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2010年6月30日 (水)

「隣の家の少女」

Girl_nextdoor  監禁なんて、映画やドラマの中だけだと思っていたのだが、時々、監禁した罪で捕まっている人がリアルに出てくるから怖い。
 この映画も、実際に起こったインディアナポリス事件を元にしたジャック・ケッチャムの小説の映画化。
 結婚に2回も失敗したデヴィッドの記憶に残る少年の日の夏の思い出。
 1958年の夏、12歳だったデヴィッドは隣りの家の少女メグと出会い、淡い恋心を抱く。
 彼女は事故で両親を失い、妹と叔母のルースに引き取られていたのだが、ルースに姉妹揃って虐待を受けていた。
 最初は言葉だけだったが、徐々にエスカレートし、肉体的な暴力へと変わっていく。
 さらには、ルースの息子や近所の少年達も参加。
 その中にはデイヴィッドの姿もあった…って、そりゃあデヴィッドも気持ち的に罪を覚えるのは当たり前だ。
 子供は分別がつかないので、大人の適切な指導が必要なのだが、この映画は大人が率先して虐待しまくっている。
 見本になる大人がこんなんだったら、子供なんかもっとどうしようもないだろう。
 映画は思った以上にグロいシーンはないのだが、その分、想像してしまうのだ。
 監督は、これが長編2作目となるグレゴリー・M・ウィルソン。
 100%デートに向かない映画なので、どちらかといえば倦怠期のカップルが刺激を求める意味で観るのが正しいかも。
 ちょっとえげつない「スタンド・バイ・ミー」と言われればそうかもね。

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2010年6月29日 (火)

「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」

Kentatojuntokayochanokuni  同じ施設で兄弟のように育ったケンタとジュンは、電動ブレーカーで壁を壊す“はつり”と呼ばれる仕事をしている。
 低賃金と苛酷な労働環境、職場の先輩のいじめ…と最悪な状況だが、頭も良くないので耐えて働くしかないのだった。
 ある日、ブス・バカ・腋臭と三拍子揃ったカヨちゃんをナンパした二人。
 日頃の怨みが爆発したケンタとジュンは、会社の事務所を荒らし、先輩の車を破壊して逃亡する。
 何故か、カヨちゃんも連れ3人で目指すはケンタの兄・カズのいる網走だ…。

 今年観た映画の中で登場人物の頭の悪さと、女優の不細工さでは、ぶっちぎりの一番であることは間違いなし。
 とにかくカヨちゃんを演じる安藤サクラ(B83-W58H80)が有無を言わせない不細工で、魚が進化して人類になるとこんな感じになるのではないかと思われるくらいの魚顔で、これはもう演技とか以前にハマリ役である。
 さらに少ない時間だが、多部未華子(B78-W58-H83)も出演しており、NHKの朝ドラのヒロインだったとはいえ、これまた微妙なのだ。
 彼女は見方によってはかわいかったり、かわいくなかったりするのだが、今回は痛い役も含めて微妙だ。
 一方、男優はイケメン揃いで、ケンタを松田翔太、ジュンを高良健吾が演じており、一応彼らは底辺を生きている設定なのに、これだけイケメンなら恵まれすぎなので説得力に欠けてしまうのだ。
 タイトルに3人の名前があるにもかかわらず、カヨっちゃんは途中で2人に捨てられてしまい、ほとんど出てこない。
 最後の方に、再会するのだが、そのきっかけがたまたま偶然って、ダメ脚本の典型なのだ。
 正直、あまり面白くない。
 そもそも、脚本も行き当たりばったりだし、演出もキレがないので、だらけてしまう。
 いや、出演者の顔の表情で見せたいんだろうなあと思いつつも、生かしきれていないのだ。
 無駄なところ(施設に努める友人や、銅線を買ってくれるおっさんの話など)をカットし、せめて2時間以内にしないと観ている方だって結構辛い。
 監督は大森立嗣。
 個人的には予告編の
 「網走って知ってる?」
 「芸能人?」
 の会話が、「純喫茶磯辺」の「おいにいコーヒーになってる」の次くらいに笑えたので、観にいったが、予告を越えるものではなく、ある意味優秀な予告編だったと言えるかもしれない。

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2010年6月28日 (月)

「ボーダー」

Border  映画のタイトルというのは相当うまくつけないと、ネットでの検索ですぐに出てこないので苦労する。
 この映画も原題は「RIGHTEOUS KILL」なのにどうしてこんなタイトルになったかなあ。
 映画ファンだとジャック・ニコルソンの方を思い出す人も多いし、人によっては「アクション」に連載していた漫画を思い出すかもしれない。
 まあ変な邦題よりはいいかもね。
 証拠が揃わず警察が手を出せない凶悪犯ばかりを狙う謎の連続殺人犯を追うニューヨーク市警のベテラン刑事コンビの話で、見所はロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの豪華競演だろう。
 あのゴッドファーザー・サーガの2人が…というよりも「ヒート」の夢の競演再びと思う人が多いかもしれない。
 「ヒート」の時は「ジャッカル」(ネットで有名な自主映画ではない)のリチャード・ギアとブルース・ウィリスのようにお互い同じ場面には出ないという編集の見本みたいな出演だったが、今回は最初から2ショットありで、本当の競演といっていいだろう。
 ニューヨーク市警のタークとルースターは長年コンビを組んで事件解決に当たっていた。
 しかし、彼らがどんなにがんばろうとも、犯罪者の中には法律を盾に無罪になっている者もいた。
 ところが、そんな犯罪者を殺す必殺仕事人みたいな連続殺人事件が発生!
 どうやら犯人は警察関係者っぽく、捜査を進めていくうちにタークが限りなく怪しいということになる。
 これが意外に面白く、最後まで気合を入れて観てしまった。
 パチーノもデ・ニーロも過去の作品を考えると警察より犯罪者の役のイメージが強いので、刑事を演じていても裏で何かやっていると思ってしまう。
 まあ、そこも効果的であるんだけどね。
 監督は「88ミニッツ」のジョン・アヴネット。
 しかし、大物二人の競演にもかかわらず、意外にひっそり公開されているのが悲しい。

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2010年6月27日 (日)

「瞬 またたき」

Matataki  最近、映画への意欲をみせる芸能事務所スターダスト。
 一番前売りが売れたところに出演者が舞台挨拶に行くというパターンは「余命」以来、スターダスト・ピクチャーズ。のお約束だ。
 公開初日は日本VSオランダの試合の日で、さらに日本が勝ってしまったので、翌日の扱いが小さくなって、正に瞬き状態になってしまった。

 二人乗りのバイクで事故ってしまい、最愛の恋人・淳一を失ない、自分は生き残った泉美。 事故のショックなのか、事故の瞬間の記憶のない泉美は、通院先のメンヘルの病院で知り合った弁護士・真希子に協力をしてもらい真実を探っていく…。

 事故の瞬間なにがあったのか?
 それがこの映画の最大の見所であるような作りなので、物凄いものを期待してしまう。
 ひょっとして「シックス・センス」のような大ドンデン返しかもしれない。
 実はそこに至るまでがあまりにもキレの悪い演出なので、本当ならダレまう。
 しかし事故の瞬間に何があるのか?という興味が優先するので気合を入れてみる。
 その意味では、この映画の引きの作り方は正しいと言えるかもしれない。
 しかし、真実がわかってしまうと、え、こんなもの?という超肩透かし状態になってしまう。
 確かに一番の見所で、一番泣かせるはずなのにイマイチで、さらにグロい。
 あと、携帯電話で何とかした方がいいなどのツッコミ所もありだ。
 監督が「がんばっていきまっしょい」の磯村一路なので期待していたのだが、ちょっと残念な映画で、まあ色々あったのかなと思うも、できたものが全てだしね。
 主演は北川景子(B76-W55-H76)、共演は大塚寧々(B80-W53-H83)、岡田将生。
 北川の演技はセーラーマーズの時とあまり変わらない。
 もし、セーラービーナスがいたら「ちっとも成長してないじゃない」と怒られそうだ。
 岡田将生は意外に出演時間が少ないので、それ目当てだと肩透かしなので注意!

