「劇場版 ブレイク ブレイド 第一章/覚醒ノ刻」
化石燃料が無く、「石英」と「魔力」を動力源とする文化が発展したクルゾン大陸。
そんな世界において、魔力を持たないライガットは、学生時代の友人であるクリシュナ国王ホズルから、隣国のアテネス連邦による領内侵攻と、その前線指揮官が3人の親友・ゼスであることを知らされる。
そんな中、王都で発掘された古代のロボットが通常のゴゥレムと異なり、魔力では動かないのに、ライガットが乗り込むと、起動するのだった…。
吉永裕ノ介の異世界ファンタジー・ロボット漫画を全6部作で劇場アニメ化で、その第1弾。
上映時間50分でシリーズ物というと「空の境界」を思い出すが、自分はこの手の方式はありだと思う。
入場料さえ見合えば、1時間程度の映画は賛成だ。
実は原作とか知らずに観たのだが、意外に面白い!
いきなりロボットに乗って戦うというのが、ガンダムか?とツッコミたいところだが、もうこれはお約束っつうことで(笑)
しかし、昔は地球が舞台の話が基本だったのに、今は異世界が舞台が多く、設定がしっかりしていないとダメなのだけど、そこらへんはきちんとしているのを今更ながら実感!
その意味では、この作品は<当たり前である機械で動くロボット>が異物であることが面白い。
人間関係も正にのっぴきならない状態で、その葛藤をいかに描いていくかが、これからの期待だ。
最後に、"御来場者デジタル"特典がもらえるQRコードがスクリーンに映し出されるのが面白い。
ただ、相当短い時間なので、携帯の起動をしているうちに終わる可能性もあるので注意!
普通、映画館での携帯電話の使用は禁止なのに、思いっきり奨励しているのが笑えるが、これは常識ある人の場合のみ有効ということを忘れてはならない。
あ、ちなみに自分はクリシュナ国王ホズルの声だった。
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