「キス&キル」
過保護なお嬢様の結婚した相手は、実は元CIAのスパイで、2000万ドルもの懸賞金が懸けられていたため、必然的に二人は殺し屋に狙われることになる…。
公開時期的にどうしてもトム・クルーズとキャメロン・ディアスの「ナイト&デイ」と比べられるのは仕方ないとしても、公開が本国では先なのに、日本での公開が後なので、パチモンっぽく見られてしまう不幸な映画。
だからといってつまらないかといえば、そうでもなく最初のツカミは「ナイト&デイ」より面白かったと思う。
旦那が元凄腕のスパイであることが、意外に早く妻にわかってしまうのが残念!
もっと引っ張ることもできたはず!
後半は近所を含む知り合いが殺し屋という設定は面白いが、設定に無理がありすぎ!(笑)
しかし、基本がユルユルコメディなので、無粋なことはいうべきではないだろう。
それよりも家で死んだ男が、帰ってきても死体として転がったままなのには笑った。
こういう芸の細かいところは好きだな。
主演は「ベガスの恋に勝つルール」のアシュトン・カッチャーと「幸せになるための27のドレス」キャサリン・ハイグル。
監督は「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック。
ヒロインの父親役でトム・セレックが出ていたのが懐かしかったが、彼が登場した時点で、何かあるなと思わせてしまうのが、ある意味ミスキャストか?
しかしアメリカの家庭ではサプライズパーティーと称して、人の家に勝手に入られるみたいだが、プロムの次にいやな文化だな。
参加してます。よろしくで~す
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