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2010年6月26日 (土)

「リアル鬼ごっこ2」

Realonigocco2  そんなに期待してなかったせいか、意外に面白いと思った1作目だけど、世間的にはあまり評判が良くない。
 2作目ができたことに驚きだが、話の基本が佐藤の名字の人が鬼に追いかけられて殺されるというシンプルなものなので、どれだけでも話が膨らんでいく。
 ましてや平行世界とか言い出したら、何でもありになってしまうのだ。
 鬼ごっこから半年後、謎の独裁者が支配し、「佐藤さん」が迫害を受ける世界で、レジスタンスとなって戦っていた翼が、突然、現実世界に鬼と一緒に戻ってしまう…という話で、ちょっと古いSFの雰囲気が漂っている。
 これも世間的には大好評というものでもないのだが、自分は好きだ。
 不摂生がもとで走れなかくなった自分としては、主人公を含む全員がひたすら走りまくっているのが見ていて気持ちいい。
 それに、話展開が8ミリ自主映画っぽいところが懐かしい。
 須賀大観のいた頃の90年代前後のNEO KEIO HI FILMとがこんな感じじゃなかった?
 最後の大風呂敷の広げ方とかね。
 主演は前作に引き続き、石田卓也。
 共演は吉永淳(B74-W57-H82)、三浦翔平。
 監督も前作に引き続き柴田一成。
 いやもう、次回作もあったら絶対に観にいく。
 こういうのは数こなしていくうちに、1本くらい物凄く面白いのが出てくるから、ひたすら続編を作りまくってほしい。

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2010年6月25日 (金)

「オーケストラ!」

Orchestra  ロシアのボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働く中年男アンドレイは、30年前は天才指揮者だったが、当時のブレジネフ政権の時にユダヤ人が排斥されたのををかばったために解雇されてしまった。
 ある日、パリの劇場から届いた出演依頼のファックスを目にしたアンドレイは、彼と同じように落ちぶれてしまったかつての仲間を集めてオーケストラを結成し、ボリショイ代表として成り代わろうと考える。
 しかし、長い年月の間にかつての仲間はタクシー運転手や、救急車の運転手、エロ映画のアフレコなど、音楽と全く関係のない仕事をしていた。
 果たしてコンサートは成功するのか?

 オーケストラの映画というと、ここ最近は「のだめカンタービレ」があったのだが、正直、この映画の方が遥かに面白い。
 コメディとして笑っているが、その背景には悲しい歴史的事実があることを忘れてはならない。
 もっとも日本人にはピンとこないのも確かだ。
 主人公の目的が実はコンサートだけではないことや、その目的も二転三転のどんでん返しがあるのだが、その真実がわかった時はちょっと泣けた。
 もちろん、ツッコミ所はあるのだが、勢いがあるのであまり気にならない。
 あと、チャイコフスキーなどの名曲が聞けることも大切で、これぞ映画館の音響設備があってナンボであることは言うまでもない。
 最後の演奏にはちょっと感動!
 出演は正直誰かわからないが、唯一「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロランだけが知っている女優だ。
 監督のラデュ・ミヘイレアニュも自分はよくわからない。
 出演者や監督はどちらかというと誰もが知っているわけではないが、映画はしこたま面白いので必見だ。

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2010年6月24日 (木)

「プランゼット」

Planzet  西暦2053年、いきなりやってきた宇宙人に地球の人口の半分以上を失った地球。
 人類の反撃は全て失敗、相手は学習機能があって同じ攻撃は二度と通用しない。
 人類はついに最終作戦“プランゼット”を始動する…。
 
 CGを使って、たった一人で作ったと言われている「惑星大怪獣ネガドン」の粟津順監督の最新作なので、期待しまくって観にいった。
 う~ん、これはつまらない。
 「ネガトン」はあれだけの緻密な映像を一人で作ったということに驚きがあるが、それを差し引いても懐かしい昭和特撮テイストをCGを駆使して構築してしまったところが面白かった。
 ところが、今回は今はなき懐かしいSFアニメを再現したわけでもなく、今でもどこかのアニメがやっていそうなことをCGで劣化させたような感じになってしまっている。
 もちろん、それがパロディと思わせる昇華のさせ方があればいいのだが、真剣に作って失敗していているようにしか思えないのだ。
 とにかく話が面白くない。
 話さえ面白ければ、少々CGなんて動きが悪くても気にならない。
 例えば「VISITOR」は今観ても笑うしかないCGアニメなのだが、話は面白い。
 今回も一人で作ったなら凄いと思うのだが、そうでないとするならば、観る方のハードルが高くなるのは当然だろう。
 ゲームみたいな映像はいいのだけど、ゲームはリセットができるという最大の強みがある。
 しかし映画はそうはいかないのが悲しいところだ。

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2010年6月23日 (水)

「ダブル・ミッション」

Wmission  前にも言ったかもしれないが、自分がジャッキー・チェンの映画は無条件で観にいくようにしている。
 しかし、ここ最近のジャッキーの扱いは許せない。
 かつては彼の新作公開となれば、全国公開でどこに住んでいても観ることができたはずなのに、今やあまりにもひっそりと公開されているような状態だ。
 この映画も自分の活動圏内から遥か遠くの劇場で公開されている。
 だけど、92分の映画にそれ以上の時間を費やして観にいくのはジャッキーが好きだからだ~。

 さえないペンのセールスマンのボブ・ホウは、実は中国から出向しているCIAの敏腕情報員。
 しかし、そんな凄腕の彼を悩ましているのは婚約した隣家のシングルマザーの3人の子供達だ。
 ある時、入院した父親の世話のため実家に戻った母親の代わりに子供達の面倒を見ることになったボブだが、彼と母親の結婚に反対の子供達が言うことをきいてくれるわけもない。
 そんな中で、長男がボブのパソコンを勝手に触ってしまい、ロシア当局の極秘情報をダウンロードしてしまったことから、犯罪組織に狙われることになる…。

 この映画はジャッキーがハリウッド進出30周年記念作らしい。
 普通に考えて30年もアクション俳優をしていることが凄い。
 ましてや、香港の人間がハリウッドとなれば、並大抵の苦労ではなかったことは言うまでもないだろう。
 しかし、かつては毎回新作ごとに新しいチャレンジをしてくれるジャッキーへの期待は既にインフレ状態になっているのだった。
 当然、年とってからの映画には物足りないものがあり、あきらめかけていた。
 ところが、「ドラゴン・キングダム」が予想以上に面白く、まだまだジャッキーはいけると思ってしまった。
 だから、今回はアクションが緩く少なめなのにはがっかりした。
 特に自転車を使ったアクションが「プロジェクトA」以下であったことには悲しいものがあった。
 もちろんファミリー映画であることは十分わかっているし、年とったジャッキーがこの手の路線にシフトチェンジしていくのは当然かもしれない。
 実は映画だって、普通に面白い。
 だけど、心の中でジャッキーにむやみに大きな期待をしてしまうのだ。
 お約束のラストのNGのほとんどがセリフの言い間違いだけというのに寂しいものがあった。
 それでも新作ができれば観にいっちゃうんだけどね。

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2010年6月22日 (火)

「ねこタクシー」

Nekotaxi  そりゃあネコバスがあるくらいだから、タクシーがあってもいいかもしれない。
 しかし、この映画はそんなトトロな感じではない。
 雰囲気的に「ネコナデ」や「幼獣マメシバ」と似ているなあと思ったら、同じ系統だった。
 連続TVドラマと映画の連動企画らしい。
 もちろん、その手の話は今更珍しくないのだが、この映画の凄いところは、多くの人が肝心のドラマがいつ放送されているかわかっていないことで、確かに地方UHFで放送だと知らない人は多いかもしれない。
 
 人付き合いが苦手なタクシー運転手・間瀬垣勤は、営業成績も悪く、妻と娘にも疎まれている。
 ある日、公園で休憩中に、猫と出会う。
 その猫を乗せて営業をすると、苦手な人付き合いもうまくいくようになり、成績も上がり順調に進み始めるように思えたが…という話。

 都会には猫カフェというのがあるらしいから、猫タクシーがあってもいいかもしれない。
 そういえば、自分の子供の頃に、普通の民家で猫が物凄い数がいる猫屋敷というものがあったなあ。
 今でも飼い猫なのか自然繁殖したのかはわからない。
 ところが、この映画にも猫屋敷が出てくるので、意外に全国にあちこちにあるらしい。
 主人公は猫屋敷に住む婆さんから2匹の猫をもらう。
 名前は年とった三毛猫が御子神さんで、もう一匹がコムギ。
 この二匹をタクシーに乗せるわけだ。
 チープさが漂っているのに面白い…というか心が暖まってしまうのだ。
 まあ確かに猫はかわいいので、それだけでも許せてしまうところがあるのだが、意外にドラマが面白いのだ。
 猫を乗せて商売はやばいだろ!というツッコミは制作側も十分承知していて、それを逆に主人公の再生の起爆剤に転化してしまう脚本は見事だ。
 主演はカンニング竹山、共演に鶴田真由(B78-W56-H85)、山下リオ(B85-W59-H82)。
 だけど、自分は美人なのかどうかの微妙な顔の芦名星(B83-W58-H87)と、「仮面ライダーキバ」のイクサや最近では「娼婦と淑女」でがっちりした筋肉質の背中を見せて弾けた演技をしている柳沢なな(B88-W58-H82)に注目したい。
 監督は「幼獣マメシバ」の亀井亨。
 自分としては2匹の猫だったら、コムギ派だな。

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2010年6月21日 (月)

