「劇場版“文学少女”」
本のページを破り、文字どおり食べてしまうほど文学が好きな女子高生・天野遠子に、半ば強引に文芸部へ入部させてしまった井上心葉。
それから1年、井上心葉がトラウマとなっている原因であある少女との再会がしたことにより、運命が動き始める…。
小説の映画化らしいが、自分は未読。
だから予告編を観てラブコメだと思っていたら、実はメンヘル系の話展開に驚いている。
「銀河鉄道の夜」を含む宮沢賢治の小説がモチーフになっているのは面白く、「半分の月が出ている」でもそうだが、宮沢ネタはそれだけ魅力的なのかもしれない。
ただ、本のページを破って食べているのはキャラ設定的に面白いが、あまり話筋に関係あるとは思えず、おそらく原作を読んでいると何かあるのかもしれないが、未読の自分にはよくわからなかった。
話筋に必要性のない登場人物もファンサーヴィスなのだろうが、ちょっとわかりにくい。
声の出演は、花澤香菜、入野自由、水樹奈々など。
しかし、実際に「私は文学少女よ」と言われたら、ただの痛い奴にしか思えないだろうなあ(笑)
映画だから雰囲気でそれ程不自然に感じないが…。
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