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2010年9月30日 (木)

「ペルシャ猫を誰も知らない」

Perusha  高校時代にかかるハシカみたいな青春病のバンド。
 夜遅くまで練習したり、機材を買うためにアルバイトをしたりしているので、当然成績はメキメキ下がっていくし、音がうるさいので親や先生からは怒られたりするのだが、反抗しながらもやり続けていた。
 その反骨精神こそがロックだから。
 しかし、所詮、高校生の周りに反対されながらのバンドなんて大したことではない。
 何故なら逮捕されることがないから。
 これがイランだとちょっと違う。
 文化表現が厳しく制限され、ロックやブルース、HIPHOP等をやるのも命懸け。
 音楽やるなら国外に行かなくてはならない。
 こんな状況に比べたら、日本での音楽活動のユルさは問題外だ。
 イランと言えば、初期の「エロイカより愛をこめて」やプリンス・マルコ・シリーズ等のネタでお馴染みで、あの時はホメイニ師が頑張っていた時代だったなあ(遠い目)
 インディ・ロックを愛するミュージシャンのカップル、ベガルとアシュカンだが、反イスラム的との理由で西洋文化の規制が厳しいイランで音楽をやるのは無理だと考え、テヘランでの活動を諦め、海外への出国を決意する。
 違法なパスポートやビザを手配してくれる便利屋ナデルは、2人の才能に惚れ込み、出国前に当局の許可を取り付け、彼らのアルバム制作とコンサートを実現させようとする。
 バンドメンバーを探すため、こっそり活動するミュージシャンたちを訪ね回る…と言った話で、「BECK」と同じというより、バンド物でありがちな話だ。
 それもそのはず、これはもう完全に音楽青春映画だからだ。
 ただ、根本的に国の文化が違うだけなのだ。
 これを見る限り、世界平和は絶対にありえないと思ってしまう。
 予告を見ているとドキュメンタリーだと思っていたらそうではなかった。
 ただ、アーティストは本物だそうで、撮影の後、本当に海外に行ったそうな。
 当然、撮影も許可が出るわけもなくゲリラ撮影だそうで、監督のバフマン・ゴバディは根性あるなと感心。
 とりあえず、音楽で食っていこうと考える若者は、この映画を観て、自分の決心を確認すべし。

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2010年9月29日 (水)

「トラブル・イン・ハリウッド」

Troubleinhollywood  アメリカでは軍事産業の次に儲かっていると言われている映画産業。
 当然、大きな金が動く=色々なしがらみや問題があるわけで、それらを何とか調整するのがプロデューサーの仕事だ。
 この映画は、プロデューサーを主人公にハリウッド映画の内情を描いたコメディだ。
 ハリウッドの映画プロデューサーであるベンがプロデュースした映画は、試写であまりにも暴力的な内容から観客に酷評される。
 映画会社の社長からは暴力描写をなくすように要請されるが、監督は言うことをきかない。
 ベンは、監督を説得しながら、新作映画の準備もしなくてはならないのだが、主演のブルース・ウィリスはヒゲ面で現れ、どう説得してもヒゲを剃ろうとしない。
 さらに私生活では1年前に別れた妻への未練を引き ずっていた。
 果たしてベンは、この崖っぷち状態を何とかできるのか…という話で、おそらく本国の業界関係の人は笑えるけど、興味がない人は微妙ではないかと思われる。
 ましてや日本だと、余程の映画ファンじゃないと面白さがわからないだろう。
 実はつまらないなあと思っている映画でも試写があって一般公開前に直しがあったり、編集権とか、出資してくれる会社のこととか、映画業界にはユダヤ人が多いとか、何よりも興行収入を重視する映画会社の社長や、自分のこだわりを通そうとする映画監督…など色々あるのだが、それらに興味がなかったりすると、この映画の面白さはわからない。
 ましてやブルース・ウィリスやショーン・ペンが本人役で出ていることや、彼らのワガママ大物役者ぶりに振り回されるプロデューサーのベンが、自身が大物俳優であるロバート・デ・ニーロが演じているわからなければ面白みが伝わらない。
 例えば「8時だよ!全員集合」のコントで、志村けんが大物歌手を演じて、沢田研二が付き人をしているようなものなのである。
 その意味では、この映画はマニア向けだ。
 監督が「レイン マン」のバリー・レビンソンで、これだけの出演者なら大規模公開でも良さそうなのだが、本国では去年公開で、日本では小規模公開となると、映画会社も一般受けはしないと考えた可能性が大きい。
 ましてや文化の違いが大きく出てしまうコメディだと厳しいのかも。
 正直、自分もブルース・ウィリスのヒゲのところが一番面白かったので、浅い映画ファンであることを実感した。
 しかし、劇中で犬を銃で撃つところで、あれだけ大騒ぎになっていたのだが、アメリカって動物保護には恐ろしくらい過剰だなあ。

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2010年9月28日 (火)

「おにいちゃんのハナビ」

Oniichannohanabi  おにいちゃんのハナビと言っても、大学生のお兄ちゃんがライターで脇毛を焼くという居酒屋の一発芸のことでもなく、ましてや報映産業の映像スイッチャーのことでもない。
 この映画のハナビは、新潟県小千谷市片貝町の片貝まつりで打ち上げられる花火のことだ。
 町民がスポンサーとなり、様々な願いとともに神社に奉納する形で花火を打ち上げるもので、400年の伝統とギネスにも認定された世界一の花火らしい。
 物語は、年に一度打ち上げられる花火に思いを託す余命わずかな少女と兄の絆を描いている。
 半年ぶりに退院した妹が再会した兄は高校卒業と同時に引きこもりになっていた。
 そんな兄の社会復帰をさせるため、強引に外へ連れ出し、バイトを見つけたり、地元の成人会に無理やり参加させようとしたりする。
 最初はいやがりながらも、徐々に社会復帰をしようとする兄だが、一方では妹の病状が悪化して再入院と なってしまう。
 妹のため、彼女の見たかった花火を打ち上げようと決心した兄だが…というのが大まかな話だ。

 地方都市が舞台
 祭り
 病気の妹
 宮崎美子(B86-W60-H86←ミノルタのCM出演時)が母親役
 公開が9月

 「君が踊る、夏」と目茶苦茶かぶりすぎだ~。
 だけど、話が散漫な「君が踊る、夏」よりは遥かに面白い。
 話が一本筋が通っているからだ。
 難病物なので泣かせようとしているところもあるのだが、思った以上にカラっとしているのは、病気の妹が明るいからだろう。
 演じている谷村美月(B80-W56-H80)は細みの割りには乳デカッ…ということよりも、頭をマルガリータにしてまでの熱演によるところが大きい。
 こんな妹に「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と言われたら、妹萌えの人でなくても、気分が良くなって引きこもるのもやめてしまいそうだ。(タイトルがエロゲーっぽいのも納得!)
 ちなみにお兄ちゃん役は高良健吾は、いい感じで引きこもりの役を演じている。
 そういえば、この二人は「ボックス!」でも共演しているんだよな~。
 物語の中に地元の中学卒業生の作る成人会が出てくるのだが、自分はこの手の集まりが好きではないので全く参加していない。
 もちろん人それぞれなので否定するつもりはないが、自分はパスだな。
 自転車の二人乗りや、病院での携帯の使用、棺桶に携帯を入れる等のツッコミ所はあるのだが、ここらへんは許容範囲ということで。
 監督はこの作品が初の劇場用長編映画監督となる国本雅広。
 意外に花火は劇場で観ると大きさも音も迫力があるので、これだけでも劇場でこの映画を観る価値があるかも。
 あと意外に藤井フミヤの主題歌が良かった。

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2010年9月27日 (月)

「十三人の刺客」

13ninnoshikaku  1963年の映画のリメイク。
 将軍の弟で、鬼畜的蛮行を繰り返す暴君・松平斉韶を暗殺すべく、13人の刺客が、300人を超える軍勢を相手に壮絶な戦いに臨む!
 昨今、時代劇の映画が多いのだが、何かが足りない。
 それはチャンバラだ。
 基本的に映画を観にいく三大要素はガンアクション、カンフー、チャンバラと思っている自分の中では、チャンバラというのが最近は欠け気味だ。
 もちろん、ソードアクションはそれなりにあるのだが、ワイヤーアクションやCGがメインではなく、日本刀の斬り合いが少ない。
 この映画は、そんなストレスをきれいさっぱり発散してくれる。
 劇中のセリフでもあるように「斬って斬って斬りまくれ」の言葉通り、後半の約50分近くは延々と斬りまくっている。
 それも大層なBGMはなく、ひたすら斬る音と人の倒れる音ばかりなのだ。
 だが、その殺伐さが良い。
 チャンバラ以外にも、「スパイ大作戦」のような仕掛けも面白く、職場町を丸ごと買い取るという無茶苦茶さが良い。
 その後の色々な仕掛けがいつ構築したのかというツッコミはしないのはお約束だ。
 出演は十三人の刺客が、