「ソフトボーイ」

Softboy  ボールが大きい
 バットが短い
 球場が狭い
 ライバルがいない
 それが男子ソフトボール

 …らしい。
 う~ん、自分の地元では野球よりソフトボールをしている人の方が多かったけど、言われてみればクラブ活動で男子ソフトボールってなかったよなあ。

 佐賀県牛津の高校に通うオニツカは、フレンチのシェフになりたいと考えている高校3年生。
 ある日、幼なじみの同級生ノグチから男子ソフトボール部を作って全国大会に出場するという話を聞かされて、一緒にやろうと誘いを受ける。
 県内には男子ソフト部が1校もないので、創部さえすれば即、全国大会出場できるというのが理由だ。
 しかし、彼らの学校は男子生徒数が全体の1割程度。
 何とか集めた9人は、未経験者ばかりだ。
 それでも練習をしていくうちに、何とか形になっていくのだが…。

 「ウォーターボーイズ」の成功以来、この手の映画が多いのでちょっと飽きてきているはずなのに、意外に面白い。
 まあ今時、「巨人の星」の青雲高校みたいな暑苦しい根性の時代でもないし、この映画はどちらかというとスポ根というよりコメディ色の方が強い。
 とにかくツッコミ所満載なのにテンポよく話が進んでいくのが良い。
  それに一応、実話の映画化らしいので、ちょっと文句が言いにくい。
 お調子者に見えるノグチが実は物凄く才能のある奴で、雰囲気は桑田乃梨子の「ひみつの犬神くん」の歪谷を思わせる。
 最後にそれぞれのメンバーのその後が描かれているのだが意外な展開に驚き!
 まあ一方ではちょっと寂しいものがあるのだが…。
 出演は永山絢斗、賀来賢人、大倉孝二などだが、自分としては、「MOTTOいまドキ」の波瑠(B78-W57-H80)が目当てだったのだが、女子高生役なのに、大人っぽすぎて、正に昔のビニ本のモデル直前になっている(いや、それはそれでいいんだけどね)。
 監督は豊島圭介。
 面白い映画なのだけど、客入りは少なく、興行はソフトではなくハードになりそうだ。

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2010年6月20日 (日)

「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ」

Yellow  その昔、コブラが左腕を抜いてサイコガンを出すが、放り出した腕はどうするのか?という無粋なツッコミがあったのだが、電王でモモタロスが何かにつけてパスを投げているのに同じような疑問を持つ人もいるかもしれない。
 そこらへんは野暮なことは言わないのがお約束だが、なんとそれをネタにしているのが今回の映画だ。
 ゼロノス、NEW電王、ディエンドという3人の仮面ライダーを主人公に、2週間ごとに3作品連続公開。
 そうは言いながらも、前の作品も公開している劇場もあるみたいで、うっかりしていると同じ作品を2回観ることになってしまうので注意!
 第3弾がディエンド編だ。
 お宝求めてスパイダーイマジンと契約した海東大樹。
 彼の狙いは電王のパスとデンライナーを盗み出すことだ。
 実は電王のパスを盗む方法が、モモタロスが使った後に投げ出すのを拾ってしまうというもの。
 パスを投げるのは見た目のかこよさもあるのだが、そのお約束を逆手に取っているのが面白い。
 ちなみに普段は戦いが終わった後に探して拾うそうな(笑)
 一方、時間警察の黒崎レイジは、人工イマジン・イブと大樹の行方を追っている。
 どうやら海東大樹と黒崎レイジには過去に因縁があるらしい…という話なのだが、これが思った以上に面白く、最後はホロっとさせられる。
 歴代仮面ライダーの中でかっこわるさでは1、2位を争うディケイド。
 そのライヴァルキャラのディエンドの話なんか作っても意味ないんじゃね?と思っていた。
 何しろ自分の中ではゼロノスよりもマイナーキャラだからだ。
 ところが、ディエンドのキャラが思った以上に立っていて、今まではいかにうまく生かしきれていないかがよくわかった。
 海東大樹の中の人の演技がうまく思えるのは、ディケイドに変身する井上正大が下手すぎるので仕方ないだろう。
 ディケイドもディエンドもかっこわるいのだが、そこをあえて言ってしまっているの笑った。
 今までのオーナーの謎の行動の理由が、今回で初めてわかるのだが、あまりにも脱力物の話なのであまり過度な期待をしないように。
 子供達には大ウケだったけどね。
 タイトルのパイレーツはおそらく語呂がいいだけで、本編に海賊が出てくるとか言うわけでもない。
 当然、本編の前後は夏公開の「仮面ライダーW」の宣伝をしまくっているのは言うまでもない。

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2010年6月19日 (土)

「幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター」

Shiawasenokiiroihannkachi  DVDが普及し、好きな映画が安くいつでも好きな時に観ることができる現在、名画座の数が少なくなっていくのは当然だろう。
 映画館で旧作を上映する場合、はレンタルと同じ値段か、DVD化されていないものが動員しやすい。
 しかし、映画ファンを動かす最大の呪文、それはデジタルリマスターだ。
 別に何が追加されたりしているわけでもないし、ひょっとしたらDVDにするためのついでかもしれない。
 だけど、何かを期待してしまうのだ。
 「幸福の黄色いハンカチ」はあまりにも有名で今更説明する必要もないだろう。
 オチだって、ダース・ヴェイダーが誰の父親かと同じくらい有名だ。
 自分は最後に観たのが「水曜ロードショー」での放送だから、細かいところなんかすっかり忘れていて逆に新鮮なものがあった。
 さすがに映像は美しく、もしこれが当時のフィルムだったら赤っぽく劣化していただろう。
 しかし、何より驚くのは出演者の高倉健、倍賞千恵子(B82-W59-H84←1966年時)、桃井かおり(B86-W64-H87)、武田鉄矢、渥美清が目茶苦茶若け~
 「座頭市THE LAST」ではすっかり婆さんの倍賞千恵子だが、この時は色っぽくて若い。
 もっとも本当の彼女の凄さはシリーズ1作目の「男はつらいよ」を観れば、彼女が松竹のアイドルだということがわかってしまう。
 とにかく目茶苦茶かわいいのだ。
 失恋した花田欽也(武田鉄矢)は真っ赤なファミリアを購入し、フェリーに乗て、北海道へいく。
 失恋したのでセンチメンタルジャーニーというわけだ。。
 彼の部屋に貼ってあるポスターがランボルギーニ・カウンタックなのに涙。
 そういえば、当時はスーパーカーブームだったなあ。
 北海道にやってきた欽也は女の子をナンパしまくりで、とりあえず朱美(桃井かおり)という女をゲット!
 一方、網走刑務所からは、刑期を終えた島勇作(高倉健)は、久しぶりのビールとカツ丼、ラーメンを食べていた。
 自分も服役はしていないが、随分昔に入院していたので食事制限をしていた。
 退院してからの外での飯が何よりもうまかったのだが、健さんの演技はそれが切実に表現できていてびっくり!
 この3人が偶然知り合い一緒に旅をすることになる。
 これでもかというくらいファミリアが目立っている。
 世界的タイアップ映画と言われている007シリーズでもここまでは徹していない。
 道を走っていると公開当時の様子がよくわかる。
 さすがに公開されてから33年経っているので、現在と生活が微妙に違うことを感じる。
 店先でコカコーラとファンタの看板はやたらめったら見かけるが、ペプシの看板が見えたのは一回だけだった。
 当時のコーラは、王冠の裏にスーパーカーが印刷してあって、当たりがでると立体ポスターがもらえたりしたので、子供達が飲みまくっていた。
 あとすっかり忘れていたけどハイシーの看板なんか今よっぽど田舎でも見かけるかどうかだ。
 缶ジュースもプルトップじゃないしね。
 3人で旅館に泊まるのだが、健さんが柔らかい布団に嬉しそうに寝てたのが、刑務所の寝床が堅いことを思わせる。
 当然、欽也は朱美を旅館で口説こうとする。
 その時の朱美のセリフが決まって「キスだけ」というのが火星田マチ子みたい…ってあれは「Bまでなら」か(笑)
 途中でヤクザっぽい男と小競り合いがあるのだが、演じているのがたこ八郎。
 今はお亡くなりになり、最後の方は「だこで~す」としか言ってない感じがするのだが、この映画の彼の動きを見れば、元ボクサーであることがわかるくらいパンチにキレがある。
 途中で勇作が車を運転するのだが、検問で引っ掛かり無免許であること、その理由が服役中に更新できなかったからということが欣也と朱美にわかってしまう。
 彼の無免許運転は、連行先に当時の事件の担当係長がいて、何とかしてくれる。
 ちなみに係長を演じているのが渥美清で、当時は「男はつらいよ」シリーズ以外の映画にもちょこちょこ出ていた。
 勇作の素性はわかっても3人で旅を続けることになる。
 そこで欣也と朱美は勇作の過去を知ることになる。
 実は、スーパーのレジ係だった光枝(倍賞千恵子)と不器用なため話をするのに半年以上かかっていることや、やっとの思いで結婚したが、実は彼女がバツイチ&流産経験あり、そのことでやけになって喧嘩したら相手が死んで刑務所に入ったことなど。
 ちなみに光枝が妊娠したかどうかを勇作に知らせる手段が、庭の竿に黄色いハンカチをつけておいたというのが、この映画のタイトルの元になっている。
 今だったらメールがあるので、この話は成り立たないかもしれない。
 服役中の勇作は、面会に訪れた光枝に離婚を申し出る。
 彼女は若いし美人だし、今のままだと不幸なので、自分と一緒にいるよりいいだろう、何しろ不器用な男ですから。
 しかし、そうはいいながらも、勇作は出所した時に光枝に葉書を出していた。

