2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「ビッグ・バグズ・パニック」 | トップページ | 「カティンの森」 »

2010年3月 3日 (水)

「人間失格」

Ningenshikkaku  「人間失格の方はこちらで~す」
 劇場の人ももっと言い方を考えてほしいがチケットを購入する時に「人間失格1枚」というのも屈辱的だ(笑)
 昨年から太宰治生誕100年ということで、複数本の映画が公開されたが、そのラストを飾るのが、多くのファンが多い「人間失格」だ。
 自意識が強く繊細ゆえに社会とうまく折り合えない資産家の息子、・大庭葉蔵は、6歳年上の堀木という男と知り合い、酒に溺れ、放蕩三昧!
 しかし、女にはモテモテ…ってやっぱり人間は金持ちに生まれないとダメだなあと強く感じさせる。
 というか、主人公の悩みは正に文字どおり贅沢な悩みでしかなく、全くもってどうでもいいことなのだ。
 ここらへんが理解できるかどうかが肝であり、もし理解できなければ面白さがわからない。
 自分は主人公には微塵も共感するものがないが、痛い奴として見ているとこれ程面白いものはなく、例えば心中未遂で自分だけ助かって、あまり懲りていないダメっぷりが良い。
 ただ女には不自由しないのがよくわからない。
 お金持ってるから…というより毒気に当たったからか?
 出演は映画初出演・初主演の生田斗真。
 意外に悪くなかった。
 彼をダークサイドに導く堀木役は伊勢谷友介。
 森田剛は中原中也を演じているが、これは映画のオリジナルだ。
 女性出演陣は寺島しのぶ(B80-W60-H83)、石原さとみ(B82W58-H82)、小池栄子(B91-W-59-H87)、坂井真紀(B80-W56-H86)、室井滋、大楠道代、三田佳子とやたらと豪華!
 ただ生田斗真や森田剛を目当てで観にいくと、全くもって不親切な話展開についていけなくなるかもしれないので注意!

参加してます。よろしくで~す
   

« 「ビッグ・バグズ・パニック」 | トップページ | 「カティンの森」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「人間失格」:

» 人間失格 [LOVE Cinemas 調布]
昨年から続く太宰治生誕100年を記念した作品の一つ。いわずと知れた代表作「人間失格」を原作としている。酒や女に溺れて破滅していく悩める主人公を描いている。主演は生田斗真。共演に伊勢谷友介、寺島しのぶ、石原さとみ三田佳子ほか超豪華な俳優陣が名を連ねている。監督は『赤目四十八瀧心中未遂』の荒戸源次郎。製作総指揮を角川歴彦が務めている。... [続きを読む]

» 「人間失格」生まれて すみません [soramove]
「人間失格」★★★ 生田斗真、伊勢谷友介、寺島しのぶ、小池栄子主演 荒戸源次郎 監督、103分、 2010年2月20日公開、2009,日本,角川映画 (原題:人間失格 )                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 「人と人との間を漂うように 強い意志で自分を持たないという自意識、 太宰治生誕100周年を記念して このところ太宰作品の映画化が続いているが どれも解釈は新しく面白いが この作品... [続きを読む]

» 「人間失格」 [ひきばっちの映画でどうだ!!]
                                   「人間失格」 ユナイテッドシネマ豊島園にて。 監督・荒戸源次郎 原作・太宰治 原作モノですな。 しかも、超有名。 こまりましたな。読んだことありませんm(__)m。人間失格です。 一言、もう少し、一つ一つのエピソードを丁寧に描いてほしかったな〜・・という感じですかね。 なにしろ原作未読なもので、比較できないのだから仕方がない(居直ってどうするんだ(笑) しかし、原作未読者には未読者なりに、純粋に映画単体を評価できるという利点... [続きを読む]

» [映画][2010年]人間失格(荒戸源次郎) [タニプロダクション]
角川シネマ新宿 原題:人間失格  日本映画 監督:荒戸源次郎 脚本:浦沢義雄 鈴木棟也 撮影:浜田毅 音楽:中島ノブユキ 主演:生田斗真 原作:太宰治 公式サイト:http://www.ns-movie.jp/ 製作総指揮:角川歴彦 配給:角川映画 点数=☆☆☆★★ 人間失格・桜桃 (角川文... [続きを読む]

» 人間失格 [映画的・絵画的・音楽的]
 『人間失格』を渋谷のシネセゾンで見てきました。  このところ太宰治の作品を原作とする映画がいくつか制作されており、『パンドラの匣』と『ヴィヨンの妻』は見たので、やはりこの作品も見ておこうということになりました。 (1)この映画は随分と配役陣が豪華だというのが、マズもっての感想です。  なにしろ、葉蔵役の生田斗真こそ映画初出演で初主演ですが、その悪友・堀木を演じる伊勢谷友介はNHKドラマ「白州次郎」での活躍がありますし〔そのときの素晴らしい演技から、今度の堀木役を見ても、白州次郎の感じがしてしま... [続きを読む]

« 「ビッグ・バグズ・パニック」 | トップページ | 「カティンの森」 »