 役所広司
 山田孝之
 伊勢谷友介
 沢村一樹
 古田新太
 高岡蒼甫
 日置八十吉
 六角精児
 波岡一喜
 石垣佑磨
 近藤公園
 伊原剛志
 松方弘樹

 という、豪華さ。
 さすがに13人もいると全部キャラが立っているかといえば微妙で、「七人の侍」でもそうだが、5~7人くらいが名前と顔を覚えている限度じゃないかな。
 その中でも役所広司は安定した存在感がある。
 山田孝之は、いい意味での小汚い役が板についてきていると思う。
 しかし、何よりも光るのは明石藩主・斉韶を演じる稲垣吾郎で、SMAPの彼がここまでやるか?と思うくらいの残虐なバカ殿っぷりを熱演!
 007でもそうだが、悪役が悪ければ悪い程映画が面白くなる。
 この映画の吾郎ちゃんは、これなら殺されて当然と思わせるくらいの極悪っぷりだ。
 また武士であるため、バカ殿を守る鬼頭半兵衛(市村正親)には、会社で働くお父さんの涙を誘うのは言うまでもない。
 オーナー会社のバカ息子と働くって辛いよね。
 岸部一徳の弾けっぷりは、テレビでは放送が無理そうなので劇場で観るべし。
 監督は、どんな作品でも引き受けている(ように思える)三池崇史。
 だからといって時代劇版「クローズZERO」というのは野暮というものだ。
 予告で使われていたイーグルスの「デスペラード」が本編では使われていなくて良かった。

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2010年9月26日 (日)

「君に届け」

Kiminitodoke  「君に届け」は第1話が一番面白く、それ以外は主人公の爽子が中心の話より周辺の友達の話の方が面白い。
 アニメも良かったと思う。
 さて、いよいよ実写映画化。
 アニメは原作の絵が動くので、余程変な演出をしなければ叩かれることはない。
 特に今のアニメ技術なら原作の絵と同じものが動く。
 これが一昔前なら、似ても似つかない絵が動いてがっかりすることが多かった。
 後半はアニメ独自のキャラクターデザインと面白さが定着した「うる星やつら」だが、放送が始まった当初はかなり違和感があったファンも多いはずだ。
 当然、実写の「君に届け」も気になるのはキャスティングだ。
 結論から言うと、メインの出演者はそれ程違和感がなかった。
 もちろん、自分が原作原理主義ではないので、同じ話でも別物だと 割り切れるからかもしれない。
 主人公の爽子を演じる多部未華子(B78-W58-H83)は悪くないのだが、おそらく年齢が合えば宮崎あおい(B78-W57-H78)が一番適役だと思う。
 風早を演じる三浦春馬は、自分の中では「恋空」でかなりバカなイメージがついていたのだが、最近やっとリハビリを終了し、じっくり見たら実はかなりイケメンであることを認識。
 無駄に爽やかな風早の役に違和感なし。
 漫画の中では一番好きなキャラである、ちづちゃんと矢野ちんは、蓮佛美沙子(B80-W56-H83)と夏菜(B83-W57-H86)で、正直、蓮佛は顔が微妙だと思っていたが、今回が数ある彼女の出演映画の中で一番良かった。
 くるみちゃん役の桐谷美玲(B78-W57-H83)は、ちょっとイメージが違う。
 もっとかわいい感じが出てないとダメなんだけどね。
 爽子の母親役が富田靖子(B80-W58-H85)なのに時代の流れを感じた。
 話はコミックスで言うと、7巻の正月の話あたりまで。
  主人公の黒沼爽子は、長い黒髪のせいで“貞子”とあだ名されているが、基本的にいじめられているわけでもなく、人とのうまく接することができない。
 実は誰よりも人を思いやる心の持ち主なのだが、クラスの人気者の風早はそれを遥かに上回る人を思いやる心を持っている。
 この漫画の魅力は、人への思いやる心が読んでいてビシビシ伝わってくることなのだが、今回の映画化はうまく成功していると思う。
 長いコミックスを映画化すると、説明不足だったり、話が散漫になったりするのだが、爽子と風早の恋愛が成り立つまでを中心としている。
 それでいて、原作のそれぞれのエピソードを凝縮してうまく入れ込んでいる。
 原作で一番面白かった千鶴ちゃんの恋愛話なんか、カットされるかと思ったが、意外な形で生かされていたので安心。
 実は長編コミックスの映画化としては、かなりうまい脚本で、「20世紀少年」にも見習ってもらいたい。
 十代の好きで好きでたまらない恋愛感情と友達を想う気持ちがうまく描けており、あ~あんな時代もあったなあと懐かしく感じ、クライマックスのなりふりかまわない行動にちょっと泣けた。
 あ、でも正月の携帯電話のエピソードは入れて欲しかったなあ。
 監督は「虹の女神 Rainbow Song」の熊澤尚人で、昔は岩井俊二のパチモン監督と言われていたが、最近はふらふら揺れて酔いそうな岩井映画よりも見やすくて良いと思う。
 続編はやっぱり三浦健人の話がメインだろうなあ。

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2010年9月25日 (土)

「小さな村の小さなダンサー」

Chiisanamuranochiisanadannsa  タイトルを聞くと、ほのぼのした話かなと思ってしまうのだが、中国の文化政策により、幼くして家族と引き離された少年の人生を描くという、ほのぼのから程遠い描いた話で、小さな村から始まる話ではあるけれど、小さいダンサーの話ではない。
  ポスターで少年を強調しているが、実際には大人の話のほうが多い。
 自分は微塵もその存在を知らなかったのだけど、リー・ツンシンという中国出身のダンサーがいて、その半生を綴った「毛沢東のバレエダンサー」を映画化したらしい。
 しかし、毛沢東の文化政策というのもえげつないもので、そもそも文化って無理無理何とかするものでもないと思うのだが、国家的には真剣だからタチが悪い。
 そんな状況下で、アメリカの自由な雰囲気に触れてしまったら、いくら祖国に忠誠を誓っても心は揺れ動いてしまうわけで、リー・ツンシンも最終的には亡命してしまう。
 まあアメリカ人女性と恋に落ちて結婚したというのもあるのだが、当然、両親や兄弟のいる祖国には帰ることはできない。
 よく成功するまで故郷には帰らない地方の田舎者がいるのだが、さすがに亡命してまで頑張る根性があるのは少ないと思う。
 成功したはいいが、故郷の家族が忘れられない…という心の葛藤が物語の中心となってくる。
 ところが、色々盛り沢山なのに、演出があっさりしすぎて盛り上がらない。
 だから一番盛り上がる最後も、どういういきさつがあったかわからないので、拍子抜けなのだ。
 監督は「ドライビング Miss デイジー」が一番有名なブルース・ベレスフォード。
 主演は中国出身のバレエダンサーのツァオ・チー。
 まあこの映画の場合、本職の人しか無理だしね。
 アメリカに来たリー・ツンシンが見ていた映画が「天山回廊 ザ・シルクロード」だと思うのだけど違うかな?

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2010年9月24日 (金)

「ゾンビランド」

Zombieland  ひょっとして地球上では月1本以上のペースで作られているのではないかと思うくらい、ゾンビ映画が公開されている。
 おそらく基本設定が決まっているので話が作りやすいのかもしれない。
 しかし、だからこそ制作側の力量が問われるわけだ。
 この映画は数あるゾンビ映画の中では、かなり異色だ。
 話は謎の新型ウィルスで感染した者はゾンビと化すすというお約束の中では始まる。
 ゾンビにやられないための32のルールを作って、それ守ることにより生き残った学生のコロンバスは、腕力と射撃の腕がピカ一でゾンビ退治に命をかけるタラハシー、詐欺師姉妹ウィチタとリトルロックに出会い、“ゾンビと無縁の天国がある”という噂されるパシフィックランドを目指す…という話。
 ぶっちゃけゾンビ映画に怖さを求めている人は、この映画は向かないかもしれない。
 これはもう完全にコメディだからだ。
 なんだと肩を落とすことなかかれ。
 この映画は、数あるゾンビ映画の中では間違いなく傑作の1本だ。
 とにかく大変面白い。
 登場人物全員のキャラが立ちまくっているからで、特に主人公のコロンバスは典型的な非モテ系の男なのだが、彼の性格や駆動が幸いし生き残れたという設定が面白い。
 彼の生き残るための32のルールが文字で出てくるのだが、妙にセンスが良い。
 やたらとテロップだらけの日本のテレビ局は、ちょっとは見習え。
 コメディとはいいながらもヴァイオレンス描写は過激で手加減なし。
 ただしユーモアがあるのだ。
 出演は、ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン。
 個人的にはちょっと大人になってしまったアビゲイル・ブレスリンに萌え。
 しかし、出演者の中で一番際立っていたのは、某大物俳優が本人役で出ていることで、あ~そういえば目茶苦茶面白いわけでもないのに「ゴーストバスターズ」って大ヒットしたなあ。
 監督のルーベン・フライシャーはこれが長編デヴューらしい。
 しかし、タラハシーがこだわるトゥインキーがよくわからなかった。
 まあ、これが文化の違いってやつか?