 もし、まだ1人で暮らしていて、待っててくれるなら黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ…云々みたいなことを書いて。

 そんなわけで、ハンカチがあるかどうかが後半の最大の緊迫感なわけだ。
 まあ、この出演者で、光枝が猟奇殺人で死んでいたなどの終わり方はしないんだけどね(笑)
 意外にハンカチがあるかどうかを引っ張るかと思いきや、意外にあっさり見せてしまったのには驚いた。
 あれ、こんなだったかなあと思ったが、実はハンカチよりも、光枝の反応にポイント置いていたことがわかった。
 引いた絵で彼女が泣き崩れる様子の方が効果的だ。
 久しぶりに観て、この映画が当時の賞を総なめしたのはわかるような気がした。
 映画の再評価もさることながら、さすがに初公開から33年経つと、当時の状況の解説がないとわからないかもしれない。
 健さんが武田鉄矢にやたらと「大将」と言っているが、これは武田が「あんたが大将」を歌っていたことが前提となっている。
 ピンクレディーの話題が出てくるのは、当時としては当然で、キャンディーズと比較されることが多かったのは映画の中の会話からもわかる。
 車もミラーが窓についていないし、ほとんどミッションだったはずだ。
 映画というのはタイムマシンでもあることをつくづく感じる。
 監督は今更説明するまでもなく山田洋次。
 今回のデジタルリマスター版の公開劇場は少ないが、今観ても面白いので全国順次公開して多くの人に観てもらいたい。

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2010年6月18日 (金)

「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」

Railways  タイトルが狙いすぎだろ!と思っていたら、二匹目のドジョウを狙ったB級映画ではなく、「ALWAYS三丁目の夕日」のROBOT製作なので、本家のセルフパロディにもなっているわけやね。
 タイトルはふざけた感じだが、映画は面白い。
 大手家電メーカーに勤める筒井肇は、家庭を顧みず仕事一筋で、妻や娘との間に溝が深まっているものの、50歳を目前に取締役への昇進の話をもらう。
 しかし、その前に親友が工場長の工場の閉鎖して従業員をリストラしなくてはならなかった。
 そこらへんも何とか無事終わりそうだったが、その親友が事故で死亡、さらには島根で一人で暮らす母親が倒れたとの知らせが入る。
 田舎でもパソコンと携帯電話があればOK!
 呆れる娘を横目に仕事三昧。
 しかし、ふとこれでいいのか考えてしまい、色々あって子供の頃夢見ていた地元の電車である“バタデン”の運転士になることにする。
 主人公の娘が、「お父さんは仕事ばっかで、家庭を大事にしない」みたいなことを言っている。
 まあ中学生なら仕方ないかなあと思ったが、なんと大学3年生だ。
 ったくどんだけゆとりなんだよ(笑)
 のほほんと大学に通っていられるのも親父のおかげじゃないの?
 自分の父親は一時、無職の時があってず~っと家にいた時があったが、仕事をしていた時よりも会話は少なくなったし、この時は本当に会話なくてもいいのでマジで働いてほしいと思った。
 だから、この娘だけは許さん…と思ったが、演じているのが本仮屋ユイカ(B80-W58-H83)なので許す。
 自分の中では本仮屋ユイカといえばメガネをかけてペットボトルをべこべこさせているイメージがまだあるのだが、あの時より随分かわいくなって、こんな娘なら少々むっとされてもかわいいと思ってしまうだろうなあ。
 それに娘が憤慨するとことは、ここじゃなくて、親父が電車の運転士になるといって会社やめたことだと思うぞ。
 大企業の役員をやめて電車の運転士って、給料の差額を考えると自分だったら暴れちゃうな~。
 ところが、この映画、やさぐれた社会人の心の奥深くにある叶わぬ夢の実現というファンタジーとしてはよくできていて大変面白い。
 特に鉄道マニアにはたまらないものがあり、ひょっとして自分も電車の運転士になれるかも?と思わせるものがある。
 もっともそれ以前に一般の人が知らないであろう運転士になるためのプロセスがわかって面白い。
 その昔、電車でGOでうまく駅で停車させれなかった自分としては、こういう専門教育さえあれば何とかなったと思うと残念でならない。
 主人公が運転士になるまでを描くだけではなく、その後の電車の中や外での交流も描いており、盛り沢山の内容だ。
 個人的には東京で大企業の取締役の方が絶対にいいと思うのだが、そういう立場のいる人は自分が何でもできると思っているんだろうなあ。
 自分なんか現状維持が精一杯ですよ。
 本仮屋ユイカばかりに気がいってしまうが、主演は中井喜一。
 しかし、釣りバカシリーズのレギュラーもちらほらいて、いつ浜ちゃんやスーさんが出てくるかと思ってしまう。
 この映画を観て、子供の時代の夢をかなえたいと思う人も多いはず。
 そういえば、自分がも子供の頃、なりたかったものってなんだろう?
 今でも実現可能だろうか?…と考えたが、昔は美人のお姉さんが乗る自転車のサドルになりたいと思っていたことは内緒だ。

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2010年6月17日 (木)

「ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~」

Brightstar  おそらく、北半球で10人くらいネタにしていると思うので、あえてつっこんでおくと、それはブライト・ノアね。
 実在した人の伝記映画の面白さは、史実は決まっているので、そこに至るまでの史実にない部分をいかに想像力を膨らませて描くいているかが見所だ。
 漫画なら「日出処の天子」、映画なら「アマデウス」といった感じで、見終わった後に関係資料を調べたくなってしまうくらいの話展開が一番理想だ。
 この映画は、25歳の若さでこの世を去った英国詩人ジョン・キーツとその恋人ファニー・ブローンの恋愛物語だ。
 おそらく、北半球で10人くらいネタにしていると思うので、あえてつっこんでおくと、それはキール・ローレンツね。
 しかし、残念なことに自分はジョン・キーツなる人物をこの映画を観るまで全く知らなかった。
 そうなると歴史物映画の面白さを堪能することはできないので、普通の恋愛映画として観てしまったことを告白しておく。
 そして25歳でキーツがなくなることも考えると、タイムリミット付きの難病ものの一つとして考えてもいいかもしれない。
 そして全編に出てくる詩が物語を盛り上げてくれる…はずなのだが、これはもう英語がわかっていないと面白さの半分も理解できない。
 ひょっとして、この映画は相当ハードルが高いかもしれない。
 そんなわけで自分には荷が重過ぎる映画だった。
 主演はアビー・コーニッシュとベン・ウィショー。
 監督は「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオン。
 この映画を面白いといえるのがかっこいい映画ファン・・・いや言うまい。

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2010年6月16日 (水)

