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2010年7月 1日 (木)

「宇宙ショーへようこそ」

Uchuishoheyoukoso  金のなかった学生時代は映画は入場料が高かったので、観る映画を絞り込んでいたのだが、その反動が来たのか今は時間の都合さえあえば片っ端から適当に何でも観ている。
 だから観る映画を選ぶため資料だった映画雑誌を読むのはやめた。
 予告編と自分の今までの映画経験で何とかなるしね。
 ところが、中にはどういう人達をターゲットにしているかわからない映画もある。
 この映画もそうで、予告編は一度も観ていないし、タイトルは、科学館や博物館で上映している教育用アニメのように思える。
 しかし、上映時間が136分で、レイトショーもあるわけで、ちょっと判別がつかない。
 
 全校生徒わずか5人の小学校では、夏休みになると子どもたちだけで合宿を行うのが恒例となっていた。
 行方不明になった飼育しているうさぎを探して裏山に行った彼らは、巨大なミステリーサークルを発見。
 そこにいた怪我をしている一匹の犬は、なんとバウバウ大臣(藤子先生の漫画で喋れる犬の話があったんだよ)のように話すことができる。
 実は犬に見える宇宙人で、遥か彼方の惑星プラネット・ワンからやって来たのだ。
 怪我を手当してくれたお礼に5人を宇宙へ連れてってくれるのだが…。

 後で調べたら第9回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作「かみちゅ!」の舛成孝二監督の初の劇場版らしい。
 しかし、自分は「かみちゅ!」を観たことがないので、この監督がどれくらい凄い人なのか全く知らない。
 正直、子供たちが宇宙人に連れられて宇宙旅行…ってどんだけベタな話なんだよ?と思って観ていたら、これが意外に面白い。
 この手のベタ、というか王道の話を作るというのは相当演出の力がないとできないことを実感。
 物語を構築する時にキャラを立たせなくてはならないので、性格が違うけど仲良しみたいな設定があるが、実際には性格が合わないと必要以上のつきあいはしない。
 だからこそ、必然性を持たせなくてはいけない。
 しかし、この映画の5人の子供は年齢も性格もバラバラであり、普通なら一緒に動かすには、説得力のある設定が必要なのだが、田舎の分校の生徒で恒例の全校合宿、大人は合宿中はやってこない=宇宙人が来ても平気…などの至極単純だが筋が通っている設定がうまい。
 その後なら宇宙だろうがどこにいってもOK!
 言葉や重力などの面倒臭い設定も、科学的にはどうかはわからないが、うまく処理しているので違和感がない。
 アクションは迫力満点だが、一方では子供にありがちな微妙な心理をうまく描いている。
 例えば、ぎくちゃくしている従姉妹の関係とか、ああなるほどと思ってしまうのだ。
 子供達を演じるのは、本当にその役に近い年齢をキャスティングしたらしいが、よくありがちなきばった演技でなくて良い。
 しかしそれ以上に、「クレヨンしんちゃん」のヒロシでお馴染み藤原啓治の演技のうまさを改めて感じた。
 おそらく、公海2週目あたりから一気に上映回数が減りそうだが、見逃すのには惜しい正統派SFなので、お見逃しなく!

参加してます。よろしくで~す
   

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