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2010年10月20日 (水)

「おまえうまそうだな」

Omaeumasoudana  予告編を観る限り、どう考えても子供向きな感じで、例えていうなら「11ぴきのねこ」を思わせるものがあって、絵的に萌え系でもないのでパスだなと思っていたのだが、観てしまった。
 だって昼間の空いた時間に適当な上映時間の映画ってこれしかないんだも~ん。
 ところが、観て良かった。
 感動で泣いたよ。

 草食系恐竜に育てられた肉食系恐竜のハートは、卵がかえったばかりの草食恐竜の赤ちゃんを見て「おまえうまそうだな」とつぶやく。
 赤ちゃんは自分の名前がウマソウで、ハートをお父さんと勘違いする。
 やがてハートとウマソウの間には父と子のような愛情が芽生えてくる…。

 そういえば、こんな話の漫画がモーニングに連載されていたような感じだが追求はしない。
 子供向きの話だと、肉食と草食の話はご法度である場合が多い。
 あの手塚先生も「ジャングル大帝」では触れないようにしていたはず(ごめん、記憶曖昧だ)
 ところが、このアニメはそこを逃げずにちゃんと触れている。
 そして、卵から生まれているにもかかわらず、ちゃんと親子の愛情を描いている。
 それは血が繋がっているとか関係なく、家族とは何かを追求しているのだ。
 また、あの絵にもかかわらず動きが妙に滑らかで、アクションも迫力がある。
 恐竜があの大きな図体で躍動感がある。
 それはまるで「パンダコパンダ」のパンダを思わせるものがある。
 声の出演は、ウマソウを加藤清史郎君が演じているのだが、これは意外にハマリ役。
 監督は藤森雅也。
 おそらく、映画ファンや一般的なアニメファンには軽く流されそうだが、見逃すと大損なので注意。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

始めまして、JHと申します。「おまえうまそうだな」で頭ごなしに否定するつもりはないのですが絵柄、内容、スタッフで色々気になった所がありました。長文になって申し訳ありません。

絵柄については「あまり子供向け作品に向いてないが考えたのかな?」と思いました。子供向けに向いてる人なら、子供向けなりにも魅せるデザインにしても良さそうです。アンパンマンとかは上手く魅せてると思います。「おまえうまそうだな」のは「子供向けならこんな感じで良いかな?」感が強い絵柄が残念でした。キャラデザ・総作画担当の人は後にマジックツリーハウス(映画)もやってますが、あちらはまだ自然な感じでしたけどこちらは何か不自然というか慣れない感じをしました。

内容については、誰向けなのか良くわかりませんでした。子供向けメインとして見るには過激ですし、中高生~大人向けメインとして見るには子供っぽいと思いました。捕食とか戦闘とかその他の描写は規制多い最近(ここ2,3年)の子供向けとしては頑張ったかと思います。自然界の厳しさもライトとハートが生まれる前から出てたと思います(卵がライトとハートの以外全滅)。世界観や設定や戦闘等は結構厳しい感じです。しかし、それ以外がよくある子供向けって感じがしたので何だか中途半端かな?と思いました。

スタッフについては、脚本家はわかりませんが監督は過去の履歴を見ると最近はあまり子供向けらしい仕事はしておらず、「おまえうまそうだな」が初監督?みたいですね。その辺も、「あまり子供向けに慣れてない感じなのかな?」「誰向けか中途半端」と思わされる部分かもしれません。この人はたまにTVシリーズの忍たまに演出かコンテとして来るのですが最近はあまり子供向けらしくない回を担当してます。おまうま以前の17期では上級生メイン回を担当してて主役メインの話ほど子供向けな感じはしませんでした。(忍たまは確かに女性ファンが目立ちますがね)

藤森監督の映画なのですが考えようによっては本人の監督作品としては結構異端に見えるかもしれません。

もしかすると忍たまやフェアリーテイル映画よりも異端な感じかもしれません。
忍たまはあれでも忍者関連も重視されています。忍者関連の物はアクションもついてると思います。
フェアリーテイル映画も少年向けアクション物というジャンルです。ちなみにフェアリーテイル映画を見てないのでしたらすみません。自分も見れてませんが。