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2010年9月23日 (木)

「ミックマック」

Micmac  マクドの一番高いハンバーガーとボケる人は多いと思うが、ポリアンナの飼っているリスと言う人はかなり面白いので許す。
 一応、つっこんでおくとそれは、チップマックね(笑)
 幼い頃に、父親を地雷で亡くしたバジルは、30年後にビデオ・レンタルショップで働いていた。
 ある日、発砲事件に巻き込まれ、頭に銃弾を受けてしまう。
 命は取り留めたが、銃弾が頭に埋まったまま生きていくことになる。
 入院中に仕事も家も失ってしまったバジルは、ひょんなことから廃品回収をしながら共同生活を送るユニークな仲間たちに迎えられる。
 そんなある日、父親を殺した地雷を製造した会社と自分の頭に残る銃 弾の製造会社を同時に発見したバジルは、仲間たちの協力を得て両社に復讐しようとする…。
 「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネの監督作品。
 う~ん、微妙。
 映像は美しいし、かつての古い映画へのオマージュの表現や、イメージ映像の使い方もうまいと思う。
 ファンタジーとしての面白さはあると思う。
 だけど、自分とちょっと合わない。
 予告編だとバジルの復讐はイタズラらしいのだが、正直、イタズラの範疇を越えている。
 何というか、父親が死んだり、自分の頭の中の銃弾とかって作っている企業と全く関係なくね?
 こんなこと言っていたら、包丁で刺されて死んだら、包丁作った会社が悪いことになるし、トヨタの車で轢かれて死んだら、トヨタが悪いことになるんだけど、そんなの違うでしょ?
 軍需産業だから絶対的に悪いというわけでもないし、人が死なないからイタズラで済むというわけでもなし。
 だって、バジルのいらずらは、相当な被害が出ているし、それは経営者だけでなく、末端で働く人にも影響が出ているかもしれない。
 もしこの映画が反戦をテーマにしているなら、あまりにも短絡的だ。
 たとえ、ファンタジーとか寓話とか便利な言葉があろうともだ。
 基本的に父親が死んだり、自分の頭の中に銃弾があることで、復讐に駆り立てる要素がファンタジーの雰囲気であまりにも少ないため、共感ができないのだ。
 個人的には全く好きになれないのだが、その中で身体のやわらかい軟体女とバジルの恋愛を匂わせているところのみ良かったかなあ。
 いたすらも会社の入り口の前にウンコをするとか、自転車のサドルを盗むくらいにしておくのがいいんじゃない?
 あ、だけどウンコしているところを見られたらちょっと恥ずかしい…って発想が中学生だよ(号泣

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2010年9月22日 (水)

「華麗なるアリバイ」

Aribai  今の子供はどうなっているかは知らないが、自分らの子供の頃はポプラ社のホームズやルパン、江戸川乱歩を読んでその後、本格的に推理小説に興味を持って読み倒していくというのがパターンだった。
 そして好きな作家がアガサ・クリスティーとエラリー・クイーンに分かれてしまうことが多い。
 自分はクリスティー派で、ポアロを中心に読んでいた。
 いやもちろんクイーンだって国名シリーズは読んだし、悲劇シリーズだって読んだけど、クリスティーの方が読み物として好きだった。
 ちなみに早川文庫と創元推理文庫の好き嫌いも分かれるのだが、自分は早川文庫派で、やっぱりポワロじゃなくてポアロだし、ジェームズ・ボンドじゃなくてジェイムズ・ボンドだよ。
 しかし、これらの小説も今や古典というか時代小説の域に突入している。
 果たして今の子供はこれらの小説を読んでいるのだろうか?
 アガサといえば、「名探偵コナン」のアガサ博士なんだろうなあ。
 そんなわけで、クリスティー大好きな自分としては「ホロー荘の殺人」の映画化となれば観にいかなくてはいけない。
 クリスティーの映画化というと、地方では「ルパン三世」と同時上映だった「ナイル殺人事件」、ピアーズ・ブロスナンがチョイ役で出ている「クリスタル殺人事件」等結構多い。
 個人的には「オリエント急行殺人事件」がお気に入りだ。
 まあ基本的にポアロが出ているのが好きなんだけどね。
 ところが、この映画にはポアロが出てこない。
 それに舞台がフランスになっている。
 何故?と思ったら、演劇版の映画化で、演劇版はポアロが出てこないらしい。
 ちょっとテンションが下がってしまったが、逆に新鮮なものあり。
 大邸宅でのパーティーに集まる男女、発生する殺人。
 王道っちゃあ王道。
 確かに今時、これを真面目にやっているのは金田一少年だけだしね。
 終盤の高い建物の屋根の上でのやりとりが意外に怖く、高所恐怖症の人は覚悟して観るべし。

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2010年9月21日 (火)

「劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-」

Gundam00  一応、ガンダムはファーストからZZまでは観ていたのだけど、あとは映画くらいかなあ。
 SEEDは適当に観ていた。
 「00」は全く観ていないので、今回の劇場版を観るのはかなり無謀なのだが、映画化だと長い話も適当にまとめてくれるので、観にいっても大丈夫だろうという軽い気持ちで観にいった。
 しかし、それは甘い考えだった。

 何が何だかよくわからない。

 ガンダムによる武力介入で戦争の根絶を目指す私設武装組織ソレスタルビーイングとか、独立治安維持部隊アロウズとか、イノベイターとか、基本設定がもうさっぱりわからない。
 さらに話が、木星からやってきた金属生命体とか、その手のネタはマクロスにお任せしておけ・・・というか、何となくガンダムっぽくないけど、今はこんな感じなの?
 もう話はどうでもいいから、モビルスーツのアクションだけでいいやと思いきや、これがまたマクロスの劣化コピーみたいな感じで、迫力はないし動きが速すぎて何をしているかわからない。
 映画の中で「わかり合わなくては」と言っているのに、どうも自分はこの映画とわかりあえないみたいだ。
 今回は自分がTVシリーズを観ていないのが原因だと思うので、ファンの人には物凄く面白いんだろうなあ。
 唯一びっくりしたのは、高河ゆんがキャラクターデザインを担当していることで、昔、「ぱふ」や「花とゆめ」で名前を知っていたが、こういう仕事もしているんだなあ。(自分が知らなかっただけ?)
 やっぱり自分はユニコーンに期待だ。

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2010年9月20日 (月)

「THE LAST MESSAGE 海猿」

Umizaru  1作目は海上保安庁を舞台にした真っ当な青春映画だったが、2作目は規模が大きくなってのだが、あと少しで船が沈没してしまうので早く脱出をしなくてはいけないという時にプロポーズをしたり、事故対策本部に民間人がず~っといるのに興醒め。
 さらには無理無理泣かせようとしているのに嫌気がさしてくる。
 正直、3作目ができたことが意外だった。
 業界ではより優雅に「ラス猿」というらしい。

 大型台風が接近する中、巨大天然ガスプラント「レガリア」で事故が発生。
 海上保安庁の潜水士・仙崎大輔は、レガリアの設計主任の桜木らと共に施設へ向かうが、救出作業中に爆発が起こり、要 救助者と共に施設内に取り残されてしまう。
 台風が近づいているためヘリコプターや船で近づくことはできないし、天然ガスはいつ引火するかわからないし、ガスプラントも日韓合同で開発してロシアも出資しているので、そう簡単に壊すこともできない。
 そんな悪条件の中で無事助かる方法はあるのか…?

