「映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?」
フレッシュプリキュアは最終的には面白かったけど、ハトプリはおジャ魔女っぽい絵がどうも好きになれなかったのだが、今やすっかり慣れてしまった。
そりゃあ毎週毎週見てれば違和感もなくなってしまうわなあ。
そして1年たったら新しいプリキュアになるわけで、もはや仮面ライダーや戦隊方式になっているみたいだが、これは正解だと思う。
そんなわけで、「ハートキャッチプリキュア」の映画化。
パリを舞台に、プリキュアとサラマンダー男爵の戦いが展開する。
毎年大人にはもらえないミラクルライトも健在だが、今回はどこで使うかの説明がなかったので、多くの子供がタイミングを逃していた。
この映画に関しては参加型なので、どれだけ場内を明るくしてもらおうがOKで、むしろ壮観な眺めなのに何故?
まさかDVD化の兼ね合いかもしれないが、劇場は劇場の面白さがあっていいのではないか?
映画版は架空の国やテーマパークに行くのがパターンなのだが、今回はパリが舞台という妙にリアルだったりする。
実は今回は、それぞれの登場人物の心理描写がえらく丁寧に描かれているし、画面も信じられないくらいよく動く。
どちらかといえば大人向きかもしれない。
そのため、子供にはかなり面白さが伝わりにくいものがある。
そもそも、何故いつもの4人がパリにいるのかが最初に説明がなく、物語が進んでいくうちに、えりかの母が経営する店がパリへ進出し、そのお披露目のファッションショーにモデルとして出演することになったことがわかるのだが、幼稚園くらいにはちょっと難しいかもしれない。
だけど、大人目線だと、サラマンダー男爵と彼の連れている少年との疑似父子関係や、つぼみと少年の疑似親子母子の切なさが物凄く伝わってくるのだ。
もう少し子供目線で話を構築すれば傑作なのに、ターゲットの子供と考えれば実に惜しいのだ。
ラストは当然、TVシリーズ同様、踊るのがお約束なのだが、今の「Tommorow song~あしたのうた~」はちょっとテンポが悪いのでイマイチかなあと思っていたら、ファッションショーのBGMとしてうまく使っていた。
でも、「ハートキャッチ☆パラダイス」で踊ってほしかったなあ。
あとちょっと期待したつぼみのおばあちゃんが変身する、通称<ババキュア>が出ないのにがっかり。
ラストはプリキュアオールスターズの予告があるが、これで最後とのこと。
合計20人近くいるわけだから変身しているだけで終わってしまいそうだ。
一応、次のスイートプリキュア(らしい)のお披露目が最重要項目か?
参加してます。よろしくで~す
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