「アウトレイジ」

Outrage  「その男、凶暴につき」を観た時、北野武の映画作家としての非凡さを知ったが、ここ最近は「座頭市」を最後に不振で、特に「監督・ばんざい!」の時は、同じ時期に松本人志の「大日本人」も公開され、お笑い出身の映画監督への風当たりが強かった。
 北野武のピークは1980年代から1990年代であり、その後はその時の遺産で食いつないでいるとしか思えない。
 例えば「情報7days ニュースキャスター」では、ギャグも昔のを焼き直しているだけで今更感も強く、何故起用されているかわからないくらいだ。
 もちろん、彼の年齢で昔と同じものを求めるのは無理であり、それは彼に限らず年を取れば体力・思考力が落ちるのは当然だ。
 その代わりに経験値で何とかするのだが、北野武の場合、映画に関しては下積みがないので経験値が乏しい。
 何しろ本業ではないから。
 そうなると、今までの得意な分野で焼き直すしかないだろう。
 映画監督として北野武の得意とするのは、やはり初期の映画でお馴染みの暴力だ。
 逆に真っ向から笑いを取ろうとする映画は面白くない。
 おそらく漫才師としてのテンポはあっても、映像のお笑いのテンポは別なのかもしれない。
 そんな彼の新作は、初期のような暴力映画だ。
 巨大暴力団組織・山王会組長が、若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元と直系ではない村瀬組との親密な関係に文句を言う。→加藤から池元へ村瀬組を締めるよう指示。→池元は配下の大友組組長・大友にふる。→大友がしめる…ここから裏切りや駆け引きを含む暴力が暴力を呼び負のスパイラル状態になっていく。
 厄介な仕事を下に丸投げというのがヤクザも普通の企業も変わらないのが微笑ましい。
 ただこの映画のヤクザは拳銃を持った中学生の喧嘩の方が近いかもしれない。
 やっぱり北野武は暴力映画が面白い…といいたくないのだが、これまでの不発続きだとそう感じてしまう。
 今までの焼き直しかと思えば、実は新しいこともやっているようで、今までだと少ないセリフで描いていることが多かったが、今回は全編しゃべりっぱなし。
 それも必ず語尾に「バカヤロー」とか「この野郎」とかがつく。
 キャッチコピーの全員悪人は、どちらかというと全員頭が悪いの方が似合いそうだ(笑)
 突然の暴力の怖さが北野映画の面白さだが、今回の頭の悪い中学生ののような会話は、残念なことに間合いが悪くあまり効果的ではない。
 暴力シーンは痛々しさはあるものの、そこに至るまでの<溜め>がないため、怖さはない。
 もちろん、北野武もそこらへんはわかっているはずで、彼の映画は、ここ最近は映画監督が本業でないという<逃げ>を作っているので仕方ないかもしれない。
 出演は、ビートたけし、椎名桔平、加瀬亮、、三浦友和、國村隼、杉本哲太、塚本高史、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗。
 北村総一朗は「踊る大捜査線」では人が良さそうなのに、この映画ではヤクザのえらい人を演じており、小日向文世でもそうだが、善人そうな人が悪人というギャップの面白さは出ている。
 しかし、一番美味しいのは、やっぱり三浦友和の悪者っぷりだろう。
 若い時に比べると年とったし太ったが、若い時とは違った熟した魅力が出ていて良い。
 おそらく映画としては賛否が分かれるだろうし、これまでの北野映画の中では上位に来るものではないが、個人的には嫌いではない。
 だって、「TAKESHIS'」や「監督・ばんざい!」よりつまらなかったらもうダメっしょ。?

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2010年6月15日 (火)

「川の底からこんにちは」

Kawasoko  ふと自分の人生を考えた場合、明らかに大成功でもないし、大失敗でもない。
 おそらくそこそこなのだろうが、何かしら不満はある。
 そんな状況をうまく表す言葉はないものか?と考えていたのだが、この映画を観て目からウロコがこぼれた。

 中の下

 この言葉がぴったりなのだ。

 故郷を捨て上京五年目の佐和子。
 五つ目の職場で、五人目の彼氏は子連れでバツイチの玩具会社の上司・健一で、全てにおいて妥協しまくった結果だ。
 ぶっちゃけ彼女はかけおちで上京したのだが、その後さっさと別れたが、故郷には帰らなかったのだ。
 まあ所詮若気の至りなのだが、わかりますよ、佐和子さん。
 自分も若い時に似たようなことをしたから(爆)
 今思い出しても恥ずかしい。
 お父さん、お母さん、御免なさい。
 振り返ってみれば、ただいちゃいちゃしたかっただけで、それを注意されてムキになっただけなんよね。
 結局、二人で飛び出しても手持ちぶさで、結果的には泊まり込みで旅行にいったことになっただけ。
 自分的にはかけおちなのに、親は無断外泊にしか思っていない。
 いや~タイムマシンがあったら、当時の自分に説教したい。
 自分の恥をさらすのはともかく、そんないけてない人生を送る佐和子のところに父親が倒れたと連絡が入る。
 そのため、一人娘の佐和子が実家のしじみ工場を継ぐ事態になってしまう。
 企画の失敗で失職した健一は、帰るのを渋る佐和子の気持ちそっちのけで、話を進めてしまい、結局、健一とその連れ子を伴って帰郷するはめに。
 この健一のダメっぷりはイライラするのだが、佐和子はそれもあきらめているというか、仕方ないと思っている。
 何しろ、中の下の自分にはそれくらいの男しか望めないから。
 しじみ工場ではアクの強いおばちゃん従業員たちがいて、経営は倒産寸前。
 もはや妥協さえ許されない状況の佐和子の明日はどっちだ…という川の底というより、人生のどん底からこんにちは状態だ。
 佐和子の口癖の「しょうがない」は、おそらく誰しも大なり小なり口に出さなくても思っていることだろう。
 そして物語の後半のキーワードとなる「中の下」という言葉は、あまりにも現実味がありすぎて心に刺さってしまう。
 それでも開き直れば何かが見えてくるかも。
 正直、この映画は一応、ハッピーエンドっぽいのだが、中の下のハッピーなんか所詮知れている。
 ところが、よくあるサクセスストーリーよりも、遥かに元気をもらえる映画なのだ。
そして、その究極が、佐和子の努める木村水産の社歌で、これはもう頭に残ってしまうこと間違いなし。
 今でも気を抜くと脳内BGMになってしまう。
 主演は、マイナー映画の主演が多い満島ひかり(B76-W58-H89)。
 相変わらず弾けまくっている。
 監督は石井裕也。
 何と、PFFスカラシップの映画だそうな。
 今でもPFFがあったのには驚いたが、当然今は8ミリフィルムではなく、HDでの作品作りなんだろうなあ。

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2010年6月14日 (月)

「FLOWERS フラワーズ」

Flowers  蒼井優(B82-W58-H82)、鈴木京香(B88-W59-H89)、竹内結子(B80-W60-H82)、田中麗奈(B77-W56-H82)、仲間由紀恵(B78-W59-H80)、広末涼子(B80-W58-H86)。
 6大女優夢の競演…ってCMのまんまじゃんと思っていたら、資生堂が特別協賛をしていたので当然かも。
 本編に椿の花のアップもあるしね。
 昭和から平成にかけて6人の女性の生き方を描いたもので、登場人物の整理をしておくと、こんな感じだ。

 凛…蒼井優(1936年)
 女学校を卒業後、家事手伝いをしていて、親が決めた許婚との結婚に心の整理がつかない。

 薫…竹内結子(1964年)
 凛の長女。
 大学卒業と同時に恋愛結婚をする。

 翠…田中麗奈(1969年)
 凛の次女で、出版社で勤務。
 男社会の職場の中で切磋琢磨している。
 フリーライターの恋人にプロポーズをされている。

 慧…仲間由紀恵(1977年)
 凛の三女で、郊外の団地暮らし。
 身体が弱く、2人目の出産にを医師に反対されている。

 奏…鈴木京香(2000年)
 慧の長女で幼少の頃からピアノが好きでピアニストを目指すもうまくいかない。
 別れた恋人の子供を身籠もっている。

 佳…広末涼子(2009年)
 慧の次女。
 できのいい姉と比較されていたが、結婚して、息子にも恵まれ幸せな生活を送っている。

 これらのルーツ的な話を、それぞれの時代の映画の質感に合わせて映像が作られている。
 例えば凛のエピソードの時はモノクロ映像、薫と翠のエピソードは妙にくっきりした色合い、慧のエピソードは赤みかかった感じといった具合だ(表現がチープですいません)
 当然、モノクロは小津を意識している。
 昭和40年代前後や1977年の映像は、あんな感じだったことを思い出す。
 さらには映像の質感だけでなく、当時の文化もうまく再現されていた。
 確かに昭和40年前後の女性の髪形は頭に団子か、初代コメットさんのような感じで、ワンピースとコートは今見てもレトロモダンっぽい。
 一方では1977年は髪形・服装共にダサダサで、映像も何故か赤みかかっていて、昭和40年前後より古臭く見えるから不思議だ。
 そういえばあの当時の子供は皆がバカみたいに電線音頭かピンクレディーの歌でを踊っていたなあ。
 各時代の映像の再現度は凄い!
 しかし、話はあまり面白くない。
 各時代の女性の悩みなど面白い要素はあるのに、うまく生かしきれていない。
 全体的に演出のキレが悪くテンポが悪いため途中でダレてしまうのだ。
 各時代の相互乗り入れがうまくいかずにブツ切れ状態で、1本の物語として成り立っていない。
 どこまでいっても映画というより、CMっぽく感じだ。
 竹内結子のエピソードは、ちょっと前の映画でも似たようなのがあったので今更感が強い。
 6人の女優の中で蒼井優の演技がうまいのは当たり前として、意外にも広末涼子が美人で演技がうまいことを知る。
 もちろん、仲間由紀恵の演技には期待はしていない。
 女優が目立つが、男優も頑張っていて、大沢たかおと井ノ原快彦は短い出演時間ながらも美味しいとことを持っていっている。
 しかし、一番目立つのは長門裕之で、演技は「スケバン刑事」の暗闇指令と変わらないが、エロ小説家という役がハマリすぎだ。
 監督は「ガチ☆ボーイ』の小泉徳宏。
 おそらく、映画よりも3夜連続ドラマで正月に放送している方がピッタリだったかも(もちろん提供は資生堂だ)。

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2010年6月13日 (日)

