「小さな命が呼ぶとき」
ハリソン・フォードとブレンダン・フレイザー夢の競演!
そう聞くとインディ・ジョーンズとリック・オコーネルが一緒になって冒険しそうな感じがして期待してしまうのだが、意外にも実録ヒューマン・ドラマだった。
エリート・ビジネスマンのジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー)は3人の子どもがいるが、そのうち2人が平均寿命のポンペ病と言う難病に冒されていた。
普通の難病物だと、子供達と残り少ない時間を精一杯生きて終わりというパターンが多いのだが、この映画は、ハリソン・フォードが6年がかりで挑んだ意欲作だけあって、そんな70年代の映画のようには終わらない。
ジョンは治療に有効な薬の開発を研究していたポンペ病研究の第一人者ロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)を見つけ、尊い小さな命を救うためにバイオベンチャー会社設立をする。
そう、これは難病物なのに限られた時間で、生きるために奮闘する話なのだ。
インディ・ジョーンズとリック・オコーネルが共演する話ではないけれど、死なないための努力をするのは共通するものがあると無理矢理納得!
自分は難病物が嫌いだが、この映画は例外。
大変良かった。
個人的には難病映画の中では「私の中のあなた」の恋愛パートの次くらいに好きだ。
しかし、二人の子供の治療だけでもどんだけかかるんだ?
アメリカって先進国のくせして国民健康保険制度がない不思議な国だしね。
ハリソン・フォードはハン・ソロの頃から見ていると、随分年とったのにびっくりした。
もうそろそろ、「ヤング・インディ・ジョーンズ」の年とったインディ役をリアルでできるかもしれない。
参加してます。よろしくで~す
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