おまえうまそうだなの場合は、あくまでハートフルお涙頂戴モノがメインであってその他は二の次なコンセプトです。原作付きだけど原作者が最初に「絵本と違うものを作って」とお願いした珍しい例でもあるのです。

ttp://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493のインタビュー(2011年8月号のアニメージュのこの人に話を聞きたい)によると、藤森監督は口出ししたけど語ってる部分はメインではなく普通に見てればわかりにくい所ばかりでした。メインを崩さない程度のパート部分だと思います。
実際、普通に見てる人には良くも悪くも「ハートウォーミングな家族愛モノ」と思われています。
寧ろ、本人の言ってる部分はどちらかというと分かる人には分かるパートだと思います。

そして、お母さん(マイアサウラ)がまた子供を産んだシーンもありましたが、これも枝葉的な所であって、決してメインではありませんものね。

藤森監督はおまえうまそうだな映画でも自分の個性よりもオーダー等を優先させてるように見えます。

そりゃ、こういうハートフルお涙頂戴モノもやらなくはないのでしょうが本人はアクションとか派手な動きが売りでもある、という話も聞きました。
フェアリーテイル映画のインタビューで思い入れが強いと語ってたり、2011年8月号のアニメージュで楽しんだとは言っていますが、「本当はアクション物等をやりたいのでは?」って感じさせる発言が見えたのも事実だと思います。子供向けだからって全てがハートフル系だとは限りません。

おまえうまそうだな映画について長くなりますが、これはスタッフの話で知った事実や推測も含めてるからです。色々と率直にいうので、気を悪くしたらごめんなさい。箇条書きです。一度に書ききれないので分けます。

■おまえうまそうだなの映画の功罪は監督がほとんどというよりも関係者も含まれてる
おまえうまそうだなの映画の監督は職人タイプのスタッフだとも聞きました。
違う映画でのインタビューについても「自分の個性を押し切って作るのではなく」と言ったらしいです。

上の意向も受け入れてて律儀といえば律儀な気もします。プロデューサーやスポンサーを上手い事欺こうとするクリエイターよりは、上の意向も受け入れてる気がします。おまえうまそうだなの映画は、原作者・宮西達也さんの「絵本とは違う物を作ってください」という要望も拍車に掛けてるのかもしれませんが。とにかくそれらの要望を受けて作ったのが、このいかにもな泣かせ映画になったとも言えます(趣味はともかく難易度自体は簡単です。特にお子様向け泣かせ映画は一般映画、幅広い層映画より簡単そうですね)。

その結果、この映画は○○監督とはクレジットされててもその監督の趣向自体は全体で言うと半分も占めてないように見えました。なので、○○監督の主な功罪というには無理があると思います。明らかに他関係者の力もあるでしょう。ジブリとか細田守監督の映画とか原恵一監督の映画等と比べると、おまえうまそうだな映画は監督の功罪がメインではないと思います。


■監督だって自分の趣向を持ってる模様。
ただし、職人スタッフと言えども決して自分の趣向を持ってないというわけではないようです。この映画の監督の方はこういう仕事もやらないと駄目だとか、他にやりたいジャンルあるけどそちらはやりたくても起用されないとう事情もあって、実際に起用された作品内でという気持ちもあったと思います。
バトル系みたいな要素か何かですが、それが好きなようで、「それを入れないなら自分で監督やる意味ないわ」という事も言ってたみたいです。
この画像に載っていました。(特に恐竜なのでバトルと相性良かったはずです)
この画像は2011年アニメージュ7月号の話の1部を見つけた者です(アドレスUPL参照)。