「アイアンマン2」

Ironman2  1956~1970年に東宝で社長シリーズという喜劇映画があった。
 今は亡き森繁久弥が主演で、高度成長期を時代背景に繰り広げられるドタバタ劇だ。
 アイアンマンは正にアメコミ版社長シリーズと言えるだろう。
 もちろんその意味ではバットマンもそうなのだが、バットマンの場合、一応正体を隠している。
 しかし、アイアンマンの正体は大会社の社長であることは誰もが知っているのが大きな違いだ。
 他のアメコミのヒーローと同じように正体を隠していればいいのに、アイアンマンが自分であることを自ら公表したトニー・スターク。
 無敵のアイアンマンスーツを武器だと判断され、国から引き渡しを命じられるがトニーは当然拒否。
 そんな彼に憎悪を燃やすロシア人科学者イワン。
 同じようなスーツを身につけ、金属を真っ二つにできる武器を自在に操り、トニーに戦いを挑む。
 さらにはトニーの新しい秘書としてやって来た美女はワケありだ。
 ライヴァルの武器商人ジャスティン・ハマーは、アイアンマンスーツに負けない兵器を開発中。
 それだけでも厄介なのにアイアンマンスーツのエネルギー源となる胸に埋め込んだリアクターは体に悪影響を与え、トニーの命を削っていた…。
 1作目ではテロリストに拉致られ彼らの武器を作るはずなのに、アイアンマンスーツを作ってしまったトニー。
 テロリストに「ちゃんと監視しろよ」とツッコミを入れた人も多いはずだ。
 しかし、こんな無理無理な展開にも深く考える暇がないくらい勢いさえあればOK。
 そんな意味では今回もイケイケな展開!
 エイリアンの例を出すまでもなく、2作目は数で勝負だ。
 今回はアイアンマンスーツが複数出てくるし、無人ロボットも登場し、スクリーン狭しとバトルが展開する。
 試練のテンコ盛り状態なのにトニーのいい意味でのバカ社長っぷりは健在!
 演じているロバート・ダウニー・Jrはすっかり板についている。
 しかし、それ以上にイワンを演じるミッキー・ロークがかっこいい。
 昔の色男ぶりは微塵もないが、今の荒んだ感じの方が好きだ。
 あ~「レスラー」のまんまじゃんというツッコミはなしだ。
 ヒロインは2人で、前作に出てくるトニーの秘書役で今回は社長に昇進するペッパーを演じるグウィネス・パルトロウと、トニーに近づくワケアリ女を演じるスカーレット・ヨハンソン。
 個人的には黒のレザースーツに身を包み、一人軍隊状態で敵を倒しまくるスカーレットに萌えてしまう。
 監督は前作に引き続きジョン・ファヴロー。
 話を詰め込み過ぎて消化不良な感じもしないわけでもないのだが、こういうのはお祭り騒ぎなので、派手なアクションをひたすら楽しめればいい。
 そしてできることなら、IMAXの美しい映像と腹に響く音響で観ることをオススメする。
 アイアンマンスーツの装着がかっこいいので、次回の仮面ライダーの変身の参考にしてほしい。
 というか、日本のアニメが実写化したみたいな感じで、おそらく続編があれば板野サーカスとか出てくるだろうなあ。
 当然、エンドロールの後に何かあるので見逃さないように。
 それにしてもアイアンマンスーツ欲しいなあ。
 これさえあれば絶対に通勤に便利だしね。

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2010年6月12日 (土)

「シーサイドモーテル」

Seaside  海もないのに「シーサイド」という名の、山奥のさびれたモーテル。

 103号室
 インチキ美容クリームのセールスマン=生田斗真
 部屋を間違えて入ってきたコールガール=麻生久美子(B80-W59-H83)

 202号室
 借金まみれのギャンブラー=山田孝之
 その恋人(猫好き)=成海璃子(B78-W56-H82)
 彼を追って来たやくざ=玉山鉄二
 伝説の拷問職人=温水洋一

 203号室
 EDに悩むスーパーの社長=古田新太
 その欲求不満の妻=小島聖(B83-W60-H85)

 102号室
 潔癖性のキャバクラ嬢=山崎真実(B84-W59-H87)
 下心丸見えの常連客=池田鉄洋

 4つの密室で繰り広げられるドラマ!
 さらに警官の先輩後輩コンビも加わり、いつしか次第に絡み合っていく!

 こう聞くと面白そうに思えるでしょ?
 ところが実に惜しい。
 面白いことは面白いのに、気分的には寸止め状態なのだ。
 ほぼ密室劇に近くて、全く関係のない個性的な登場人物が、最終的に大きく絡んでいく方式は、空間が限定された演劇でよくあるが、うまくやれば最後に「なるほど」と感心してしまえるのが理想だ。
 この映画は残念なことに個性的な登場人物は思った以上にリンクしなくて、全く別物のオムニバスみたいな感じだ。
 しかし、何より思っていることをやたらとセリフやモノローグで語らせすぎで、ちょっと不自然さを感じてしまう。
 もちろん、演劇っぽさを目指したといえばそれまでだが、実写映画で方法を間違えると物凄く陳腐に見えてしまうのだ。
 もう少し会話に盛り込むか、演出で何とかできなかったのか?
 時折挿入されるイメージ映像も、情報量を増やしているというより、説明又は演出不足を補っているにしか思えない。
 特に話の中心的な103号室のインチキ美容クリームのセールスマンとコールガールのエピソードはもっと演技や演出で、男女の心模様をうまく見せることができたはずだ。
 基本つまらない話ではないのだが、本当に惜しい。
 まあここらへんは好き嫌いの問題なんだけどね。
 監督は「スクールデイズ」の守屋健太郎。
 そうはいいながらも麻生久美子の「お電話サンキューです」のポーズがかわいいし、前からもう少し胸があればと思っていた山崎真美の胸が工夫をして豊満に見えたのは良かった。
 しかし、個人的には登場する女性陣の中では小島聖が一番だと思っている。
 トヨエツとの関係が話題になって以来すっかり御無沙汰の感じが強いが、ムチムチしたお色気は今でも健在だ。

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2010年6月11日 (金)

「孤高のメス」

Kokounomes  勉強不足で申し訳ありません。
 今までコスプレ風俗って、結局は裸になるから意味がないと思ってました。
 しかし、愛好家の人にお聞きしたら、シンボル的なものは取らないらしいんですね。
 例えば、女子高生のコスプレは靴下は脱がないし、バニーガールはウサギの耳をはずさない。
 そしてナースはナースキャップをはずさない。
 ちなみに、ナースは上位に来る人気コスプレだそうな。
 何故、こんなことを思い出すかというと、この映画の夏川結衣(B85-W58-H83)のナース姿に萌えてしまったからだ~っ。
 しかし、今はナースキャップはないらしいし、そもそも看護婦を看護師という時代だ。
 古き良きナース時代を懐かしむ貴兄にはこの映画はオススメ。
 何しろ物語の中心の時代設定が1980年代だからだ。
 現役の看護師でありながら病院内で適切な処置を受けられずに急死した浪子。
 彼女の葬式を終えた息子が、遺品の中から一冊の古い日記帳を見つける。
 物語はそこから過去の話になっていくわけだ。
 1989年…ちょうど昭和から平成になり、世の中バブりまくっていた頃。
 大学病院に依存し、外科手術も適当な地方病院に、ピッツバーグ大学で高度な外科医術を身につけた医師・当麻鉄彦が赴任してから変化が起きてくる。
 病院の大人の事情なんか関係なしで、患者のことだけを考えて確実な処置を行う当麻に、他の医師の反発を招くが、一方では賛同者も出てくる。
 彼のオペ看をすることが多い浪子も、忘れかけていた仕事への情熱を取り戻していく。
 ある日、市長が末期の肝硬変で病院に運ばれてくる。
 市長を救う唯一の手段は、脳死肝移植なのだが、当時の日本の法律ではまだ認められていない。
 しかし、彼は脳死のドナー提供者の親の同意も得て、手術をしようとしていた…。
 同じ人の命がかかっていても、話が微妙な「僕の初恋をキミに捧ぐ」とは違う。
 普通に面白くて良い話だと思う。
 ただ、ちょっと淡々と展開していて、言葉を選べば決して期待を裏切らない。
 登場人物は型通りだし、脳死肝移植ももっと色々ありそうだが、意外にあっさりしているのにはちょっと物足りなさを感じた。
 そうはいいながらも、主演の堤真一は絶対的にハマリ役だし、彼に敵対する医者役の生瀬勝久はいつもながら憎たらしい役をやらせたら日本一だ。
 ちょっとだけだけど、成宮寛貴が美味しい役をもらっている。
 でも最大の魅力は夏川のナース姿だな。
 彼女の演じる浪子が病院のたらいまわしで死んだということは、実は全てを投げて脳死肝移植をして市長を救っても、実はあまり改善されていないみたいで悲しいものがある。
 監督が「ミッドナイト イーグル」の成島出なので、ちょっと不安だったが問題なし。
 やたらと手術の場面が多いので、そっち方面が苦手な人は注意。