 いや実は思った以上につまらなくなかった。
 このシリーズをつまらなくしている要素の加藤あい(B78-W58-H82)が演じる環菜の出番が少ないからだ。
 仙崎大輔と環菜は結婚して、男の子が生まれている。
 その他の登場人物もどこかには登場しているのはファンサービスということで。
 もちろんツッコミ所は満載な話なのだが、あまりにも2作目がひどかったので、今回は遥かにマシというもの。
 相変わらず、予告編とかで誰かが死にそうな煽り方だが、これはネットでもよく言われる「死ぬ死ぬ詐欺」なので真面目に取り合ってはいけないし、タイトルにラストとあっても適当に流すことが精神衛生上良いだろう。
 しかし命最優先とはわかっていても、1500億円の施設を沈めるとなると迷うのは、社会人になると気持ちとしてわかってしまう。
 映画だと事件が終わってめでたしだけど、あの後の事後処理って絶対に大変だと思うな。
 出演は伊藤英明、佐藤隆太、吹石一恵(B86-W61-H88)、濱田岳、時任三郎、香里奈(B80-W57-H88)などで、実は意外に濱田が目立っていた。
 監督はシリーズ1作目と2作目のを手掛けてきた羽住英一郎。
 今回は3Dもあるのだが、時任三郎っぽく言うと「私には3Dの意味が全くわかりません
 3Dは見ざる言わざる海猿ですよ(意味不明)
 全体的に暗いシーンが多いのに、3Dメガネをかけたら、更に暗くてほとんど何をしているかわからない。
 結局、状況確認のために3Dメガネをはずすことが多いし、言うほど飛び出しもしないし奥行きもない。
 う~ん、この手のナンチャッテ3Dはもう勘弁してほしい。

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2010年9月19日 (日)

「28 1/2 妄想の巨人」

28  全く知らなかったけど、押井守が「鉄人28号」を新解釈で舞台演劇にしたらしい。
 基本的に映像は興味あっても、舞台はあまり興味がないのでどうでもいいのだが、演劇公演と同時に、メイキング・ドキュメンタリー映画を製作していたとなると話は別だ。
 確かにここ最近の押井守の作品に当たりなしなのは重々わかっているのだが、「うる星やつら2/ビューティフルドリーマー」や「機動警察パトレイバー」の劇場版1&2を純粋に面白いと思ってしまったので、今はダメだけどやる気を出せばやってくれるという、ダメな男につぎ込む女子みたいな気持ちで観てしまうのだ。
 メイキングというと、DVD特典でお馴染みで今更でもないのだが、この作品はちょっと違って、舞台稽古やセットなどは本物なのに、それらを撮影する現場付きスチールカメラマンは奥田恵梨華(B80-W60-H86)が「演じている」。
 確かにメイキングではあるけど、話が進んでいくと、現実と虚構が交じっていくのだ。
 こう聞くと面白そうでしょ?
 ところが、押井守の実写作品に面白いものなしと言うけど、その言葉通り予想通り面白くない。
 いや確かに構成は面白いんだけど、物凄くだらだら進んでいくし、キレが悪い。
 押井作品の独自のテンポはアニメだと効果的だが、実写だと全く機能していないのだ。
 おそらく同じ構成でも演出によってはもっと面白くできたかなと思ってしまうのだ。
 もちろん、自分は舞台の方を観ていないので、その面白さが理解できないのかもしれない。
 舞台の様子はメイキングの中で垣間見ることができるのだが、相変わらずケツネコロッケのお銀とか出てきているのに溜息が出てしまった。
 あ~まだこんなこと言ってるんだなあ。
 立食ネタって本人が思うほど面白くないと思う。
 「うる星やつら」の時は沢山あるエピソードを構成する要素の一つとしてだと、それなりに面白いのであって、何度もネタにする程のものでもない。(この舞台で立食いの話が出てくるかどうかはしらないが・・・)
 もちろん、こんな独りよがりのネタでも出資する人がいるくらいだから、彼の<伝統芸>として評価されている人なんだろうなあ。

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2010年9月18日 (土)

「食べて、祈って、恋をして」

Eatpraylove  ニューヨークで活躍する女性ジャーナリストが、仕事も結婚生活も絶好調なのに、どこか満たされないので離婚。
 その後、年下の男と知り合うも失恋。
 恋愛ジャンキーの自分を見直すため、日常を離れイタリア、 インド、バリ島を巡る旅をして新たな自分を見出していく…。
 主人公を演じているのがジュリア・ロバーツ。
 ということは、物語の年齢設定が何歳か知らないけど、結構いい年の女性であることは間違いない。
 いや~もう、あれですよ、自分探しは十代の時にやっとけ!
 遅くても20代前半、それも学生時代だっちゅうの。
 そんないい年した女性が、金に任せて色々な国を回っても、それは単なるOLの海外旅行が長期になっただけにしかすぎない。
 でもこの映画の原作って世界的ベストセラーということに驚きで、読んでいないからわからないけど、それだけ売れているということは小説はいいのかもしれない。
 だけど、この映画はかなりきっついものがある。
 それにジュリア・ロバーツがどれだけ悩もうが、あれだけ美人で金を持っていたら、微塵も共感できるわけがない。
 イタリアでは、ピザにジェラート、エスプレッソなど飲み食いしまくりで、インドではヨガと瞑想に耽るリ、バリ島では新たな恋の予感……という職場の昼休みにOLが語る夢を映像化したような感じ、これも映画としての役割としては大切なのかもしれない。
 しかし、残念なことに食べ物があまり美味しそうに見えないし、アジアへの西洋人の上から目線を感じてしまうのだ。
 監督はライアン・マーフィー。
 共演はジェームズ・フランコ、ハビエル・バルデム。
 こっ恥ずかしいと思ったら、この映画はそこで終わりだ。

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2010年9月17日 (金)

「名前のない女たち」

Namaenonaionnatati  ビデオデッキの一般家庭への普及を促進し、ポルノ映画を壊滅に追いやったアダルトビデオ。
 おそらく世の男性のほとんどがお世話になっており、さすがに今ではセシールの下着の通販モデルを見て興奮している中学生はいないだろう。
 そのアダルトビデオも年間にとんでもない数が発売されているわけで、当然その数だけ女優がいるわけだ。
 もちろん皆が飯島愛(B86-W56-H85)のような女優そのものの人気で作品が制作される“単体女優”ではない。
 企画ありきの作品で名前さえ紹介されずに起用される“企画女優”が多く存在している。
 この映画は企画女優の女の子たちを取材した中村淳彦の同名ノンフィクションをベースにして、アダルトビデオに出演することになった地味なOLと元ヤンキーの友情と業界の裏を描いている。
 AV業界物というと「18禁」を思い出すのだが、これはそんなエロコメではなく、もっとシビアな話だった。
 よく、男性が「女は仕事がなくても風俗で働くか、AVに出ればいいじゃん」みたいなことを言うけど、そう簡単にはいくわけがない。
 特にこの映画を観る限り、AVの世界もランクがあるみたいで、正に言葉どおり身を削って、凌ぎを削っているのだ。
 ところがAVの業界の裏話的な話かと思いきや、実は真っ当な青春映画だった。
 さえないOLがAV女優になるのではなく、演じることによりもう一人の理想の自分になりきろうとしている切なさや、どれだけ強がろうが惚れた男には弱い女の心模様など、大なり小なり誰しも思っていることは不変であり、それがAV女優でも同じなのだ。
 「モノじゃねえんだよ、人間なんだよ」の叫びには泣けた。
 出演は安井紀絵(B86ーW59ーH86)と佐久間麻由(B83ーW56ーH85)。
 この二人はヘア丸出しで頑張っている。
 特に裸でじゃれあっているところが良い。
 安井紀絵はコスプレしているよりも、普通のメガネっこの方がかわいい!
 う~ん、それよりも木口亜矢(B89ーW57ーH86)の乳でかっ!
 いや彼女は脇役なんだけど、あの豊満さはちょっと映画に集中できんかったから、ある意味ミスキャストか?
 監督は佐藤寿保。
 この映画を観て、自分がオタク系コスプレのAVには全く興味ないことがよくわかった(笑)

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2010年9月16日 (木)

「チョルラの詩」

Cholra  オリンピック誘致で、名古屋とソウルかで盛り上がった時期があったが、結局、ソウルに決まってしまった。
 確かに誘致が決まったら莫大なお金も動くしね。
 この映画はソウル五輪に沸く80年代の韓国を舞台に、詩を通じて恋や友情を描く日韓合作の青春ラブ・ストーリー。
 詩というのは、その国独自の言い回しがあるので、訳してもうまく伝わらない場合もある。
 この映画も詩が重要な要素であるのだが、字幕には若干限界を感じた。
 韓国映画はベタな話が多いのだが、そんな無理な話展開ではなくて良かった。
 監督は川口浩史(探検隊長ではない)
 出演は、キム・ミンジュン、 ソ・ドヨン。
 映画に出てくる潮が満ちてくると沈んでしまう道とうのが凄くて、重要なアイテムなのだが、日本だったら間違いなく通行禁止だろうなあ。

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2010年9月15日 (水)

恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~」

Koisurunapolitan  あまりにもこっ恥ずかしい予告編で、最後に「恋ナポ」と出演者が真面目に略しているのには失笑。
 この予告編を作った奴とOKだした奴はセンスないと思うぞ。