しかし上述のインタビュー画像を見ると、本当はそういうジャンルの映画もやりたいと思ってた所、
プロデュースサイドからとにかく泣ける映画を作ってくださいと言われて苦労した、という
ニュアンスになっていると思います。「泣けるというお題を苦労していれつつも~」と言っていますから。
この監督を起用した側は、本当に監督の趣向を理解してたのかどうか不明です。ただ上辺だけの経歴で判断してたのかもしれません。主な経歴だけ見て「当たり障りのない子供向けお涙頂戴ならぴったり」と判断した可能性も。(子供向けなら当たり障りなくすればそれで良いって考え等)

実際、原画スタッフの1人からもtwitterで「感動を全面に出してますが~」「個人的には○○監督の趣味の分野(背動・アクション・ギャグ)も混在してるので~」と言われているくらいですから。
「感動を全面に出していますが」という発言もこの映画ではそれメインという意味になり、「趣味の分野の混在」という発言も逆に考えればもっと別の要素も入ってるという事です。

■おまえうまそうだなの映画の絵柄
映画の絵柄も誰が考えた物なのかはわかりません。
推測ですが、上の人の誰かから監督やキャラデザイナーに人に「こんな感じの絵柄でお願いします」と頼んだのかもしれません。キャラデザイナーは柳田義明氏ですが、監督は共同ですが昔ポケモン映画の作画をやった事があります。
なので、監督に対しても、単に「ポケモンみたいな絵柄にしてくれ」と頼んだ可能性もあります。寧ろ、そういう風な感じの映画にして欲しくてこの映画に監督を起用したのかもしれませんし。上辺だけの経歴で偏見で判断したとも考えられるかと思います。もっとも絵柄だけではなく、内容面でも「この監督だったらこういう、ぬるま湯映画にぴったりだろう」という上辺だけの経歴で判断したのかもしれませんが。作者の宮西達也さんが「原作絵本と違う物にしてください」と頼まれたのもあると思いますが。

監督はデザイン面で「丸っこいキャラだけど~」「マイアサウラのお母さんのお母さんの色っぽさは想定外」と言っていますがこれだけでは監督の発案かどうかわかりませんよね。
ここも2011年アニメージュ7月号の話の1部を見つけた者です(アドレスUPL参照)。

■マイアサウラのお母さん
マイアサウラのお母さんについても監督自身が「肉食だとわかっていながら平気で育てちゃう」と言い方もしてたので、本人も多少なりとも呆れを感じてるのかと思いました。 浮世離れってのは良い意味で使われるとは限りませんので。これもここに載っているようです。

正確には原田知世のキャスティングでの質問への返答ですが、「肉食だとわかっていながら平気で育てちゃうそんな浮世離れした所と合ってるなあと」と言ってました(キャスティングの発案も不明ですが。会社やPの発案かもしれません)。浮世離れという言い方、お母さんの行動、芸能人キャスティングなので呆れも含まれてるのかもしれません。ここも2011年アニメージュ7月号の話の1部を見つけた者です(アドレスUPL参照)。

ここら辺も、「泣けるというお題を苦労していれつつも~」な部分なのかもしれませんが。

この映画のプロデュース側について、「人気絵本のネームバリューを使いたかったのか」
「原作者が絵本と違う物をって頼んだのを良い事に映画を単なるお涙頂戴物にしたかったのか」って事を突っ込みたいです。

http://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/
原作者は絵本と違う物と頼んだけど、「絵本と違う物」って良い意味でも悪い意味にもなり得るのである意味範囲が広いです。

映画は勿論監督以下スタッフ側も色々口出ししたので彼等の意向もあるのは
間違いないのですが企画には関わってなかったかもしれませんねえ。
口出ししたと言ってもあくまでああいう企画の枠内でやっただけなのかもしれません。

映画の絵柄についても、監督に対しても単に「ポケモンみたいな絵柄にしてくれ」と頼んだ可能性もあります。寧ろ、そういう風な感じの映画にして欲しくてこの映画に監督を起用したのかもしれませんし。

http://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493
このアニメージュ2011年8月号のインタビューはこちらも読みましたが、
「映画全体を見る限りだと必ずしもインタビューで答えたスタッフの意向が全面に出ててないじゃん」と思いました。

本当にスタッフの意向が全面に出る映画は、例えそのスタッフの力量が足りなくてもそれっぽい形(スタッフの言う意図が形だけでも全面に出てたり)にはなりうなのですが。実際、独りよがりかに問わず、スタッフの意図が全面に出てる作品あると思いますから。

この映画ですが、それにしても女性を舐めてますね。単なる可愛いキャラでお涙頂戴物語を作れば良いと思っていたのでしょうか?


