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2010年9月28日 (火)

「おにいちゃんのハナビ」

Oniichannohanabi  おにいちゃんのハナビと言っても、大学生のお兄ちゃんがライターで脇毛を焼くという居酒屋の一発芸のことでもなく、ましてや報映産業の映像スイッチャーのことでもない。
 この映画のハナビは、新潟県小千谷市片貝町の片貝まつりで打ち上げられる花火のことだ。
 町民がスポンサーとなり、様々な願いとともに神社に奉納する形で花火を打ち上げるもので、400年の伝統とギネスにも認定された世界一の花火らしい。
 物語は、年に一度打ち上げられる花火に思いを託す余命わずかな少女と兄の絆を描いている。
 半年ぶりに退院した妹が再会した兄は高校卒業と同時に引きこもりになっていた。
 そんな兄の社会復帰をさせるため、強引に外へ連れ出し、バイトを見つけたり、地元の成人会に無理やり参加させようとしたりする。
 最初はいやがりながらも、徐々に社会復帰をしようとする兄だが、一方では妹の病状が悪化して再入院と なってしまう。
 妹のため、彼女の見たかった花火を打ち上げようと決心した兄だが…というのが大まかな話だ。

 地方都市が舞台
 祭り
 病気の妹
 宮崎美子(B86-W60-H86←ミノルタのCM出演時)が母親役
 公開が9月

 「君が踊る、夏」と目茶苦茶かぶりすぎだ~。
 だけど、話が散漫な「君が踊る、夏」よりは遥かに面白い。
 話が一本筋が通っているからだ。
 難病物なので泣かせようとしているところもあるのだが、思った以上にカラっとしているのは、病気の妹が明るいからだろう。
 演じている谷村美月(B80-W56-H80)は細みの割りには乳デカッ…ということよりも、頭をマルガリータにしてまでの熱演によるところが大きい。
 こんな妹に「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と言われたら、妹萌えの人でなくても、気分が良くなって引きこもるのもやめてしまいそうだ。(タイトルがエロゲーっぽいのも納得!)
 ちなみにお兄ちゃん役は高良健吾は、いい感じで引きこもりの役を演じている。
 そういえば、この二人は「ボックス!」でも共演しているんだよな~。
 物語の中に地元の中学卒業生の作る成人会が出てくるのだが、自分はこの手の集まりが好きではないので全く参加していない。
 もちろん人それぞれなので否定するつもりはないが、自分はパスだな。
 自転車の二人乗りや、病院での携帯の使用、棺桶に携帯を入れる等のツッコミ所はあるのだが、ここらへんは許容範囲ということで。
 監督はこの作品が初の劇場用長編映画監督となる国本雅広。
 意外に花火は劇場で観ると大きさも音も迫力があるので、これだけでも劇場でこの映画を観る価値があるかも。
 あと意外に藤井フミヤの主題歌が良かった。

参加してます。よろしくで~す

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コメント

タイトルがエロゲーっぽい……ごもっとも!

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» おにいちゃんのハナビ [LOVE Cinemas 調布]
新潟県小千谷市片貝町の“片貝まつり”を舞台に、白血病で余命いくばくもない妹とひきこもりの兄の深い絆と再生を描いた人間ドラマ。主演は『ボックス!』に出演していた2人、高良健吾と谷村美月、共演に大杉漣、宮崎美子。監督は劇場用長編映画デビュー作となる国本雅広。登場人物の想いが乗せられて、夜空に大きく咲くハナビの美しさに目を奪われだろう。... [続きを読む]

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