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2010年6月10日 (木)

「セックス・アンド・ザ・シティ2」

Satc2  テレビ番組やヒット作の続編が多いのは日本だけでなく、アメリカでも同じだ。
 「セックス・アンド・ザ・シティ」は本国では大ヒットのテレビドラマらしいが、自分は全く観ていない。
 しかし意外にも、劇場版1作目を観たら意外に面白かったのだが、。 さすがに今更テレビシリーズを観る気はないものの、劇場版の続編がありゃあ観にいく気持ちができたのも確かだ。
 つうことで、劇場版の2作目が公開となりゃあ、観にいくのは当然だ。
 話は、1作目から2年後の設定で、いつもの4人ががひょんなことから、大発展を遂げた中東のアブダビへ行って繰り広げられるドタバタ劇だ。
 前作がどんな話かあまり思い出せなかったが、幸いテレビで放送してくれたので予習バッチリ!
 しかし、まさかプライムタイムに「セックス」という言葉が飛び交う時代が来るとは思わなかった。
 へたしたら昔の「土曜ワイド劇場」のヌードよりも家庭内が気まずくなるに違いない。
 話は半分近くが中東のアブダビで展開していて、文化の違いによる笑いは当然お約束だ。
 ニューヨークとかあまり関係がなく、もはや番外編的な位置付けだ。
 正直、無茶苦茶面白いわけでもないのだが、安定した面白さがある。
 特にアブダビでの無駄にゴージャスな過ごし方が、ファンタジーの領域を越えて、頭をふわーっとさせるものがあり、これはこれで劇場版の豪華さだと考えたら正解かもしれない。
 豪華と言えば、ペネロペ・クルス、ライザ・ミネリ、マイリー・サイラスがゲストで出演。
 本当に久しぶりにライザ・ミネリを観たよ。
 しかし、4人のヒロインの生活ぶりが異常に豪華で、どんな年収なんだよ!と思うのだが、野暮なことを言いっこなしとはいえ、あまり生活感がなくなると女性の共感ではなく反感を得そうだ。

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2010年6月 9日 (水)

「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」

Chodenobrue  ターミナルでチケットの盗難事件でマンティスイマジンとの戦いでケガを負ってしまった良太郎。
 助っ人として幸太郎が呼び出されるが、パートナーのテディは派遣契約の終了していたため一緒に動くことができない。
 仕方なしに良太郎のパートナーたちと事件解決に乗り出すのだった…。
 前回のゼロノスの話がイマイチだったので、全く期待していなかったのだあ、今回は大変面白い。
 それは劇場の子供達の反応を見ればわかるだろう。
 子供は正直なのでつまらない時は容赦がない。
 ギャグの部分で大笑いしてるし、じっくり落ち着いて観ている。
 さらに今回は泣ける話で、特にお婆ちゃん子は涙なくして観ることはできないだろう。
 それはまるで「ドラえもん」の「おばあちゃんの思い出」を思わせるものがあるのだ。
 しかし、良太郎が恐ろしいくらい運が悪いという設定があったのをすっかり忘れていたよ。
 あとジークって出てきただけで子供の笑いをとっていたが、本当に出オチだけだったんだなあ(笑)
 

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2010年6月 8日 (火)

「銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)」

Hetaria  そういえば歴史の教科書に、日本と清が韓国に釣り糸を垂らし、ロシアが橋からそれを傍観しているという風刺画があった。
 ジョルジュ・フェルナン・ビゴーが描いた風刺画なのだが、他のことは全く覚えてないのに、そういうのだけは覚えているので余程心に残ってしまう絵なのだろう。
 この映画はその延長線上にあるといっていいかもしれない。
 世界の国々を歴史や国柄、文化、風俗等を元に擬人化した日丸屋秀和の人気コミックの映画化したものだ。
 もちろん、この手の擬人化や記号化は新しいものではなく、漫画だと青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」が有名で、登場人物が出身国のお国柄が人間になったような感じだ。
 それが一番面白かったのは冷戦時代で、ソ連が崩壊してからは昔の勢いは感じられない。
 この映画は宇宙からの攻撃という緊迫した状況を作り、各国の思惑が邪魔をして一筋縄ではいかないという話。
 こう聞くと物凄く面白いように感じるのだけど、金払って劇場で観ると、これがもうとてつもなくつまらない。
 宇宙からのピクト星人がやってきて、地球を真っ白にし、人々を真っ白なのっぺらぼうにしてしまう。
 吉田戦車の「戦え軍人くん」で手描きの簡単銃というのが出てきた。
 誰が得をするかというと描いている作者が楽だというオチなのだが、あれに近いものがある。
 しかし、漫画では笑えても金払って劇場に来て、そんなことをやられたらたまらない。
 もちろん、面白ければOKなのだが、微塵も面白くないから困ってしまうのだ。
 メインの話がつまらないのに、間に入ってくる小ネタが相乗効果でさらにつまらなく感じてしまう。
 本当なら小ネタは面白いはずなのに残念でならない。
 正直、映画化の必要があるのか激しく疑問だ。
 もちろん、ファンが多いので劇場版の企画があるのだろう。
 だから自分の知らないお約束の面白さがあるのかもしれない。
 だけど、ファンの人って、この作品観て本当に面白いのかな?
 いや、もちろん面白ければOKです…すいません。

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2010年6月 7日 (月)

「マイ・ブラザー」

Mybrother 成功した子役が大人になった時はイマイチというジンクスがあるのは、トレーシー・ハイドの例を出すまでもないだろう。
 今は「ハリポタ」のエマ・ワトソンが微妙なところに来ており、マニアの心をやきもきさせている。
 個人的にはエマニエル坊やじゃあるまいし、永久に子供のままでいてほしいとは思わないが、年相応の魅力を見せてほしいと思っている。
 ナタリー・ポートマンは「レオン」に登場した時は、そのかわいさからあっち方面の貴兄の心をがっちり掴んでいる。
 その後、スター・ウォーズではおてもやんのようなメイクのアミダラ姫を演じていたりしたが、ど~もイマイチというか理想的な大人の女優になっていないような気がした。
 しかし、この映画を観て杞憂に終わった。
 米軍大尉のサムは、妻グレースの良き夫であり、2人の娘の良き父親でもある。
 しかし、彼の弟トミーは問題ばかりを起こす厄介者だ。
 トミーが刑務所からの出所と入れ替わるように、サムがアフガニスタンに出征する。
 やがて、サムの訃報が届く。
 悲嘆に暮れるグレースと娘たちを前に、心を入れ替え、彼女らを支えていこうと決意するトミー。
 そんな彼にグレースと娘も心を開いていく。
 しかし、そこへ死んだと思われていたサムが生きて帰ってくる。
 家族との感動の再会!しかし、サムはすっかり別人になっていた…。
 「ある愛の風景」のリメイクしたらしいが、自分はオリジナルは未見。
 「ある愛の詩」は観たんだけどなあというベタなことは言うまい。
 トミーの人間が変わったのには理由があるのだけど、それが妙に生々しく、さらにはあまりにも平和なグレースと娘の日常生活とのカットバックで、効果絶大だ。
 ナタリー・ポートマンはグレースの役を演じている。
 あ~もうすっかり母親役を演じる年齢になってしまったんだねえ。
 彼女はうまく大人の女優になったみたいで嬉しい限りだ。(え、ひょっとして自分だけが知らなかっただけっすか?)
 彼女以外の出演はトビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール。
 ジェイク・ギレンホールはちょっと前にも出演映画を観たが、プロの役者は演じ分けれることを改めて実感!
 監督は個人的には大好きな「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のジム・シェリダン。

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2010年6月 6日 (日)

「告白」

Kokuhaku  最近観た2本の東宝の映画。
 これからその2本をとBと呼ぶことにします。
 Aはパンツに大麻を入れて捕まった男優の当たり役でお馴染みの最後の映画化です。
 これが今年観た中では大変つまらないものでした。
 主演が大きな事務所のタレントで、テレビ局が過剰な宣伝をしていても、私はこの映画を許せません。
 Bは湊かなえの小説の映画化です。
 Aを観にいった時に、Bの予告編を見せられて気分がブルーになってしまいました。
 話は担任クラスの生徒に娘を殺された女性教師が繰り広げる復讐劇です。
 タイトルから考えると、延々と話しているようですが、その通りです。
 ほとんどくっちゃべってます。
 それぞれの登場人物の違う目線によって真相が明らかになっていく設定です。
 単純なアクション映画でもないし、説明過多な映画でもありません。
 相当な集中力が強要されます。
 義務教育ではないので、わからない人は置いてかれます。
 だけど、大変面白いです。
 最後まで目が話せません。
 最初の娘を殺された女教師の告白から引き込まれます。
 演じている松たか子(B85-W59-H85)の淡々とした演技が凄まじいです。
 監督が「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」の中島哲也なのでポップなイメージ映像を期待してしまいますが、そんなものは皆無です。
 フラッシュバック的にショッキングなイメージ映像が使われています。
 映像も青みがかっており、北野ブルーがあるなら、これはもう中島ブルーといっていいでしょう。
 はっきりいって、へたなホラー映画よりも怖いです。
 見終わった後に爽快な気分には全くなりません。
 ですが、間違いなく今年の映画では上位に来ることは間違いがありません。
 共演は岡田将生、木村佳乃(B81-W58-H83)ですが、木村の弾けた演技も凄まじく、松たか子との2ショットは、迫力満点です。
 私は個人的に頭が悪いのに自意識過剰な中学生が大嫌いです。
 この映画は中学生に対して容赦なしのところがいいです。
 R-15なので、中学生は観ることが難しいかもしれません。
 しかし、この映画こそ中学生に観てもらいたいです。
 この映画を観て命の重さを知ってもらいたいわけではありません。
 ちょっとでも気分がブルーになってくれれば幸せです…なんてね。