続く

「映画を単なるお涙頂戴物にしたかたったのか」と思った理由を詳しく書くとこうです。

■可愛いキャラ(キャラデザ)
既に描いた通りですが、キャラデザについては監督やった人間が「お母さんが色っぽいのも柳田さんのおかげですよね。お母さんが色っぽさは想定外」「丸っこいキャラだけど格好良いアクションをやる」的な言っていました。こういった意見しか知らないのですが、これだけだと本当に監督(下手すりゃキャラデザイナーも)の意向であのデザインになったのかどうかわかりませんね。

「本当はもっと違うデザインでやろうと思ってたけど
ポケモンみたいにしろと頼まれて仕方なくやった」という可能性だってあります。
「こんなキャラだけどアクションをやってやる」という意地とかで。

・・・おっと制作サイド中心の話になってしまいました。

■狙った感じのウルウル感
映画にはいかにも「ここ泣けるだろ」みたいなシーンやBGMとかもありました。
マイアサウラのお母さんの存在もそうです。

実は肝心の制作サイドからも「肉食だとわかっていながら平気で育てちゃう」と言い方もしてたので、制作サイドも多少なりとも呆れを感じてるのかと思いました。

浮世離れってのは良い意味で使われるとは限りませんので。
実際に、作中のを見る限りでは周りの足を引っ張ってばかりでしたねえ。

何食わぬ態度で草食の身内の事考えないで肉食の主人公を育てるし、その肉食の主人公にしても赤い実ばかり食わせる。


肉食のボスについて、ハートをお母さんが育てた件について聞いて「肉食は肉を食べないとダメだ。どうするつもりだったんだ?」と言われても反省もしないでちゃっかりする。

おまけに終盤になっても「ハートに対して一緒に暮らそうという」子離れの悪さを発揮する。

このマイアサウラのお母さんの存在も、「泣けるというお題を苦労していれつつも~」な部分なのかもしれませんが。

原作絵本も泣けると言われてるけど、原作絵本は結果的に泣けたという感じじゃないのかと思いました。
寧ろ映画の方がお涙頂戴を狙ってるのかと思ったくらいです。

「映画を単なるお涙頂戴物にしたかたったのか」って思ったのは、プロデュースサイドが「とにかく女の人が泣ける」と要望を出したらしいので気になりました。

そういった題目を苦労しながらも意識するなら、
どうしても多少なりともいかにも計算したお涙頂戴になるのではないのしょうか?(自然と結果的に泣けるとは違う)

それにこのテのうるうる系幼児映画ってのは、そういったいかにもなお涙頂戴物も多いんじゃないでしょうか?

ああいういかにもお涙頂戴のシーンは簡単に作れるので、技術の難易度自体は低かったと思いますよ。
このテの子供映画は無難に親子愛とか言っててうるうるBGMを流すだけですからチョロイ物ですね。一般映画とも違いますから。

もっとも「女性を馬鹿にしてるな。単なる可愛いキャラで狙ったお涙頂戴物語を作れば良いと思っていたのか?」と思いましたがね。

人気絵本をアニメ化映画化するとどうしても単なるお涙頂戴ブームになるのでしょうか。

もっともスタッフ側はプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける映画を作って欲しい」という要望について「泣ける題目だけで1本の映画作るのに抵抗がある」「アクション物も作りたい」「世界観云々」と考えていたらしいのですが。(そもそも「自然と泣けてくる物」と「いかにもな泣かせ物」は別物なんです。絵本だって泣けると言われてますが、自然と結果的に泣けるという印象です。)

