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2011年3月 3日 (木)

「キック・アス」

Kickass  コミックオタクでスーパーヒーローにあこがれる高校生デイヴは、インターネットで買ったスーツとマスクで、ヒーローとして街で活動を始めるのだが、宇宙からきた生命体でもなく、放射能で特別な能力があるわけでもないので、チンピラにボコボコにされてしまう。
 入院の結果、体中に金属を埋め込み、神経の損傷で痛みにも鈍感になってしまう。
 再びパトロールを再開し、ボコボコにされながらも戦う彼の様子が動画サイトにアップされ、彼はたちまちキック・アスとして有名人になってしまう。
 一方、地元マフィアのボスは組織内の事件を彼のせいだと勘違いし、抹殺しようと考えていた。
 実は、元警官のビッグ・ダディと、彼が育てた殺人マシーンの娘ヒット・ガールが裏で動いており、デイヴは、この親子VSマフィアの戦いに巻き込まれていくのだった…。

 目茶苦茶面白い!

 そもそもアメコミのヒーロー物のお約束というものがある。
 ①原色に近い派手なコスプレ
 ②正体を隠している。
 ③精神的にいかれている。

 ほとんどのヒーローがこの条件を満たしている。
 確かに普通に考えたら、あんな目立つ格好で、悪人相手とはいえ暴力をしていたら、まともな性格とは思えない。
 だからこそ、そうする理由付が必要となる。
 その最たるものが「バットマン ビギンズ」で、2時間以上かけてコスチュームの意味を延々と説明している。
 「キック・アス」の特筆すべきところは、実際にそんな奴がいたらというシュミレートをしているところだろう。
 結果的には精神的にも物理的にも痛い奴でしかなく、それはヒーローの諸条件の<精神的にもいかれている>に入るかもしれない。
 もちろん、これだけだったらアメコミのパロディでしかない。
 ところが、途中で出てくるマフィアへの復讐に燃える親子が出てきてから、物語りは急展開し俄然面白くなってくる。
 特に11才の少女であるヒット・ガールは元警官の父親ビッグダディが育てた純粋培養の殺人マシーンであり、人を殺すことに全く迷いがない。
 この映画がR15であるのは、ここに要因がある。
 「ガンスリンガーガール」を思わせる彼女のアクションがあまりにもスタイリッシュでかっこいい。
 この映画の面白さの半分以上は彼女の存在にあると言えるだろう。
 一方では、キック・アスは多くの人に近い等身大ヒーロー(?)であり、さすがに彼のようなコスプレでパトロールはしないが、ネットの匿名の書き込みをする人はいるかもしれない。
 正体を隠すところが、ある意味マスク(コスプレ)と同じ意味合いを持つなのかもしれない。
 そして、映画はそれらの複合的要素を盛り込んだ巧みな脚本と演出で一気に見せていく。
 正に傑作。
 主演は、「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のアーロン・ジョンソン。
 共演はヒット・ガールにクロエ・グレース・モレッツ、トホホ映画専門のニコラス・ケイジ。
 おそらく、ニコラス・ケイジの出演作の中では一番面白い。
 監督 はマシュー・ヴォーン。
 続編を作るならヒット・ガール主演希望!

 参加してます。よろしくで~す

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