「私の愛、私のそばに」
葬儀社で働くジスは、手足が不自由な青年ジョンウと出会う。
ジョンウは筋萎縮側索硬化症(ALS)という難病に冒されている。
やがて二人は結婚するのだが、ジョンウの病は確実に進行しており治る見込みはなかった…。
また難病物か~。
韓国映画の得意とするところやね~。
…とまあ、あまり期待せずに観にいったのだが、ここ最近は韓国映画も巧妙で、思った以上にベタな展開にならず、意外にさわやかに泣かせる映画だった。
まあ自分自身が年とって、周りで知人がバタバタ亡くなっているので、その辛さがわかってきたからというのもあるだろう。
ここらへんは若い時だと若干わかりにくいところだったりする。
一方で、この映画で筋萎縮側索硬化症という病気を初めて知る。
これはあまりにもゆっくり体が動かなくなり、死が確実に近づいてくるという、あまりにも残酷な病気であり、これは本人も周りの人も真剣辛い。
葬儀社で働くヒロインが、彼氏の死を迎える辛さがひしひしと伝わってくるのだ。
韓国版「おくりびと」の要素もあり、他国の葬式の様子を知るのも興味深い。
出演はキム・ミョンミンとハ・ジウォン。
監督は「ユア・マイ・サンシャイン」のパク・チンピョ。
病気の特徴から最後はわかっているのだが、意外にも清々しいものがあった。
参加してます。よろしくで~す
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ALS(筋萎縮性側索硬化症)の男性とその妻の出逢いから死別までを描いた感動ドラマ。主演の一人キム・ミョンミンはこのために20キロにも及ぶ減量をし体を作ったという。妻役を務めるのは『TSUNAMI-ツナミ-』のハ・ジウォン。監督を『ユア・マイ・サンシャイン』のパク・チョンピが務める。... [続きを読む]
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