 彼氏からプロポーズを受けた幼なじみ瑠璃の元にかけつけた武は、偶然ビルから落下してきたピアニストの佑樹と激突して死亡!
 生き残ったのは佑樹だけだったが、記憶は武と入れ替わっていた…。

 映画を面白くする要素は色々あるが、食べ物が美味そうで、出演者が美人というのは大切だ。
 その意味では、この映画に出てくる料理はどれも美味しそうだ。
 そして何よりヒロインの相武紗季(B80-W60-H85)が真剣かわいい。
 いやかわいいというよりすっかり美人の大人になっているのだ。
 その前に観た「NECK ネック」は映画そのものがつまらなくて、彼女に全く気が回らなかったが、今回は今までの見た彼女の中では一番美人に見える。
 もうこれだけでもいいかなあと思ってしまうのだ。
 上から降ってきた人とぶつかって記憶が入れ替わったという、頭の悪そうな漫画みたいな展開に、やばそうな匂いがプンプンしていたのだが、実際見てみると、ボーダーラインが低かったせいか、まあ無理無理だけどこんな感じかなあと納得してしまった。
 まあこんな設定だからファンタジーなんだろうけど、そういう世界ですよ~という雰囲気がうまくできてないので、最初はちょっと戸惑ってしまうのだ。
 それがこの映画を楽しめるかどうかの分岐点だ。
 2009年ダメ映画第1位の「白夜」で主演の眞木大輔が出ているのでダメフラグが立っているのだが、あれは「白夜」の演出が悪いだけで、彼そのものは悪くない…というか頑張っていた。
 だけど武役の塚本高史の方が絶対的にいい味を出していた。
 北大路欣也はちょっと力入り過ぎかなあ。
 監督は村谷嘉則。
 この映画に関しては相武紗季観賞用映画としてはかなり点数が高いので、それでいいと思う。
  タイトルは「恋も仕事も腹八分目」の方が良かったな。

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2010年9月14日 (火)

「瞳の奥の秘密」

Hitomi  テニスの特訓中にボールが左目に当たった千晶だが、ブラック・ジャックの手術により回復する。
 しかし、周りの人には見えないが、千晶にだけ見える幻の男が現れる。
 どうやら、千晶に移植された角膜は、湖で殺された若い女性のものだった…。
 「昌子・淳子・百恵 涙の卒業式―出発」の同時上映で、どう考えても二本立ての添え物的映画。
 ブラック・ジャックを演じる宍戸錠のかっこうが原作通りとは言え、コスプレの域から出ていないので見ていて痛々しいものがある。
 監督が何でも自分色に変換してしまう大林宣彦なので、「ブラックジャック」も原作とは程遠い雰囲気になってしまうのだ……ってそれは「瞳の中の訪問者」だっつうの。
 前フリ長っ!
 さらに全く面白くない。
 それはともかく「瞳の奥の秘密」は、ちょっと珍しいアルゼンチン映画。
 アカデミー賞外国語映画賞を受賞している。

 刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年にブエノスアイレスで起こった女性暴行殺人を小説にしようとしていた。
 当時、彼の同僚が手柄欲しさに先走って誤認逮捕をしてしまい、捜査は中止になったが、被害者の夫で銀行員のリカルドは、駅で容疑者発見に執念を燃やしていた。
 彼の妻を思う気持ちに、ベンハミンも再び犯人を探し始めるのだった…。

 実はこれだけだったら、サイコ野郎を追いかける普通のサスペンスだが、同時進行でベンハミンとかつては彼の上司で一緒に事件の捜査に当たったイレーネとの25年越しの恋愛が描かれる。
 事件の真実が明らかになるのと胸の奥にしまいこんだ恋心が復活してくる構成が面白い。
 そして、事件の意外な真相という盛り沢山の内容はもちろん、アルゼンチンのお国事情も物語の深みを増している。
 出演はリカルド・ダリン、ソレダ・ ビジャミル…って本国では無茶苦茶有名らしいけど、自分は全く知らない。
 監督のファン・ホセ・カンパネラ。
 当然、知るわけもないのだが、面白い映画は誰が出ていようが、演出していようが全く関係ないんだよね。

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2010年9月13日 (月)

「君が踊る、夏」

Kimi_natsu  プロを目指して東京でカメラマンのアシスタントとして頑張る寺本新平は、母の入院を聞いて5年ぶりに故郷の高知に帰ってきた。
 そんな彼のところへ、かつての恋人・香織から、難病で余命わずかの妹・さくらの夢を叶えるために、よさこい祭りに出たいと頼まれる。
 新平たちはかつてのチーム「いちむじん」を再結成し、よさこいの練習を始める…。

 思った以上に上映時間が長い。
 よさこいの踊りをたっぷり見せるためかと思いきや、そうではないのだ。
 かつて別れた恋人との恋の行方、よさこいで踊りたい病気の少女、カメラマンになりたい新平の夢、5年ぶりに復活するよさこいチーム…など盛り沢山のエピソードがうまく整理されていない。
 演出のキレも悪いので、話が全体的にもたついてしまい、上映時間が必要以上に長くなっているのだ。
 さらにご当地映画でお馴染みの観光案内も盛り込まなくてはならない。
 この映画は土佐が舞台なので、無理矢理その場所にいく話にしなくてはならないのだ。
 さらにエピソードによっては、不自然な話もあって、その整合性を考えると違和感を感じてしまう。
 新平と香織は高校を卒業したら一緒に東京に行く予定だったが、香織は妹の病気が発覚したため上京をやめる。
 しかし、その理由を香織が言わないため、新平は他の男への心変わりのためだと勘違いしてしまうのだ。
 どう考えても本当の理由を話せば問題ないはずなのだ。
 一応、終盤で、理由を言うと彼氏が東京行きをやめるので妹の病気のせいにしたくないみたいな理由を話している。
 しかし、新平と香織の人間性を最初に紹介しきれていないので、そんな話が成り立たず、二人を離れ離れにするための無理矢理な設定にしか思えないのだ。
 それ以外にも新平の母親の入院が何か命にかかわるように思わせて、実はぎっくり腰で、そう言わないと帰ってこないからって、母ちゃんの性格ってそんなんじゃないだろ…などご都合主義のエピソードが目立ってしまう。
 結局、物語の中心がないので、観ていて居心地が悪いのだ。
 まあ踊り目当ての自分としては、踊りはそれなりに迫力もあったので満足なんだけどね。
 主演は「赤い糸」の溝端淳平。
 共演は「20世紀少年<第2章> 最後の希望」で小泉響子役がドハマリ役だった木南晴夏(B80-W57-H80)。
 残念なことに小泉響子は原作の漫画のキャラと似ているだけで、彼女そのものはかわいいけどあまり華がないということがよくわかってしまった。
 高島礼子(B84-W56-H89)は土佐の言葉を話していると極妻になっているのはご愛嬌。
 DAIGOは今更のギャグを飛ばしており浮きまくり。
 友情出演の藤原竜也はやっぱり安心できる演技だった。
 監督は香月秀之。
  主題歌の東方神起の歌は良かった。
 しかし、土佐のご当地映画なので坂本龍馬の名前が頻繁に出てくるが、そこまで大騒ぎするような歴史の人じゃないような感じもするのだが、自分が知らないだけ?

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2010年9月12日 (日)

「悪人」

Akunin  仕事は土木作業員で、年老いた祖父母の面倒見るだけの寂しい生活をしている清水祐一(妻夫木聡)は、出会い系サイトで知り合った福岡の保険外交員・石橋佳乃(満島ひかり)を殺害してしまう。
 ところが警察は、佳乃がつきあっていた大学生・増尾圭吾(岡田将生)を容疑者として捜査をしていた。
 人を殺した重圧に耐えながら日常生活を送る祐一に、一通のメールが来る。
 かつて出会い系サイトでメールのやり取りをした馬込光代(深津絵里)からのメールだった。
 妹と二人暮しで紳士服量販店に努める彼女も孤独だった。
 そんな二人は初めて直接会ったその日にホテルに直行!
 そして祐一は人殺しをしたことを光代に告白する。
 しかし、それでも祐一を愛する光代は離れず、やがて二人の逃避行が始まる…

