「マチェーテ」
ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノが、B級映画へのオマージュ として撮り上げた二本立て映画「グラインドハウス」の中で、架空の映画の予告編「マチェーテ」を、ロドリゲス監督が実際に長編映画として完成!
一見、日雇い労働者っぽい男。
実は麻薬王トーレスによって愛する家族を殺されたメキシコの元連邦捜査官マチェーテだった…。
これは大変面白い!
話は復讐というあまりにもシンプルというか、申し訳程度で、あとはひたすらアクション満載!
バッタバッタと人が死んでいくし、女性のヌードもありだ。。
R18もやむなしなのだが、映画っておしゃれなデートスポットでもあるけど、こういういかがわしい不良色の強いのも必要じゃないか?
自分は少なくとも、中学生や高校生が年齢を偽っても、この映画を観にくる心意気はあっていいと思うな。(あ、もちろん自己責任ですよ)
音楽が、70年代っぽいのが懐かしい。
昔はこんな感じだったんだよなあ。
マチェーテを演じるのはダニー・トレホ。
普通に考えたら、絶対にかっっこよくないのに、何故かこの映画だと物凄くかっこよく見えてしまうから不思議だ。
労務者っぽい男性が好きな女の子の気持ちもわかってしまう。
B級映画っぽいのに出演者はやたらと豪華!
ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、リンジー・ローハン、スティーヴン・セガール…という主役級が勢揃いで、彼らのギャラだけでもB級とは思えない。
デ・ニーロがタクシーの運転をしているのを見て、トラヴィスを思い出してちょっと泣けた。
セガールはすっかり肥えてしまって演技も相変わらずだが、彼の存在そのものが重要なのだ。
まあ、本来なら彼がマチェーテ側で、組織を一人で壊滅させているのだろうけど(笑)
いかにも続編がありそうなのだが、これもハッタリかもしれない。
だけど、おそらく多くの人が待ち望んでいるので、是非とも製作希望!
参加してます。よろしくで~す
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「マチェーテ」★★★★面白い
ダニー・トレホ、スティーブン・セガール、ミシェル・ロドリゲス、
リンジー・ローハン、ドン・ジョンソン、
ジェシカ・アルバ、ロバート・デ・ニーロ出演
ロバート・ロドリゲ、イーサン・マニキス監督、105分 、 2010年11月6日初公開、2010,アメリカ,SPE
(原題:MACHETE )
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