映画はスタッフが幾ら口出ししてもそれが前面に出なかったって事はそれだけ上の意向も強かったかもしれません。つまり企画段階?ではそのスタッフ陣がマトモに関わってたかどうか怪しい。

本当にスタッフの意向が全面に出る映画は、例えそのスタッフの力量が足りなかろうとそれっぽい形(スタッフの言う意図が形だけでも全面に出てたり)にはなりそうな物なっても良さそうな物ですからね。

まあこのスタッフ陣はその内のその意向に対しての憂さ晴らし出来るような作品に取り掛かれると良いですね、と他人事ながら思います(もしそれが出来が悪かったとしても)。

スタッフの自己満足なだけの作品も問題ですが、企画やらプロデューサーのゴリ押しのような作品も困り物です。要するにスタッフの意向、プロデューサーの意向とバランス取って欲しいと思います

企画、キャスティング、絵柄、スタッフ起用理由、マイアサウラの母親についての意見なので。


■企画

絵本や童話が人気だからって何でも映画化しようなんて
企画段階で無理があったようにも思えます。
2005年に上映された「あらしのよるに」なんかは
1冊ごとの完結でなく数巻も話が続いたので良かったと思います。
しかも「あらしのよるに」は原作者も脚本に参加出来てたので幸運だったでしょう。

それに比べて「おまえうまそうだな」は1冊ごとの完結の絵本です。
元々繋がってない複数の話をまとめるというだけでも無理があるのに、与えられた尺に合わせて伸ばしても原作ファンは難色示すでしょう。
しかも、こちらは「あらしのよるに」と違って原作者は脚本に参加してません。
ホンの最低限の事しか注文せず、絵本と違うものを頼んでいました。
http://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/のインタビューで原作と違う物を頼んだ件に触れています。


推測かつ乱暴 な言い方でになりますが、おそらく企画側は「人気絵本のネームバリュー、親子の絆という部分に目を付けた」という、浅はかな考えだったんじゃないかと思います。

情報段階から「安易に絵本のネームバリュー、親子愛に目を付けてそう」と思ってました。
映画版の絵柄もああいう路線にしろってスタッフ側に命令したのかもしれませんね。

まあスタッフ達もスタッフ達で、企画段階にあったかどうか怪しいアクションだか活劇もやりたいと思ってたそうですが。
(ただ、アクションだか活劇もやりたい要望は、
絵本のネームバリューや親子愛を利用したいか否かとは、あまり関係なさそうなのでまた別の話だと思います。)

■キャスティング

キャスティングも子供店長だの、原田知世だのを起用すれば、子連れ層狙えるだろうという浅はかな考えだったのではないでしょうか?
ただ、キャスティングはスポンサー、プロデューサー、監督、音響監督の誰が決めたのかは分からない状態です。
原田知世については、監督曰く「自前にイメージしてなかった」そうですが。
まあアニメ映画にありがちな芸能人のキャスティングは
宣伝費とかの事情があるのかもしれませんがハッキリした事情は謎です。

■キャラデザ方面

ガラッと変わる例もありますがこの映画に関しては、「本当はもっと違うデザインでやろうと思ってたけどポケモンみたいにしろと頼まれて仕方なくやった」という可能性も必ずしも否定しきれない。

「丸っこいキャラだけど格好良いアクションをやる」的な発言はhttp://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493を参照。

こういった意見しか知らないのですが、これだけだと本当に監督(下手すりゃキャラデザイナーも)の意向であのデザインになったのかどうかわかりません。

「丸っこいキャラだけど格好良いアクションをやる」的な発言は、こんなキャラになったのは仕方ないがが、それでもアクションをやってやる」という意地なのかもしれませんし。

と思いました。


■起用理由

「大山ドラえもん映画ワンニャンの映画のカーチェイスパートの部分を担当して評価高いらしく、しかも当の本人もアクション物もやりたいと言ったらしいスタッフ」を、

何故、映画版おまえうまそうだなのような当たり障りのないほのぼのアニメ映画の監督に起用したのは一体何が理由だったのかと疑問があります。初めての映画監督作品でこれですか、と思いました。

