「アンチクライスト」
セックスの最中に息子が事故で死亡。
罪悪感から精神を病んでしまった妻を何とかしようと、セラピストの夫は、森の中にある山小屋で治療をしようとするが、事態は悪化していく一方だった…。
確かにセックスの最中に子供が死にましたじゃ、警察に説明するのもいやだよなあ。
事情徴収で、根掘り葉掘り聞かれるのって、どんな罰ゲームだよってなっちゃうよ。
さらにそれで目が届かなくて、子供が死にましたじゃ自分を責め立てるのは当たり前。
一歩間違えればギャグのような状況だが、物語は、プロローグとエピローグを含む全6章で構成され、ひたすら重く、暗く、えげつない。
さすが「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー監督。
人を不快にさせる映画を撮らせたら右に出る者はいないなあ。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」程ではないが、相変わらず手持ちカメラの撮影だった。
この映画はキリスト教を揶揄しており、大変面白い衝撃作だ……と言えればかっこいい映画ファンなのかもしれないが、そこまで人間ができてない。
何かというとやりまくっている男女にげっそり。
出演のシャルロット・ゲンズブールとウィレム・デフォーは言葉通り体を張った演技だが、デフォーの堅そうな尻をじっくり見せられてもなあ。
映像は衝撃的だけど、好きになれない映画だった。
参加してます。よろしくで~す
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「アンチ・クライスト」★★★
シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー出演
ラース・フォン・トリアー監督、127分、2011年2月26日公開
2009,デンマーク、ドイツ、フランス、スウェーデン、
イタリア、ポーランド,キングレコード
(原作:原題:ANTICHRIST )
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