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2010年7月22日 (木)

「エアベンダー」

Airbender  「シックスセンス」以降、当たりなしで、本当の意味で一発屋監督M・ナイト・シャマラン。
 個人的にはアメコミファンとしては「アンブレイカブル」は大好きなのだけど、それ以降は微妙な作品が多い。
 おそらく多くの人が「シックスセンス」のように最後はとんでもないオチを期待してしまうので、普通の映画では納得できなくなっているのかもしれない。
 ひょっとしたら彼もそれに答えようとしていたのかもしれないが、観客のむやみやたらと高い期待が、徐々にトンデモ路線になってしまったのかもしれない。(いや、実際にはよくわからないが…)
 そんなシャマランの新作は、ニコロデオンの人気TVアニメ化。
 しかし、日本ではそのことをあまり触れていない。
 確かにニコロデオンはスカパーからも撤退したし、基本的に、あのチャンネルに出てくるアニメキャラはキモいので、日本人受けはしない。
 この映画のアニメは「スポンジボブ」のようなものではなく、比較的日本のアニメに近いんだけどね。

 氣・水・土・火の4つの王国によって均衡が保たれていた世界。
 各王国には、それぞれ国の要素“エレメント”を操る使い手“ベンダー”がいて、その中でも4つ全てのエレメントを操ることができる者は“アバター”と呼ばれ、世界に調和をもたらす唯一の存在といわれていた。
 輪廻転生により各国順番に現わる今のアバターは、氣の国“エアベンダー”の少年アンだったが、彼はアバターは家族が持てないと聞いて逃げ出したヘタレで、氷の中に閉じ込められてしまう。
 その間に火の王国が反乱を起こして世界の秩序は崩壊!
 アンは水の国の兄妹カタラとサカによって発見され、100年後に救い出される。
 宿命と向き合い、世界に平安を取り戻す決心をしたアンは、アバターとしての、さまざまな試練に立ち向かっていく…。

 正に金のかかったカンフーくんで、「カンフーくん」もたいがいなものだったが、この映画も真剣つまらない。
 壮大な話のはずが、映画はダイジェスト版のような感じで進んでいく。
 いや、もちろん壮大な話であれば、「ロード・オブ・ザ・リング」のように上映時間3時間×3本にしろというわけでもなく、抽出して膨らませるという方法もあるわけで、例えば「スター・ウォーズ」のエピソード4が、長編の一部を抜粋してたたみこむように見せていく演出だったはず。
 この映画も状況説明を文字で説明して核心に入っていくので同じ方式のはずなのに、盛り上がりが全くない。
 例えばサカとどっかの国のお姫様の恋愛も、言葉による説明で終わっているため、後半のお姫様が命をかけるところに全くの切なさが出ない。
 もっといえばカンフーくん、いやアンも苦悩を感じさせない。
 おそらく続編を作る気満々なので、状況説明だけで、全く話が始まっていないのだ。
 しかし、これでは続編を観たいという気持ちにもならないから困ってしまうのだ。
 ところが、あまりにもつまらない展開に、実は最後にとんでもないドンデン返しがあると考えてしまう。
 ひょっとして、全ては植物人間のアンの夢だったとか、精神病院の中の話だったとか考えたが、結局中途半端に次回に続くみたいな感じで終わり。
 正直、続かなくてもいいし、続くんだったら監督は違う人を希望!
 あと、「タイタンの戦い」と同じで、全く3Dの意味がないのが、作品のつまらなさを倍増させているのは言うまでもない。

参加してます。よろしくで~す
   

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コメント

井口昇監督がこの映画に関して、「飛び出さないし、奥行きも無い!3D撮りたいのにこれじゃあ飽きられちゃうよ!」と仰ってました。

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