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2010年6月 5日 (土)

「パーマネント野ばら」

Nobara  「いけちゃんとぼく」や「女の子ものがたり」など最近やたらと映画化されている西原理恵子の漫画だが、これも彼女の同名作品の映画化。
 海辺の田舎町を舞台に、離婚して出戻ってきた子持ち女性とその友人、そこに住むずぶとく生きる人達の話だ。
 話題は菅野美穂(B81-W57-H82)の8年ぶりの主役を演じることだろう・・・って「パンダフルライフ」は無視っすか?
 言われてみれば、すっかり御無沙汰状態で、自分的には例のヌード写真集騒ぎ以来久しぶりに見たかもしれない。
 今まで西原漫画の映画化を観てきたが、この作品が一番面白い。
 傑作になるはずだったが構成のまずさで、イマイチだった「いけちゃんとぼく」の無念さをはらしてくれた。
 とにかく男運のない女のダメさ加減とやるせなさが、笑いを交ぜながらうまく描かれている。
 それを見てバカだなあと思うのだが、心の奥底には他人事ではないものがあるのだ。
 最後の展開はちょっと怖いが、一途な想いが伝わってきて良し。
 共演の小池栄子(B91-W-59-H87)は、ハマリ役。
 やっぱり彼女は主役より脇で光るタイプだ。
 池脇千鶴(B80-W55-H85)は、あまりにも地味すぎて最初誰かわからなかった。
 夏木マリ(B88-W60-H88)が「髪がかり」に引き続き美容師を好演。
 監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八。
 主人公の実家の美容室にパンチパーマをかけているおばさん連中がいるのだが、劇中の時代設定がいつくらいかわからないが、昔の女の人って、やたらときっついパーマをあててたような感じがするのだが、あれは当時の流行なのか?

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2010年6月 4日 (金)

「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」

Persiaof  古代ペルシャを舞台に父王殺しの濡れ衣を着せられた王子が、時を戻すことができる“時間の砂”を使って真相を解こうとする冒険物語。
 ディズニー×ジェリー・ブラッカイマー製作なので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を思い出す人もいるかもしれないが、海が砂漠になっただけでノリは同じだった。
 本当にひねりのない話で、見ている分にはアクションも適当に盛り沢山で面白いのだが、あまりにもテンプレートな作りにはちょっとがっかり。
 まあ、ディズニーの映画なので、明るく楽しい当たり障りのない話展開は当たり前か。
 悪者の企みも、時間の砂を使うより、普通にやった方が効率いいじゃん!と思うのだが、アクション映画の登場人物は深く考えて行動しないしね。
 出演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール。
 監督は「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル。
 続編もできるような終わり方は、お約束っつうことで。

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2010年6月 3日 (木)

「ヒーローショー」

Heroshow  将来の展望が見えない中途半端な生活を送っている専門学校生で芸人志望のユウキは、元相方の先輩・剛志の紹介で、ヒーローショーの悪役のアルバイトを始る。
 ところが、剛志の彼女を、バイト仲間のノボルが寝取ったことが発覚。
 怒りが収まらない剛志は、ノボルとその仲間をシメるが、ノボルも自衛隊上がりの凶暴な男を引き入れ報復!、
 暴力は次第にエスカレートしていき、とんでもない事件に発生する…。
 随分前のことだが、自分は昔、信号待ちをしていたら、前の車から鉄パイプを持った男が数人降りてきて、歩道を歩いている人に殴りかかっているのを見たことがある。
 さすがに予想もしない展開に、警察に通報とか頭が回らず、その場を離れるのが精一杯だった。
 今までの人生でこれより怖い体験はない。
 こんな風に日常の暴力はには全く無抵抗な自分だが、映画の中の暴力は大好き!
 そりゃあ身の安全が保障されていて他人事だからね。
 この映画の、暴力はきっかけは他人から見たらどうでもいいようなことだ。
 もちろん、怒りの沸点は人それぞれだし、確かに恋人を寝取られたら怒るのも当然だ。
 それはもう理屈ではない。
 前半の暴力のエスカレートは正直面白い!
 妙な緊迫感があって、どこまで行くんだろうと思ってワクワクしてしまう。
 そう前半までは。
 後半から失速!
 それぞれの登場人物の私生活の悩みなどが中心となっていく。
 本当はそこにリアリティがあるはずなのに、不思議なことに、全くそう感じない。
 深読みすると、後半は心理的などん詰まり感を出そうとしたのかもしれない。
 もし、そうだとすると、そこまで至ってないような感じで残念。
 出演は若手お笑いコンビのジャルジャル。
 監督は「パッチギ!」の井筒監督。
 比べても仕方ないが、同じ暴力映画なら北野武の「3―4X10月」の方が好きかな。

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2010年6月 2日 (水)

「ONE SHOT ONE KILL 兵士になるということ」

Oneshotonekill  やっぱりかっこいい映画ファンは、キューブリックの映画は「2001年宇宙の旅」が最高!と言うのだろうけど、自分は断然「フルメタル・ジャケット」だと思っている。
 「2001年宇宙の旅」はリヴァイバルの時には劇場で観るようにしているのだが、4回目で実は特撮は凄いが話がつまらないという結論に至った。
 本を読むと色々な解釈が展開されているが、それはただ深読みしているだけではないかと想ってしまうのだが、その時点でかっこいい映画ファンとは言えないんだろうなあ。
 「フルメタル・ジャケット」は前半が訓練、後半が戦場という構成なのだが、自分が好きなのは前半だ。
 普通の人が兵士になっていく様子が凄まじく、教官の罵声が、リズムがあって心地よく、観ている自分が洗脳されてしまいそうな感覚に陥ってしまう。
 もちろん、これはフィクションなのだが、実際がどんなものか興味津々!
 だけど、実際に見学ツアーがあるわけもなく、あきらめていたら、この映画の登場だよ。
 この映画は米海兵隊の新兵訓練のに密着取材したものだ。
 顔にニキビのあるまだまだ若い男女が12週間で兵士になるため徹底的に訓練される様子を追いかけたドキュメンタリーだ。
 期待していた「フルメタル・ジャケット」の世界は、リアルな世界でも存在しており、何と、入隊前の若者を出迎える時に、いきなり夜明け前から近所の迷惑顧みず、罵声が飛びまくっているのだ。
 訓練中も怒涛のごとく言葉で責められ、「フルメタル・ジャケット」の世界は実在することを実感!
 しかし、よくよく考えると人を教育するにおいてはよくできたシステムで、とにかく体で覚える&余分なことは考えない(考えさせない)ことは場合によっては必要であることを改めて知る。
 だから、今はどうかは知らないが、便器を手で洗う全寮生の学校や、どこかのヨットスクールは理論的には正しいのかもしれない。
 そもそも、アニメの主人公じゃあるまいし、悩みながら戦っていたら死ぬっつうの。
 生きるため、上からの命令を遂行するためにはマシンのようにならないといけないのは当然だろう。
 また、こういう様子を見て、戦争の賛否について語るのは無意味なのでやめたい。
 背景に何があろうと選択するのは本人なのだから。
 監督は藤本幸久
 この映画を見た後、店での会話が無意識に叫んでいるのに気づく。
 あちゃ~もろ影響受けちゃってるよ。

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2010年6月 1日 (火)

「今、このままがいい」

Imaii  母親の葬儀の後、異父姉妹の二人が、幼い頃に自分を捨てた父親を探す旅に出る。
 性格の違う二人は衝突しまくりで、あげくの果てに自動車で本当に衝突したりしながら、秘密の多い父親の人生を探っていく。
 よくありがちな話で、最後は仲良くなって終わりかなあと思ったら、意外な展開で、普通だったら絶対にギャグなのにじ~んとくるのは演出の妙だろう。
 監督はプ・ジヨンで女性だそうな。
 ベタな話が多い韓国映画だが、時々思いも寄らないものが出てくるんだよなあ。

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