アクション云々はhttp://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493でも述べてました。
(アニメージュ2011年8月号の、この人に話を聞きたい。P86~89の中の一部です。見れなかったすみません)

自分は、アニメ業界の事は知りませんが

もし「アクション関係で評価されてる&本人もそういう事をやりたいと言った」って事が本当ならば、
何故当たり障りのないほのぼのアニメ映画の監督にしたのか不明なんです。

上述の話が本当なら、起用した人間の方は、上述のような評価まで知らなかったか、知ってても違う面しか認めてなかったのでしょうか?

と思いました。

■マイアサウラの母親
この母親には 遠回しにスタッフ陣も呆れてたのでしょうか?
監督の人が「肉食だとわかっていながら平気で育てちゃう浮世離れした」と言い方もしてました。
http://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493を参照。
(アニメージュ2011年8月号の、この人に話を聞きたい。P86~89の中の一部です。見れなかったすみません)

もしかしたらスタッフ起用前から、母親の浮世離れしたキャラが決まっててそれを見たスタッフ陣が呆れたとか。
 
直接貶してるわけではありませんが(直接言うのはマズイでしょう)、「浮世離れ」「平気で」ってのはあまり良い印象がないです。 監督初めとするスタッフ陣も内心、苦笑いか失笑してたのでしょうかね?

映画版に結構重要なキャラとして、バクー(肉食の王者)というオリジナルキャラも出していましたし。

しかしマイアサウラの母親の言動の「責任感の無さ」が全く薄れる事はありませんでした。
マイアサウラの母親が出る原作「あなたをずっとずっとあいしてる」も見ましたが、
映画版は宮西達也さんの意向もあって原作と違う物を作る事になり、
当然、マイアサウラの母親の言動にしても原作にはないシーンもあるのです。

映画のマイアサウラの母親の言動は

・草食恐竜の村長が
「肉食かもしれん、殺されるのが嫌なら捨ててこい」みたいな事を言ったが、
それに対してマイアサウラの母親は「こんな小さな子を」という理由で
平気で肉食恐竜を育てる。

・肉食恐竜の子(ハート)と草食恐竜の子(ライト)を同じように育てるが、
マイアサウラの母親はハートが肉食恐竜だと知っていながら、
ライトの身は全く気にす る描写が無い。
ライトが食べられるかもしれないという事へのフォローが無い。
終盤で肉食恐竜の王者(バクー)に「肉食は 肉を食べなきゃ生きて いけない」と
言われても、マイアサウラの母親は「例え食べられても」と言うが、
ライトの事には触れない。

・そのハートを育てる流れにしても、赤い実やフルーツの実しか食べさせない。
母親として育てるなら当然子供が食べなければダメな物にも気を使う物だが、
マイアサウラの母親はそういうシーンが無い。
マイアサウラの母親はハートが肉食恐竜だと知っていながら肉は食べさせない。
肉食恐竜は肉が大事なエサなのです。決して赤い実だけでは成立しないにも関わらず。

・途中でハートが肉食だと自覚して群れを去った後、
草食恐竜の村長は「身に染みてわかっただろう」と言うが、
マイアサウラの母親は「ただハートがいなくなってションボリするだけ」で他は反省し ない。

・・・etc

このように述べてもマイアサウラの母親の言動に「責任感の無さ」がはっきりします。。
絵本や童話を長編アニメ化する以上、多少なりとも改変や追加は付き物ですが
映画版「おまえうまそうだな」は痒い所に手が届くどころか、
却って「母親の責任感のなさが浮き彫り」になった感じがあります。
映画オリジナルの草食恐竜の村長、肉食恐竜の王者(バクー)に何か言わせたのに
フォローが効いてないのはどうしようもありません。
何か言わせた事が、却って裏目に出てしまった所もあるのかもしれませんがね。

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