。
 監督は「初恋」の塙幸成。
 実際に起きた保護責任者遺棄致死事件の映画化らしいが、あえて生々しいドキュメンタリーっぽくしなかったのも良いと思う。

  参加してます。よろしくで~す

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» 死にゆく妻との旅路 [LOVE Cinemas 調布]
末期がんの妻を連れて日本各地をさまよい、保護責任者遺棄致死の罪で逮捕された男性の手記を映画化。主演は『沈まぬ太陽』の三浦友和と『サヨナライツカ』の石田ゆり子。監督は『初恋』の塙幸成が務める。愛する妻に近づく死を感じながら9ヶ月もの間旅を続ける夫、少しでもそんな夫の傍を離れたがらない妻、2人の間を分かつのは死だけだろう。... [続きを読む]

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