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2011年2月16日 (水)

「平成ジレンマ」

Heiseizirenma  昔はニュースの暇ネタ一つとして、ユニークな教育方針をしている学校の特集があった。
 大抵は体罰だったり、便器を手で洗わせたりするようなキワモノ系が多いのだが、その中でも有名なのが戸塚ヨットスクールだろう。
 校長の戸塚宏は教育方針よりも、独自の髪形が話題になり、漫画のネタにされていた。
 「ビー・バップ・ハイスクール」に出てくる教師・蟹江信一は、明らかにモデルであることは当時の誰もが知っている。
 ところが、そんな彼も、いわゆる戸塚ヨットスクール事件で、6年の懲役に服している。
 刑期を終えた彼はヨットスクールの校長として復帰、スクールの運営と各地での講演で忙しい日々だ(髪形は薄くなったが当時と同じ)
 全盛期100人を越えた訓練生は、現在約10人。
 かつては非行や不登校の10代が大半だった訓練生も、 今は引きこもりやニートの20代が多く、最年長は40代(!)もいる状態だ。
 さすがに、体罰はやっていない。
 ところが、生徒は脱走はするし、苦労して就職の世話をしても突然消えてしまうし、さらにはいきなり屋上から飛び降りてしまうのもいる。
 正に戸塚校長が善かれと思ってやったことが全て裏目になってしまう。
 マスコミは面白おかしく騒ぎ立てるのは今も昔も変わらない。
 この映画を観ていると、学校がどうとか教育がどうとか以前の話だと感じる。
 所詮、ヨットに乗って何が変わるというわけでもないし、おそらく各自の心の奥底に抱えるものがあり、それは長い時間をかけてべたについてではないと直らないのかもしれない。
 この映画に出てくる生徒の行動は唐突すぎて事前に予測することは不可能だ。
 明らかに1980年代とは違う。
 何を考えているかわからないし、行動が突然なのでへたなホラー映画より怖い。
 監督は齊藤潤一。
 ただ残念だったのは、途中からスクールにくる生徒の話になっていたことで、できればもっと戸塚校長を中心に話を進めてほしかったなあ。

参加してます。よろしくで~す

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