「エル・トポ 製作40周年デジタルリマスター版」
伝説のカルト映画が、デジタルリマスター版で公開!
エル・トポと言われるガンマンが、山賊やら、哲学者、自然主義者、聖人などを次々に撃ち殺して、最後は僧侶になってしまう…いやもはや説明するのが、あまりにも陳腐なくらい物語を追うのは無意味だ。
アレハンドロ・ホドロフスキーが、監督、主演、脚本、音楽、衣裳、美術と一人六役をこなす1970年の映画で、日本では1987年に一般公開されている。
ジョン・レノンが権利を買い取ったやら、寺山修司が絶賛やら、もはや伝説化している有名な映画であることは言うまでもない。
こうやって美しい映像で改めて観てみると……面白いのか?この映画。
すいません、自分は無理です~。
この手の映画を面白いと言えるのがかっこいい映画ファンなんだろうけど、例えばジョン・レノンや寺山修司、真夜中に公開なのにロングランとかの評判を聞かずに、この映画を観て面白いかどうか聞かれたらどうだろうか?
少なくとも自分は面白いとは思えないし、真夜中に観ていたら間違いなく寝てしまうかもしれない。
最初はちょっと異常な雰囲気で面白いかなあと思って観ていたのだけど、話に盛り上がりがないというか、そんなにうまい語り口でもないし、途中でダレてきてしまうのだ。
暴力描写や宗教的思想など色々な解釈はできてしまうんだが、深読みはいかんよなあ。
まあ、自分だけが理解できてないんだけどね。
2011年はウサギ年だが、この映画のウサギは扱いが悪すぎ…というかかわいそう(泣)
参加してます。よろしくで~す
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