 吉田修一の小説の映画化だが自分は未読。
 しかしそれよりもモントリオール世界映画祭で深津絵里(B83-W57-H83)が最優秀女優賞をもらったことが話題だ。
 そのせいか公開初日は座席が結構埋まっていた。
 予告編を観た感じでは、殺人犯人と被害者の家族の犯罪糾弾物で、悪人というのは犯人のことかと思っていたのだが、実は究極の恋愛映画だった。
 成田美名子先生の「エイリアン通り」の4巻で「天使でも悪魔でも好きだったんだ」みたいなとセリフ(うるおぼえすまん)があったが、この映画の祐一への光代の想いは正にそれだ。
 そして悪人というのは、人を殺した祐一のことではなく、出てくる登場人物全員の心のどこかにある悪意のことなのだ。
 全編を通して人の心の奥底にある気持ちを映像化しているようなものがある。
 それは寂しさであったり、悪意であったり、やさしさであったり、まるで人の心を見透かされているような感じで、観ていて息苦しいものがある。
 妻夫木聡と深津絵里の演技が素晴らしく、孤独でお互いを求め合う破滅型がけっぷち男女を演じきっており、本当に切ない。
 一方では満島ひかり(B76-W58-H89)は人間のいやな部分を見事演じており、殺されて当然と思わせてしまう。
 だからこそ、妻夫木演じる祐一が彼女を殺してしまう気持ちが理解できてしまう。
 一方的な被害者にしていないのだ。
 岡田将生のダメンズっぷりも見事だ。
  これらの出演者の濃い演技がぶつかりあうことにより、人間の多面性が浮き彫りにされていく。
 監督は「フラガール」の李相日。
 かなり行間を読まなくてはならないし集中力のいる映画なので、テレビ番組の映画化感覚で観ていると、かなり不親切に感じる人もいるかもしれない。
 まあそこは義務教育と違うので、連いてこれない人は置いてくぞっていうことで。

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2010年9月11日 (土)

「オカンの嫁入り」

Okan  自分が生まれる前に父を亡くした月子は母親と二人暮し。
 ある日、母が酔っぱらって連れてきた見知らぬ男は、金髪リーゼントで母より遥かに若い。
 その男と母は結婚するという…。

 うっかりちゃっかり母さんのホンワカ喜劇っぽい話かと思いきや、実は意外にもそんな軽い話でもない。
 最初は母親の若い男との結婚宣言にとまどう娘の狼狽ぶりを面白おかしく描くのかと思っていたのだが、途中で娘の過去の話が出てきて雰囲気が違ってくる。
 実はこの娘の過去の話が上映時間の配分から考えると異常に長くバランスを崩している。
 ここらへんはちょっと微妙なのだが、あまりにも生々しいので、観ている方が娘の心とシンクロしてしまうのだ。
 だからこそ、彼女がそれを克服する時に胸のつかえが取れたような気分になれるのだ。
 また、母親にしても若い男と結婚には、きちんとした説得力があり、物語を転がすためだけのきっかけだけはない。
 結婚相手の若い男の金髪とリーゼントの理由もちょっと泣けた。
 結局、この映画の根底にあるものって<家族>なんよね。
 出演は宮崎あおい(B78-W57-H78)と大竹しのぶ(B80-W60-H83)。
 演技派女優の夢の共演。
 あおいちゃんの演じる月子の飼っている犬の名前がハチなのが笑う。
 そういえば「NANA」のハチはあおいちゃんがピッタリだったなあ(遠い目)
 あと「BECK」の時にも感じたが桐谷健太の芸達者ぶりに驚き!
 監督は「酒井家のしあわせ」の 呉美保。
 「夕ぐれ族」でちょっといけるかなと思っていた春やすこ(B82-W61-H85←1982年当事)の変貌ぶりに泣けた。

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2010年9月10日 (金)

「パラレルライフ」

Parallel  パラレルライフ(平行理論)
 
 まったく違う時代に生きる二人の人間が、同じ運命を繰り返すというもので、エイブラハム・リンカーンとジョ ン・F・ケネディは、議員や大統領に当選した年齢から、暗殺で死亡したことまで、100年の時
を経て重なる部分が多い……ってMMRのキバヤシかっつうの(笑)
 あまりにもトンデモ系の話に笑うしかないのだが、これで真面目に話を作っているのがこの映画だ。

 最年少で部長判事となったキム・ソクヒョンの妻が惨殺死体で山の中で発見される。
 ある記者によると30年前にも同じように最年少で部長になり、妻を殺された後に本人と息子も亡くなった判事がいたとのこと。
 “パラレルライフ”に巻き込まれているのなら、ソクヒョンは6日後に娘と共に殺されることになる…。

 絶対にギャグにしかならないネタを、きちんとしたサスペンスにしたのは見事!
 特に加減を知らない韓国映画なので、怖いシーンは死ぬ程怖くて、ある場面では飛び上がっている人もいた。
 最後は意外な展開で、トンデモ系のネタでもきちんとやれば面白くなることを実感した。
 出演は「宮廷女官 チャングムの誓い」のチ・ジニ。
 監督はクォン・ホヨン。
 ソクヒョンの娘役の女の子がかわいいので、そっち方面の人はチェキ!

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2010年9月 9日 (木)

「トイレット」

Toilet  シリーズ物は、同じような話展開でも「お約束」で済んでしまうけど、単発の映画でそんなことをしてたら、マンネリとかバカの一つ覚えとか色々なことを言われてしまう可能性は大きい。
 「かもめ食堂」を大ヒットさせた荻上直子監督は、その後も似たような感じの「めがね」を演出、そして今回の新作も今までの映画と同じラインに並んでいる。

 引きこもりでピアニストの兄、プラモデルオタクの弟、大学生の妹リサの3兄妹は母親が亡くなったことをきっかけに、彼女の遺した実家で同居することになった。
 さらに母が亡くなる直前に日本から呼び寄せた3兄妹の祖母“ばーちゃん”も一緒に住むことになる。

 淡々とした話展開で、ばーちゃんを演じているのがもたいまさこ…とくれば、「かもめ食堂」みたいなものを期待してしまう反面、また同じようなものかと思ってしまう。
 確かに「かもめ食堂」は面白かったが、あれは色々な複合要素がうまく働いたからで、それ以降は焼き直しや劣化コピーの言葉が適切の作品が多い。
 だらだらしている話でも「癒し」という魔法の言葉で、ごまかされてしまうのだ。
 この映画は今までの荻上映画の中ではわかりやすいのだが、やっぱりもうこの路線に飽きてきた。
 もしこれが作家姓という言葉で片付けられたらちょっとかわいそう。
 だって「恋は五・七・五」みたいな普通の映画だって演出できてしまう人なのだから。
 もちろん、これは監督が悪いわけではなく、そういう映画を依頼する方に問題があって、彼女はそれを仕事として引き受けているだけなのだ。
 世の映画ファンの中には、映画が監督の好き勝手に作る発表の場だと思っている人が意外に多いのだが、映画監督も工事現場の監督も本質は変わらないので勘違いしてはいけない。
 そうはいいながらも、観客は制作事情なんて知ったことじゃないし、金払っているのでいいたいことをいってOKなのだ。
 つうことで、荻上直子監督には違う路線の映画もやってほしい。

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2010年9月 8日 (水)

「ガールフレンド・エクスペリエンス」

Girlfriendexperience  実は正直言うとスティーヴン・ソダーバーグの監督作品が面白いと思ったことがなくて、世間的には有名で評判の「オーシャンズ11」もイマイチ感があったけど、あれはもうハリウッド版かくし芸大会として楽しんだのでOK。
 「トラフィック」もアカデミーの監督賞をもらったらしいけど、全く面白くなかったし、「チェ 28歳の革命」や「チェ 39歳 別れの手紙」もかなり精神的に辛いものふがあった。
 おそらくあのふらふらとした手持ちカメラと、淡々とした話展開が根本的にダメなんだと思う。
 じゃあ、そこまでわかっていて何故観るのか?といえば、ひょっとして次は面白いかもしれないという映画ファンにありがちな夢を見てしまうのが最大の理由だが、一方では、かっこいい映画ファンのたしなみとして、この手の監督作品をおさえておかなくてはいけないという邪まな考えがあるからだ。
 やっぱり、映画が趣味ですと言って、アクションとアニメが中心ですというのもねえ。
 だけど、今回は義理で観にいったわけでなく、予告編が面白かったからで、ひょっとしてソダーバーグも自分色に染まってくれたかなあと思ったわけだ。(←どんだけ上から目線なんだよ)
 この映画はニューヨークの高級コールガールについて描いたものだ。
 結論から言うと、相変わらず自分のスタイルを貫き通している。
 逆にこんな低予算の映画も演出している心意気は買いだ。
 相変わらずドキュメンタリータッチと称した手持ちカメラは健在。
 主演のサーシャ・ グレイはポルノ女優としてデヴューしたらしいのだが、自分はムチムチ系が好きなのでちょっと彼女はスレンダー過ぎる。
 意外にもセリフの端々にアメリカの状況が語られており、これはこれで歴史的価値は将来にはあると思う。
 

