「仁寺洞スキャンダル ~神の手を持つ男~」
仁寺洞の骨董街に女帝として君臨するギャラリーのオーナー、ペ・テジンは、京都で見つかった朝鮮王朝期の幻の名画「碧眼図」を30億ウォンで入手した。
当時の状態に修復すれば400億ウォンで売れると計算した彼女は、文化財盗難の嫌疑をかけられて美術界から追放され、今はギャンブルで借金を抱えながら暮らしている腕利きの修復士のイ・ガンジュンに修復を任せる…。
美術関係に疎いのだが、物凄いお宝の美術品を何とかしようとしているのは伝わってくる。
美術品の修復の話だが、それがメインではなく、ワケありの連中の出し抜き合いが見所だ。
オーナーのペ・テジンは裏では美術品の密輸で巨万の富を得ている。
しかし、ここ最近は美術品密輸の現場を警察に押さえられたり、部下が襲われたりしている。
一方、かつての文化財盗難事件でガンジュンを捕まえた女刑事は、一連の事件にガンジュンが関わっていると思い捜査をしている。
ガンジュンも、秘密裏に行われている 私設オークションの競売現場に警察を装って乱入したりしている。
様々な思惑が交錯しているのが面白く、最後はまるで「スティング」を観ているような痛快さがあって良い。
出演はキム・レウォン、 オム・ジョンファ、イム・ハリョン、ホン・スヒョン、キム・ジョンテ…って韓国俳優は良くわからないが、女刑事役の女の子がかわいいのでチェキ!
日本からは白竜が出ているが、「その男、凶暴につき」の頃に比べると凄みは減って丸くなったような気がする。
監督は、この映画がデヴューのパク・ヒゴン。
設定では京都で美術品を買い付けた設定なので、当然、日本語も飛び交うのだが、何を話しているかさっぱりわからず、韓国映画なので韓国語の字幕が出ているが、日本語も必要だと思う。
おそらく、韓国人が観るので、調整が適当なんだろうなあ。
参加してます。よろしくで~す
« 「花と蛇3」 | トップページ | 「バイオハザード IV アフターライフ」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント