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2011年1月20日 (木)

「白いリボン」

Shiroiribon  第一次世界大戦前夜のドイツ北部の村で発生する不可解な事故。
 ドクターの落馬事故→小作人の転落死→男爵家の火事→荒らされたキャベツ畑→子供の失踪…「名探偵コナン」の米花町に負けないくらい事件が発生している。
 さすがに「ファニーゲーム」のミヒャエル・ ハネケの監督作品だけあって、気分を滅入らせる映画を作らせたら他の追随を許さない。
 全編に渡って人のいやなところを見せつけられているような気分になってしまう。
 小さな村なのに、いや小さな村だからこそ、人間社会の縮図であり、悪意や欺瞞、それに伴うであろう暴力が、浮き上がってきてしまうのだ。
 さらにクソ長い上映時間が、いやな気分を増幅させる。
 今時珍しいモノクロ映像も、余分な色がない分、否応にも深刻なテーマに向き合わなくてはならない状態になってしまう。
 ところが、これだけ不快な気分にさせられながら、映画そのものは面白いから困ってしまうのだ。
 不可解な事件の真相は知りたいし、誰にも心の奥底にある部分を見透かされているような、それでいて何ともいえない緊張感が全編にただよっており、それが若干心地よいものがある。
 これはこれで違う意味合いの「悪人」なのだ。

参加してます。よろしくで~す

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» 白いリボン [LOVE Cinemas 調布]
『ピアニスト』『隠された記憶』のミヒャエル・ハネケ監督最新作。昨年のカンヌ国際映画祭のパルム・ドール授賞作品だ。第一次世界大戦直前の北部ドイツの村を舞台に次々と起こる不可解な事件と、そこに暮らす人々の心の闇を描き出す。出演は『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・トゥクール、『ベルリン、僕らの革命』のブルクハルト・クラウスナーら。... [続きを読む]

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