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2010年9月 7日 (火)

「BECK」

Beck  ハロルド作石の漫画の実写映画化。
 つまらない毎日を送っている高校生が、帰国子女の天才ギタリストと出会い音楽にのめりこみ、BECKというバンドを組んでプロになるため様々な試練を乗り越えていく…。

 極めて真っ当な音楽青春映画で、「NANA」が女子用音楽映画だとしたら、これは男子用と言っていいかもしれない。
 音楽映画でよくありあがちな、音楽で人々の心をがっちり掴むというのは表現的に難しく、間違えると大変陳腐なものになってシラケてしまう。
 マクロスみたいに遥か未来の話で、文化の違う宇宙人相手だから、凄い歌なんですと言い切ってしまえないところが辛い。
 この映画も主人公の歌が人々の心を掴むみたいなところがあって、主人公が歌い出すと口パクになって、皆が聞き入るという感じになる。
 確かに皆の想像に任せます的なのはありだと思うが、ちょっとまずいのは、この映画の場合、それを何度もやってしまうので、最後は本当に歌うだろうという「引き」だと思わせてしまうところで、最後は口パクなのにカラオケみたいに歌詞がテロップで出てしまうから萎えてしまう。
 ここらへんはもっとうまく見せるべきだったと思う。
 「ストリート・オブ・ファイヤー」のダイアン・レインのように吹替もありなのだが、この映画の場合、<奇跡の歌声>なので、誰が歌っても何かは言われるんだけどね。
 仮面ライダーファンの自分としては、水嶋ヒロと佐藤健というカブトと電王の夢の共演が目当てだったのだが、ふと考えると水嶋ヒロって、例の結婚発表以来久しぶりに顔を見た感じがする。
 正直、結婚の発表の時期はもう少し人気が安定してからの方が良かったと思うが、まあそこは彼の生きざまということか。
 一方、佐藤健は大河にも出て絶好調!
 さすがに「電王」で4役やっただけあって芸達者だ。
 この二人以外にも、「ゲゲゲの女房」できれいな水木しげるを演じている向井理は、上半身裸でがんばっているし、桐谷健太は口パクじゃなくてちゃんと歌っている。
、中村蒼は若干影が薄いが、他のメンバーが濃すぎるので仕方ないだろう。
 ヒロインの忽那汐里(B79-W59-H83)は、かわいいけど華がないんだよね。
 監督は「20世紀少年」や「トリック」など何でもやってしまう職人監督の堤幸彦。
 「20世紀少年」みたいな間抜けなライヴシーンにならなくて良かった。
 あれに比べたら今回は遥かに良いと思う。

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2010年9月 6日 (月)

「バイオハザード IV アフターライフ」

Biohazard4  シリーズ第4弾。
 今回の見所はシリーズ初の3Dだ。
 東京のアンブレラ社の地下施設に潜入し破壊したアリスは、アラスカへと向かい、ウィルスに支配さえていない場所の手掛かりを得てロサンゼルスに行くが、そこは何千ものアンデッドがいて、わずかな生存者が刑務所に隠れながら生き残っていて、彼らを脱出させるためにアリス大活躍…という話だ。
 「今度は東京からストーリーが始まる!!」と盛り上がっているが、東京が舞台なのは最初のちょっとだけで、基本的に東京の地下にあるアンブレラ社で戦っているだけなので、ロケーション的な楽しみはない。
 おそらく世界で最も儲かっている企業のアンブレラ社だが、世界があそこまで崩壊していて何をしたいんだろう…という野暮なツッコミはやめて、アリスの最強ぶりを楽しむことが大切。
 ここ最近の3Dは奥行きを中心としたものが多いが、この映画は見ていて楽しい飛び出し型で、多くの人が求める3Dの醍醐味を堪能できる。
 特にIMAX版の大画面と大音響だと迫力満点で、もうこれだけでも満足してしまう。
 値段は高いが、それなりの映画なら満腹感がある。
 これがIMAXの魔法というやうかもね。
 今回はゾンビホラーというよりアクション色が強い。
 そして何と久しぶりにグラサン+弾除けというマトリックス的アクションも拝める。
 一時期のアクションは、マトリックスの劣化コピーばかりだったが、今見ると逆に新鮮なものを感じる。
 自分はゲームをしていないので、ゲームファンから見たらどう感じるかは知らないが、自分は今回は結構楽しめたのでOK!
 主演は当然ミラ・ジョヴォヴィッチ。
 意外にもシリーズを通して今回が一番美人に見える。
 あ~でも、がっかりオッパイなんよね~(号泣)
 もうちょっと豊満さがあればと思っている人は世界的に多いと思うぞ。
 監督は1作目以来のポール・W・S・アンダーソン。
 ラストは当たり前のように続編を匂わせたものであり、アリスの危機はインフレ状態になっていくのだ。
 あとポスターでアリスが左手に持っているリボルバーってシリンダーの回転方向が逆になっているんだけど、これって反転コピー?
 それともアンブレラ社の特製モデルかな。

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2010年9月 5日 (日)

「仁寺洞スキャンダル ~神の手を持つ男~」

Insado  仁寺洞の骨董街に女帝として君臨するギャラリーのオーナー、ペ・テジンは、京都で見つかった朝鮮王朝期の幻の名画「碧眼図」を30億ウォンで入手した。
 当時の状態に修復すれば400億ウォンで売れると計算した彼女は、文化財盗難の嫌疑をかけられて美術界から追放され、今はギャンブルで借金を抱えながら暮らしている腕利きの修復士のイ・ガンジュンに修復を任せる…。

 美術関係に疎いのだが、物凄いお宝の美術品を何とかしようとしているのは伝わってくる。
 美術品の修復の話だが、それがメインではなく、ワケありの連中の出し抜き合いが見所だ。
 オーナーのペ・テジンは裏では美術品の密輸で巨万の富を得ている。
 しかし、ここ最近は美術品密輸の現場を警察に押さえられたり、部下が襲われたりしている。
 一方、かつての文化財盗難事件でガンジュンを捕まえた女刑事は、一連の事件にガンジュンが関わっていると思い捜査をしている。
 ガンジュンも、秘密裏に行われている 私設オークションの競売現場に警察を装って乱入したりしている。
 様々な思惑が交錯しているのが面白く、最後はまるで「スティング」を観ているような痛快さがあって良い。
 出演はキム・レウォン、 オム・ジョンファ、イム・ハリョン、ホン・スヒョン、キム・ジョンテ…って韓国俳優は良くわからないが、女刑事役の女の子がかわいいのでチェキ!
 日本からは白竜が出ているが、「その男、凶暴につき」の頃に比べると凄みは減って丸くなったような気がする。
 監督は、この映画がデヴューのパク・ヒゴン。
 設定では京都で美術品を買い付けた設定なので、当然、日本語も飛び交うのだが、何を話しているかさっぱりわからず、韓国映画なので韓国語の字幕が出ているが、日本語も必要だと思う。
 おそらく、韓国人が観るので、調整が適当なんだろうなあ。

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2010年9月 4日 (土)

「花と蛇3」

Hanatohebi3  団鬼六の原作を映画化シリーズ最新作。
 イタリア帰りのチェリスト・静子夫人が、綿密に仕組まれた罠に落ち禁断の快楽に目覚めていく…って話はどうでもよくって、問題は静子夫人を誰が演じるかということだ。
 おそらくこの映画の最大の話題はそこにしか集約されない。
 静子夫人を演じるのは誰がいいか?という話題だけで居酒屋で2時間はいけるとも言われている。
 前の杉本彩(B88-W58-H90)は熟した色気と気合の入った脱ぎっぷりで健闘。
 話も1作目は微妙だったが2作目は意外に悪くなかった。
 新しい静子夫人は、元グラビアアイドルというより、覚醒剤所持&ストリッパーですっかり有名の小向美奈子(B90-W58-H83)だ。
 グラビアでぶいぶい言わせていた頃を知ってると、明らかに崖っぷちの話題作りであることは言うまでもなく、女性タレントの最後の切り札を使ってしまったことを痛烈に感じる。
 とはいいながらも、あの小向美奈子が脱ぐ&SMとなるとやっぱり観にいってしまう。
 いや、もちろんDVDを買った方が実用的なのだが、わかっちゃいるけどやめっれないというわけやね。
 前半はほとんど乳首が見えない状態なので、激しい憤りを感じてしまうが、後半は乳首全面解禁なので焦りは禁物だ。
 少し垂れ気味なのは、巨乳にはよくあることなので、こんなことでがっかりしてはいけない。
 それよりも、静子夫人は上品で清楚なイメージなのだが、彼女はちょっと品がないのが惜しい。
 もっといえば、共演の水谷ケイ(B90-W60-H93)の方が、艶っぽいのだ。
 さあに本職の琴乃(B95-W60-H86)もいるので、せっかくの初ヌードの小松崎真理(B86-W58-H84)の影が薄い。
 しかし、誰よりもキャラが立ちまくっているのが、火野正平だ。
 「極道の妻たち」の殺し屋も良かったが、今回の縄師も良し!
 監督は「あぶない刑事フォーエヴァーTHE MOVIE」の成田裕介。
 とりあえず小向の裸を見るという目的は達成できたので、次の静子夫人を考えようかな。

