「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」
劇場版第7弾、「疾風伝」の劇場版第4弾。
1作目は面白かったんだけど、その後イマイチの感じのものが多く、はっきりいって惰性で観てました、すいません。
ところが、今回は意外に面白かった。
所詮、TVシリーズの映画化なのだが、時々面白いものがあるので困ってしまう。
やっぱり「カリ城」で、それを経験してしまうと、何でも観ておかなくてはと思ってしまうのだ。
今回は、抜け忍ムカデを追うナルトが、タイムスリップして過去に行ってしまうという話だ。
ムカデの狙いは、楼蘭の地下深くに眠る龍脈で、ムカデによって解放された龍脈のエネルギーでナルトはタイムスリップしてしまう。
そこは今では廃墟となっている楼蘭が女王サーラの下で栄華に極めていた時代なのだが、大臣アンロクザンが恐ろしい兵器を作っていて、当然ナルトが活躍することにより阻止するという展開だ。
時間SF大好きの自分としては、今回の話は面白かった。
この手の話はいかに伏線を回収していくかが大切なのだが、この映画は、ややテンプレート的なところはあるものの、単純に面白い。
大臣アンロクザンの正体なんかすぐにわかるし、出てくる人が将来的にナルトと大きくかかわるというのはお約束だが、小気味良くきれいに話が収まっていくので気持ちが良い。
さらにはナルトが元の世界に帰ろうとしている等、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を例に出すまでもなく、時間SFの定番ネタも手に汗握る。
ラストは賛否両論かもしれないが、これはこれでありだと自分は思っている。
参加してます。よろしくで~す
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