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2011年1月14日 (金)

「スプライス」

Splice  科学者のクライヴとエルサは、遺伝子操作で未知の生命体を創り出す。
 やがてドレンと名付けられたその生き物は、急速に成長し美しい女性の姿へと変貌していく…。

 ヴィンチェンゾ・ナタリ監督は、究極の密室劇である「CUBE」だけが面白い一発屋監督のイメージが強いのだが、この映画は「CUBE」程ではないが面白い。
 昔観た「エンブリヨ」を思い出させる。
 この手の話は作り出された生物が、人を襲いまくるというのが定番だが、この映画はちょっと違って、異生物の生々しさを描いている。
 それは人であって人でなく、だからこそ嫌悪感を抱くが、嫌うことに罪を覚えてしまう。
 例えばどれだけ不細工で頭が悪かろうが自分の子供を邪険にできない心理を感じさせる。
 怖さを感じるがどうすることもできない心理的不安定さがきちんと描かれているのだ。
 それを成功させたのは、出てくる異形な生き物だろう。
 まるでチ●ポを思わせたり、ツチノコを思わせる肉の固まり。
 それでも生きている生々しい動き。
 成長して女性になっていくドレンも、決して自分らが定義する美人ではなく、あくまで異形の生き物に、人間が感じる美しさが見え隠れしている。
 ドレンに女性の色っぽさを感じさせているところが、この映画の成功の要因かもしれない。
 そしてドレンが水陸空で動ける完璧な生物体を思わせるのも興味深い!
 出演はエイドリアン・ブロディとサラ・ポーリー。
 エイドリアン・ブロディの風貌が昔懐かしいTKマンを思わせる(笑)
 残念ながらエスパーでなくても先が読めてしまうし、何かが襲ってくるホラーを期待するとその要素はあまりにも少ないが、人間の根本的なところの痛さをついている怖さとして考えるなら正解だと思う。
 まあ一番インパクトがあるのは壁の絵の吹き出しのセリフ「奴らが来るぞ!」だろうなあ(笑)
 あのセリフが気になってあのシーンだけ映画に集中できなかった日本人は多いはず。

 参加してます。よろしくで~す

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは♪
「やつらが来るぞ!!」に踊らされた一人です。アレがもう気になって気になって…(笑)

ドレンの人間とかけあわせた生物DNAは一体なんだったのでしょうね、ある意味で完ぺきな1つの生物だったと思います
雄雌同体でも種の保存意識はあるのでしょうか
ラストシーンは興味深かったです

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