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2010年9月 3日 (金)

「ザ・コーヴ」

Thecove  映画は宣伝で興行収入の全てを左右するのは今更言うまでもない。
 良い映画なのに全く話題にならずに終わったものだってあるのは今更説明する必要もない。
 だからこそ、テレビ局が絡んでいる映画だと、自社媒体で過剰なくらい宣伝しまくるのだ。
 ドキュメンタリー映画は、普通の商業映画に比べると宣伝でがやりにくい。
 基本的に有名タレントが出ているものは少ないので、テレビや雑誌などで取り上げるには話題を作らなくてはいけない。
 彼らもお仕事なので簡単に注目される方が楽でいいに決まっている。
 そう考えるとドキュメンタリーというのは、あまり美味みがない。
 しかし時々、ドキュメンタリー映画が大きく話題になることがある。
 その場合、大抵はキワ物的で、上映中止かもしれないという話がつきものだ。
 しかし、怖い物見たさを刺激するのは正解で、特にドキュメンタリーは「真実」だと思い込んでいる人が多いので、好奇心を刺激してしまうのだ。
 「サ・コーブ」は、2010年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞しているが、何といっても話題は、和歌山県太地町で行われているイルカ漁がテーマになっていることだろう。
 60年代に放送されていた「わんぱくフリッパー」で、イルカの調教師兼俳優として活躍したリック・オバリーは、自ら調教したイルカの死をきっかけに、イルカ解放運動をやりだす。
 ビジネスの道具となっているイルカを救出するため、あっちこっちで顰蹙を買いまくっているのだ。
 そんな彼が、長い捕鯨の歴史を持つ太地町に来て、入江(コーヴ) の内側で行われるイルカ漁を撮影しようとする。
 面白いドキュメンタリーの半分以上は、世間的には明らかに異質なのに本人は信念を持って正しいと思い込んでいる人が主人公であることが条件だ。
 それが神軍平等兵だったり、桃色ゲリラだったりするのだが、この映画もイルカの死がきっかけなのだが、オバリー氏は、これを自殺だと思い込んでいる。
 しかし、それに対しての根拠は全くなく思い込みなのだ。
 だけど、本人は物凄く正しいことをしていると思っている。
 見所は「オーシャンズ11」や「スパイ大作戦」のような特別なチームを編成し、立ち入り禁止の札が立つ入江に潜入しようとするところで、これは本人達もノリノリだ。
 おそらくこの映画を観て多くの日本人が思うことは、何故イルカがダメなのか?といことだろう。
 そもそも牛や豚、鶏は何故OKなのか?
 文化によっては牛がダメだったり、豚がダメだったりするはずで、もしその手の人達が食用を反対したら、それを受け止めるのか?
 もっといえば、犬や猫だって食べる国はある。
 イルカはかしこい生き物だそうだが、その根拠はどこにあるのか?
 結論から言うと、大きなお世話なのだ。
 食文化は場所によって全く違うので、わかりあえるはずがない。
 結局は国の力が全てなのだ。
 国の力が大きい文化が主流っぽくなってしまうのだ。
 だから、戦争は絶対になくならないし、アメリカとアラブの国は絶対に理解しあえることは、少なくとも今後数百年はないだろう。
 この映画はイルカ保護を最優先にして、単純な善悪二元論的の展開なので、当然物議をかもしだすし、当然上映禁止運動も盛り上がる。
 ここらへんは宣伝としてはもってこいなのは言うまでもない。
 映画を観れば、あまりのバカっぷりにまじめに論議するよりも、電波少年に近いノリで楽しむことが正解だとわかるはずだ。
 現在の海賊シーシェパードも絡んでいて、明らかに作為的なものを誰もが感じるだろう。
 2010年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞も当然で、普通の娯楽映画でここまで手に汗握るバカバカしさはない。
 監督はルイ・シホヨス。
 著名な写真家で、本作が初監督らしいが、普通の監督でこれを引き受けるのはちょっと勇気がいるだろうなあ。
 小学生時代に当たり前のように食べていたクジラを、もう一度食べたくなる映画だ。(美味しくないんだけどね)

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2010年9月 2日 (木)

「ルー=ガルー」

Lugaru  近未来の日本では、物理的接触は極力避けられ、児童たちはモニタ(情報端末)でモニタ(監視)され守られていた。
 リアル社会での連続少女殺人事件が発生!
 引っ込み思案な14歳の少女・葉月と少々変わり者の歩未は、失踪し たクラスメイトの行方を追う。
 そこに天才少女の美緒と彼女の幼なじみで管理システムの外に生きる未登録住民の格闘少女・麗猫が加わる。
 一方、カウンセラーの静枝は、事件を担当する刑事・橡に協力して捜査に関わっていく…。

 京極夏彦の小説をアニメ化。
 話題はガールズバンド「SCANDAL」とのコラボレーションだが、別に彼女らが声優をやるわけでもない。
 中の人は、沖佳苗、五十嵐裕美、井上麻里奈、沢城みゆきがガッチリ固めている。
 物語の中で少女達が、伝説の少女バンドSCANDALの演奏を再現しようと仲間を誘っているだけで、ぶっちゃけほとんど話に関係なく、なくても十分話が成り立つのだ。
 だって、禁断の音楽というわけでもないのだから。
 ここらへんは大人の事情ということで、軽く流そう。
 それよりもすっかり管理された世界というのが今更すぎる話で、おそらく多くの人が管理されて生活していた方が楽だと思っているので、もう少しひねりが欲しいところだ。
 そもそもルー=ガルーの存在そのものもよくわからない。
 登場人物も格闘技の達人とか、コンピューターの達人とか、あまりにもテンプレートすぎて都合が良すぎ!
 連続殺人事件が戸籍上存在しない子が狙われるのだが、殺された6人とネットの掲示板に絵をアップしているのとの関連が全くわからない。
 この中途半端さが最後まで続くので居心地が悪いのだ。
 監督はこれが初の劇場作品となる藤咲淳一。
 本当は面白くなりそうなのに、誠に惜しい映画になっている。

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2010年9月 1日 (水)

「劇場版 怪談レストラン」

Kaidan_restaurant  子供は怖い話とか、お化けが大好きだ。
 だから、時々、子供用の怖い映画が公開される。
 大抵はお化け屋敷的な緩い話展開なのだが、その中に思わぬ傑作がある。
 東宝の「学校の怪談4」、松竹の「トイレの花子さん」は、大人の観賞にも十分応えれる感動作だ。
 東映は「地獄堂霊界通信」など、ちょっとはずし気味の映画が多いのだが、今回は果たしてどうなのか?
 「死神メール」のアニメパートと「怪談レストラン」の実写パートの二部構成になっている。
 実はTVアニメとして放送されていたらしいのだが、自分は微塵もその存在を知らなかった。
 原作は松谷みよ子先生らしいのだが、「ももちゃんとプー」しか読んだことないです、すいません。

 山桜市では突然、人が姿を消す事件が頻繁に発生! 死神からのメールに 返信しなければ、連れ去られてしまうという都市伝説までできていた。
 中学生ハルの妹で小学生のマイも行方不明になってしまう。
 自称怪奇現象専門の探偵、通称カイタンのハルは、妹マイを救うために死神メールの謎を追う…。

 しかし、こういう怖い話も一応現在の状況を取り込んでいて、携帯電話が誰もが持っていることが前提となっている。
 それも添付メールが取れることが必須という状態だ。
 怖い話といっても、どちらかといえば全体的にギャグと駄洒落が連続のユルユルコメディだ。
 アニメパートと実写パートは一応繋がっているのだけど、あまり効果的ではなく、アニメパートの完成度が高いので、実写パートは劣って見えてしまう。
 実写パートは途中でダレまくりだ。
 それ以前にアニメの雰囲気を実写にそのまんま持ってくると違和感が出てくる。
 まあ実写パートは全日本国民的美少女コンテストグランプリの工藤綾乃(B74-W62-H87)の映画初出演のお披露目ということで。
 監督は、「感染」や「シャッター」の落合正幸なので、やればできるはずなのだが、子供がトラウマになってもダメなので、これくらいがちょうどいいのかも知れない。

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